地球最古の恐竜展に、わたしと一緒に行ってくださったのは
職場の先輩のHさん。進化系の研究室の卒業生で、
実にたよりになる「恐竜専門学芸員さん」←勝手に私が命名です。
なんと、事前に英語の文献や公式ガイドブックを読んで予習して来たのだそうな。
私:「わぁ〜!かわいいですね!これ、恐竜の赤ちゃんですね?^^」
そこには「親」の恐竜とは段違いに小さい「赤ちゃんの骨」が
あったのでした。「親」のしっぽの骨(大き過ぎて一部しか写らない)と
比較すると、その小ささが一目瞭然です。
Hさん:「いいえ、これはエオラプトルといって、赤ちゃんではなく
この大きさで成体なんですよ。この2体は別々の種類です。」
えお。。?
小さいな〜〜w(°o°)w
ミニマム恐竜というか恐竜miniというかnanoというかshuffleというか手乗り恐竜というか(;゜゜)
こんな小さな恐竜がいたのか〜〜チワワ並みの小ささだ。
ふと隣の「イスチグアラスティア」の骨格標本が目に入った。
なんだろう、この。。。( ゜.゜)
腰のところに見慣れない骨があるんだよね。
下に垂れ下がった四角いフンドシみたいな骨が。
Hさん:「この骨は骨盤で、この四角いのが恥骨ですよ。」
へぇ〜〜そうなんだ(・o・)
Hさん:「ほ乳類の骨盤は、妊娠する都合上、ゆりかごみたいな
形をしていますが、爬虫類にはそういう構造は必要ありませんから。」
しかし、恐竜の全体骨格標本を見て、
真っ先に「恥骨」に目が行ってしまう私ってどうなんだろう??
珍しくって、かぶりつきでマジマジと見てしまいますよ(°o°)
Hさん:「ほ乳類と爬虫類の違いに真っ先に気づくんですから、
wakaさんは目の付けどころがいいんですよ〜〜」
ああ、Hさん、フォローありがとうございます(^-^;A
サイコの恐竜展 その3へ続く。
※Hさん、アホな私につき合って丁寧な解説をありがとうございました。