いよいよ欧州旅行本編も10回目。
今日は、ドイツ、オーストリアを回って気になった、2、3点について。(これを言い出すとたくさんありすぎてキリがない気がするけど)どうしても言いたい何件かについて。
1、自転車乗りがとっても優遇される文化ということ。とくにオーストリア。
歩行者用の歩道、車用の道路の他に、自転車専用道路がある。
日本の場合、とくに都内だと、ただでさえ狭い道路で、路駐してる車も多いものだから、自転車だとあぶなっかしくて。かといって、もっと狭い歩道を走るわけにはいかないし。たくさん歩行者がいるし。
しかもオーストリア、電動自転車が必要ない。
外国人の英会話講師に、いくら電動自転車の利点を説明してもイマイチ通じなかった意味がわかった。
そもそも、坂がないから。
飛行機から見たオーストリア。
街はどこまでも平ら。坂も山も見えない。そして道路も広い。
完全に都市開発の勝利だな。
自転車どころかキックスケーターもスケボーもしっかり通勤の足として使われている。
(キックスケーターに乗って通勤する中年、初めて見たし。。)
そりゃ、これだけ平らで広い道路ならねぇ、わたしだってローラースケートで通勤したいよ。
画像はwikiからですが。(キックスケーター)
ふだん港区/品川区/目黒区をウロウロしてると3分に1回は坂が目の前に現れるからね。遭遇率はスライム並みだよね。(しかも魔王レベルの巨大坂ばかり)。坂だけで電動自転車、ほぼ毎日充電しなきゃならないくらい消耗するからね。
オーストリア、駅のホームでもスケボーに乗ってるのがびっくりしたけどね、日本だったらこれはお叱り案件だよね。おおらかだなぁ。まぁ、あまり人もいないしね。
そもそも、人口密度が日本の人口密度は335人/km2、オーストリア104人/km2だもんね。日本のラッシュの混雑が異常なんだよ!!
おおらかといえば、電車の中に大型犬を乗せられるところもすごい。(盲導犬というわけではないのに)
(遊園地の汽車ポッポみたいな内装ですがこれは地下鉄です。)
そういや、まるごと1つ、工事中だからって駅ごと潰して電車が素通りしてたっけ。周囲に住む人たちのために、駅の一部は営業するとか無いのね。やることがダイナミックだよなぁ。だれも文句言わないのもすごい。そういうカルチャー??
駅のホームにて。犬と目があったら近寄ってきた、人懐こいなぁ。しかし大型だからちょっと怖いんだよね。。
日本の都心でよく見かける、小型犬(チワワ、ポメラニアンなど)をつれた人は見かけず、中型犬や大型犬ばかりだった。
やっぱり、人間が大きいから、ペットも大型が多いのかな?住宅事情もあるかもしれないけれど。
でも、住宅事情はよくわからないけれど、ホテル事情には一言申したい。
今回、宿泊先を探すのにとても苦労したのよ。
気になった点その2,「ホテルはシングルやダブルばかりで、ツインルームがない」
まぁ、ここが、我々が泊まったホテルなのですけど、ベッドが狭いんですよね〜!
嘘です。(レジデンツの画像流用)
本当はこちらです。
はい、これはハリウッドツインタイプの部屋ですね。あいかわらず、ベッドは狭いですが。。実際に宿泊したのはこのお部屋です。探すのが本当に大変だった。(Tさんありがとうございます)
ヨーロッパ、一人旅かカップル旅かの2択しかないのか??
友達同士でワイワイ、同じ部屋でおしゃべりしたりお菓子を食べたりということは想定していないのかもしれない。不思議な文化だ。。。家族旅行はどうしてるの??まぁ、ヨーロッパの人たちから見たら同性の友達同士で旅行している私たちの方が不思議に見えるのかもしれないが。。
まぁ、たしかに、信号までカップルだからね!オーストリア!ええい!この!リア充の文化め!(笑)
青信号。女子が男子の手を引くのね。。そういうカルチャー??
でも男子の方が猫背っぽいから、
「おじいちゃん大丈夫?手を引いてあげましょうね (孫)」
的なイメージがしないでもない。(じゃあハートマークは何なんだよ!!)
はい、この、室内で黒ヘルメットをかぶってる変な人は私なんですが。
いや、体力的精神的に髪をブローする余裕が無かったんですが。
いや、多分、ヨーロッパの水質が髪に合わなくてこんなことに。
ゴワゴワしてるのは髪だけじゃなくて、タオルも。この大きなタオルはバスタオルではなくボディタオルなのですが、洗いにくいったら。
バスタオルなんてもう、扱いきれない、分厚くて、大きすぎて。これは絨毯かな?
これらの分厚いタオルで、小さなシャワールーム内で体を洗うのはひと苦労だった。
感覚的には、シャワールームは公衆電話ボックス的な狭さ。アジア人より体の大きなヨーロッパの人々は、どうやってあの小さな箱の中で体を洗っているのだろう??
日本のホテルの大浴場だの露天風呂だのを当たり前と思ってるとビックリだよね。。日本だけなのかしら、風呂にこだわるのは。
まぁ、日本は湿気がありすぎて、毎日風呂に入らなきゃ、やってられないって事情はあるにしても。。(乾いた欧州から帰国したら空気が湿気を含んで重苦しかったよ)
今までカナダや中国にも行ったけれど、ホテルの風呂設備とベットの大きさは日本が一番大きいのよね。。。そういうカルチャー??
たぶん、海外は、ベットを狭くしてでも、部屋を広く見せたいのだろうなぁ。
その3、アジア人の見分け方。
コスプレにしか見えない、客の呼び込みの人。
ひと目で私たちが日本人だと見抜いて、「こんにちは!」と、声をかけてくる。
ドイツ、オーストリアには日本人のほか、アジアの観光客がたくさん訪れている。それなのに、正確に私を日本人だと見抜く。
こんなコスプレでも、こういう街にジャストフィットですよ!むしろ、コスプレじゃない私たちが浮いてるよ!日本の江戸時代に、洋装で迷い込んだ未来人みたいですよ。
欧州の人が、顔つきでアジア人を見分けてくるとは思えない。
わたしは昔、上海に行った時、現地の人から中国語で話しかけられたことがあるし。
おそらく、「行動」で見分けているのだと思う。
ざっと見た感じ、中国人はツアーで、団体で動いてることが多い気がするし。
少人数の同性の友人同士で連れ立って歩いてるのは日本人なんじゃないのかな?
わたしはそんなふうに推理してるんだけど。。。
書きたいことがありすぎて、日記がぜんぜん追いつかない。。シュテファン寺院も書きたい。
(もちろんそのあとレジデンツやシェーンブルン宮殿も書くよ!)