3つ前の日記で「表参道がいちごさんどうになっていちごに狂ってる」と書いたけれど、狂ってるのは私の方だったかもしれない。
見渡す限りのいちご畑(ハウス栽培)
白くて酸っぱいように見えてもれっきとした甘〜いいちご、ミルキーベリー
と、
栃木県といえばこれ、酸味のあるとちおとめ
を、交互に口の中に入れ続ければ
酸っぱい → 甘い → 酸っぱい→ 甘い → 酸っぱい→ 甘い → 酸っぱい。。。。
永久機関で無限に食べられるんだよね。気づいてしまった。
チョコとポテトチップス永久機関のあの原理が応用できるんだね。
(甘い → しょっぱい → 甘い → 無限)
栃木県はいちごの季節だけでなく、通年いちごで狂っている。
県庁所在地:宇都宮駅ともなれば、あれもこれもどれもこれもいちご模様で溢れているのであった。
(いちいち画像に撮ったけど多すぎて日記に上げるのを断念したよ)
狂気の自動販売機の前で、地元の友人から衝撃的なことを聞いた。
「知ってる?鹿沼がいちご市になりたがっている。」
(注:鹿沼は宇都宮の隣の市)
何それ、、、ニワカには信じられないんだけど、でも、過去、由緒ある喜連川と氏家が「さくら市」になっちゃった悲劇があるからなぁ、、気が抜けないっていうか、、、
マサカとは思うがいちごに狂ってる町ならば何をしでかすかわからない。嘘でしょ?嘘だと言って。
「私、いちご市の出身なんです(ハート)」みたいなキラキラ自己紹介したくないよ。
体重はいちご4333個分です♪ なんてキティちゃんかよ。
だいたい、鹿沼がとちおとめでいちご市を名乗ろうもんなら紅ほっぺ/あまおう/章姫 連合軍が黙ってないと思うんだよね。最悪いちご戦争だね。
栃木県は小山にあるいちごの里
いちごハウス150棟を筆頭にいちご専門みやげ屋からいちご専門レストラン、いちご専門カフェなんでもござれのいちご戦争前線基地なのだ。
今日はここにいちご狩りに潜入している我々。(忍びか?)
もちろん同じ県内のこの小山市だって当然いちご戦争に参戦してくると思うんだよね。
なにしろ、いちごの種類がすごい。
(なるほど、一年中いちごが楽しめるから通年いちごに狂ってるのだな、栃木県)
勝手にいちご市を名乗った鹿沼の市民だとわかったら殺されてしまうかもしれない(そんなことはない)。
この手書きの手作り感あふれるいちご地図よ、、
(当然、地図中のカーンズもいちご一会もマルシェもアンジェフレーぜもクレープ屋さんもいちごだらけだから、覚悟してね?)
さて、ミルキーベリー&とちおとめの永久機関の後はお待ちかね、レストランでのメインディッシュのいちご料理だ。
(ここまで書いて大概自分もいちごに狂ってるんだと再認識した)
宇都宮駅のいちごの里でもスイーツは食べられるけれど、
本店はスイーツの種類も豊富で大量!(もちろん全部いちご)
画像:マルシェにて
ちなみに、以前わたしは宇都宮駅のいちごの里で撮影リミット10秒の「天使のパンケーキ」を食べたけれども、こちら本店では黒い「堕天使のパンケーキ」も存在するという、、当然いちごが添えられている。しかもいちごが増量されている。
画像:カーンズにて
いちごの里内にはいくつか店内で食べられる店があるのだけれども、我々がランチしたのはこちら、
アンジェ・フレーゼ
こちらでは、いちごを使った珍しい料理が食べられるんだよね。
スイーツ以外にいちごって、、使えるの?
立派なピザ釜で焼き上げられてきたのは、、、、
いちご、生ハム、ルッコラのピザ
そしていちごピザがあるならば当然、いちごパスタもこの世には存在するのである。
いちご、生ハム、ルッコラのパスタ
まぁ、桃とモッツァレラとか生ハムメロンとか、意外にフルーツとハムチーズは相性いいのよ、だから大丈夫。
(と、自分に言い聞かせる)
ドリンクも当然、いちご。
そしてデザートも当然、いちご(タルトレット)
いちご狩りしてきた胃袋に、さらに上からこれらを注ぎ込むのだ。
おそらく、この瞬間、我々は世界で一番いちごが胃袋に入ってる人類となったことであろう。
(私の狂気に付き合ってくれた友人、ありがとう)
栃木県はいちごだけに狂っているわけではない。
いちご以外の狂気といえば宇都宮駅の餃子の女神像
(宇都宮は餃子の町でもあるのだ)
すっかり見慣れてしまったが、これがヴィーナスだと聞いた時は正気を(略
これは真っ二つに割れても不死鳥のように再生する宇都宮のド根性を表していると言われる。(そんなわけない)
ちなみに過去の宇都宮餃子日記 →
そして宇都宮のギョウザに対抗して鹿沼のシウマイ(対抗してない)。
いちご以外の地元特産品として売り出し中のニューフェースだ。
鹿沼はいちごのほか野菜のニラも特産品だけど多分、ニラじゃちょっと、派手さに欠けたんだな。
崎●軒の社長の出身地が鹿沼だからっていう理由らしいが、大人の事情なのか市内では崎●軒のシウマイはあんまり見かけない。
鹿沼駅のシウマイ像がこれ。
シウマイの箱を表現しているのだろうか。(そんなわけない)
そして像の物陰には、なぜか崎●軒のアレがたくさん捧げられているという。
私はそんな鹿沼を愛している(完)
おまけ画像
当然、土産屋にはいちごの酒(いち酒)もあるよ!
美味しかった!(半分飲みかけてから撮影)