長い。
プロローグが長い。
いったいいつ本編が始まるのか。さっさと城に観光に行け。
でももう、この年齢になると「衝撃!」とか「初めて」とか、もうなくて、見るもの聞くもの体験するもの全てが斬新!新鮮!びっくり!なんてことはないので、この旅行はめったにない良い機会だったんだよね、「全てが刺激的な毎日」。
思春期かよ。
今回は、
日本にあってヨーロッパの街にないもの
逆にヨーロッパの街にあるもの
水事情
トイレ事情
チップ事情
ドイツのケーキ
の、6本立てでお送りします。はたしてぜんぶ1回の日記で収まるのか?
あと、有名ガイドブック「地球の歩き方」の読み方がやっとわかった。という記事もいつか書きたいんだけど。
まず、ヨーロッパの「素敵な街並み」をご覧ください。
こんなかんじの建物がえんえんと、ずらりとならぶ、壮観な様子を。
あら素敵。19世紀の街並みがそのまま残ってる。素敵なんだけど、でも、
はい、みなさんお気付きでしょうか?
そうです、そうですね、そう、「生活感」が全くありませんね。
わたしの定義する生活感 = コンビニ、100均ショップ、(庶民的な)スーパー、自動販売機、チェーン系ドラッグストア
まるで欧州版「太秦映画村」や「日光江戸村」にでも迷い込んだような、タイムマシンで間違った時代に来ちゃった感が否めません。助けてドラえも〜ん!
まだね、ロンドンにはあったんですよ。コンビニやスーパーが。でもミュンヘンやウィーンの街なかでは見かけないんです。そういうお店はどこにあるのかというと、「地下」とか「駅地下」にあるのです。外には出ていないのです。飲み水を探すのにもひと苦労。まず、地下世界への入り口を探せ!(そこにシャンバラがある!笑)
水とトイレはタダではない。
(無料なのは空気と愛だけなのね〜笑)
まず、ドイツ旅行が決まった時、飲み水をいろいろ調べて行ったんですよ。
軟水と硬水があるから、軟水の種類はどれかな?って。
ドイツの水といえば。。。
(画像:Amazon商品ページより)
しかし、実際、現地に行ったら「軟水」とか「硬水」とか、もはやどうでもよくなった。すべては、
炭酸か、炭酸じゃないか、それが問題だ!!
Sparkling water, or not sparkling water...that is the question!
炭酸水の表記には、
mit Kohlensäure
Sprudel
Classic
Spritzig
Midium
Mild
いろいろあるんですよ。これぜんぶ炭酸水。
だまされたのは「Mild」。マイルドなんだから、炭酸抜きだと思うじゃない?これ、「微炭酸」なんですよ、マイルドな炭酸なの。
ようするに、微炭酸、フツーの?炭酸、もっと炭酸、すっごい炭酸、メッチャ強炭酸みたいな種類がある、というか、なんでそんなに炭酸水に種類が必要なの?
個人的には炭酸水は好きですよ。暑い時に飲むと、スッキリしていいよね。
でも私は単純にホテルの部屋のポットでお湯を沸かして日本から持って行った緑茶が飲みたいんですけど。炭酸は困る。このときのドイツの最低気温は13度ですから。
(そして日本に帰国したら33度の猛暑日だったっていうオチ)
お店で、ペットボトルの水を手に取ったら5本に4本は炭酸水って高確率、むちゃくちゃでしょ?(ちなみに、炭酸が入ってない、という表記はOhneとかStillね)
いやまぁ、サイアク、炭酸水でも沸かせばお湯になるけど、何かイヤなんだよなぁ(わがまま?)
トイレ問題。
ユーロなんですけど、意外にコインは重宝するんですよね、
レストランでウェイトレスやウェイターにチップを渡す(10%)、
ホテルのスタッフに渡すチップとか。
ちなみに今、1ユーロ = 125円くらい。
地球の歩き方HPより(画像)
いろいろコインには種類があるけど、けっこう重宝するのは1ユーロ(ホテルの部屋に置いておいて、ベッドメイクするスタッフに渡す)。
そしてとっても重要な50セント硬貨(0.5ユーロ)。
いやもう、50セント硬貨(だけは)死守せよ!
トイレに入る時に必要なんだよね。トイレは有料。
50セント払わなきゃ、トイレの入り口にたどり着けない仕組みになってる。
両替所がトイレの近くにある(こともある)。
だからここで、日本ではあり得ない、謎の会話が発生する。
「あ、こまかいコイン持ってるから、わたし、トイレおごりますよ〜」
。。。よけいなおせっかいかもしれないけど、「トイレ緊急事態」って、きっと人生に何度かあると思うんだけど、もう、我慢できなくてトイレに駆け込みたいのに、財布の中を覗いて、「あっ!コインがない!近くに両替所もない!」ってとき、この国の人たちはどうしてるの??そこはかとなく。。。いやメッチャ心配なんだけど。。。世界は謎に満ち満ちてるぜ。。。
まぁ、でも全てのトイレが有料なのではなく、コツを掴んでしまえば無料のトイレには入れるんだよね。外にある公衆トイレ的な場所は大抵有料。でもいったん施設内に入ってしまえば無料の場合が多い。
トイレは城の中に入るまで我慢しよう!(笑)
きっと、タダの場合、城や美術館の入場料でトイレ代を賄ってるんだと思う。トイレ代込みの入場チケットなんじゃないかな。
ああ、ドイツのケーキまで紹介しきれなかった。。また次の機会に〜