標高1356mの駒ヶ岳山頂。
そこにあるのは、箱根神社の奥宮、神山をご神体とする「箱根元宮」だ。
(ロープウェイから山頂駅を見上げて撮影した)
この箱根元宮へは「駒ヶ岳ロープウェイ」で行くことができる。
ロープウェイから見える芦ノ湖の風景は、絶景である。
箱根元宮のある山頂は1356m。ロープウェイでたどり着く山頂駅は1327m。
そのため神社前には急な階段を登る必要がある。
(けっこう、絶望感溢れる絶壁の階段だよなぁ)
この箱根元宮には不思議な言い伝えがある。
神が白馬に乗り降臨したという大きな岩、
白馬が降り立った際にできた穴からは決して枯れることのない水をたたえるという。
そして、神社の横に広がる、謎の古代祭祀遺跡。
ストーンサークルではないかというウワサもあるようだ。
その古代遺跡群から見る富士山は、これまた絶景である。
、、、というミステリアスなエリア。
わたしの厨二心がうずきだすというかムー(←雑誌名)信仰にチクチク刺さるというか。
かなり魅力的な場所ではあるのだけど。
普通は行かないよ、大雪が降った次の日になんて。
メチャクチャ寒い中、春の軽装で行くなんて。
雪で溶けたぐちゃぐちゃの山道を春の軽いシューズで歩くとかね。
普通はありえないよ。
なのに行くんだな、我々。
(なんでだろう。。計画変更しようとか思わなかったんだろうか。あとで冷静に振り返ってみて思う。)
なぜならロープウェイが動いているからだ。
可能な限り計画は実行するのだ、ここまでくると狂気かもしれない。
(じつはこの前日、もっと狂気の極寒旧街道わらじ踏破もしてるんだよな)
。。あああ。ここを歩いていくのか。。。。
空が青すぎて、群青色に写ってる。
そういえば、エベレストのような高い山々では
空気が薄すぎて、空が宇宙の色(群青)そのままに見えるって
聞いたことがあったっけ。。
あれ?わたし死ぬのかな?(笑)ちょっと、俗世から離れすぎてる光景だよ。(凍死)
なぜ登るか、とか言わない。なぜなら目の前に階段があるからだ。
無の境地でたどり着いたそこは
神々しいまでの鳥居。
いるわ。
絶対神いるわ。これ。
(疲れすぎてハイテンションになっている)
4月の風景じゃないよ、ママン。。。
っていうか、誰ですか、雪で謎の儀式(遺跡)を作ってるのは。
謎の古代遺跡は、賽の河原っぽい。
そして、極寒。
とにかく極寒。
そしてここでも、
極寒だと、絶景の富士山が撮影できる法則が発動。
おまけ画像
駒ヶ岳ロープウェーのマスコット「招きのコマちゃん」
招き猫かと思いきや、「馬」なのだそうな。
駒ヶ岳だからね。。
富士額の猫、いや、馬。