風薫る5月、暑くもなく寒くもなく(と、思っていた)
飛行機の遅延もなく(と、信じていた)
晴天続きで(と、思っていた)
きっと英語が通じる(と、思っていた)
安全(だと思っていた)ドナウ川を川下りして
日の長いサマータイムのヨーロッパを朝から夜まで堪能してきました。
注1:すでに不穏な文章がありますが、気にしないでください。
注2:生きて帰ってきたので全てがノープロブレム。
撮影した写真だけでも500枚を超え、そしてその1枚1枚に感動と驚きが詰まっている濃厚な旅行をどうやって日記にしたらいいのか。。う〜ん。。全部伝えるのは無理だな〜。
とりあえず本日は旅の概要を簡潔にまとめて書き込んでおきます。
5/18(土)
羽田空港 NH5851(ルフトハンザ) → ミュンヘン (12時間)
5/19(日)
ロマンティック街道をバス旅行
中世の古城(ハールブルク)&中世の街(ローテンブルク)、クリスマス博物館
5/20(月)
ノイシュヴァンシュタイン城とバイエルン王博物館
5/21(火)
ミュンヘン中心部をブラブラ
(レジデンツ、マリエン広場、アルテ・ピナコテークなど)
5/22(水)
ミュンヘン LH2328 → ウィーン(1時間)
午後、シュテファン寺院、ケルントナー通りをブラブラ
5/23(木)
シェーンブルン宮殿、美術史美術館、国立オペラ座でバレエ鑑賞(海賊)
5/24(金)
ヴァッハウ渓谷ドナウ川クルーズ、メルク修道院、デュルンシュタイン観光
5/25(土)
もうね、たったこれだけ書いただけでもどういう経緯でこのツアーに決めたか、とか、実際何が起こったかとか、走馬灯のように1シーン1シーンが蘇ってきて、きっと人生の終わりもこんな気分になるんだろうか、と(大げさ)。
現在は東京の生活を謳歌しているのですが
帰国してすぐ、都内の居酒屋に行く機会があったのです。
そのとき、衝撃を受けたのですよね。
自分がどんな国に住んでいて何を普通と思っていたのかを。
これ、なんてことない「ポテトフライ」に見えると思うんですけど、
実はこれはものすごく手間がかかってて、
食べやすくポテトを切った上に油で揚げて、スパイスとハーブで味をつけるという
すごい手間暇が(略
なんてことないおつまみに見えても、
「豚すね肉、豚タン、豚耳の煮汁で固まるプルプル天然コラーゲンテリーヌ」なんですよ。
さまざまな歯ごたえやら食感やらを重視してるんですね、このクオリティを安値で、フツーの居酒屋で、しれ〜ッと出してくる、日本、ジャパン、ジパングよ。。。
(むせび泣き)
ちなみにドイツ。
これで1人ぶん。(皿の隣に 10円 50セントコイン置いてみた)
ビール(リットル単位)に合うように濃ゆ〜い味付けで、
巨大肉と、謎の肉団子とジャガイモボール(dumpling)添え。
さらに豚の皮をカリカリに焼いたやつが肉の上に載ってるのね。
ディスってない、ドイツのことをディスッてるわけじゃない。
街とか文化とか、定住したいくらい好きなんですよ。
でもなぜか口内炎と胃もたれが-------治らない。(帰国して完治)
ステーキの付け合わせを謎の肉団子(大)にしなくていいじゃん?
ジャガイモ団子も肉団子もステーキも全部同じ味付けにしなくていいじゃん??
さらにコレに大きなプレッツェルが付いてくるとか、もうプレッツェル、一生分食べた気がする。
この国、プレッツェルが「ご飯」ですから!
ちなみにウィーンの場合
あっ!ちょっと繊細になった!
お隣どうしの国なのに、あら不思議、
人の気質も食文化も違う-----
でも、レストランのお姉さん、綺麗だったよ(ドイツ)
「綺麗な服ですね、写真に撮ってもいいですか?(英語)」
「あら、服じゃなくて、わたしが綺麗なのよ!笑笑(英語)」
という応酬の果てに撮影させていただいたものです。