※地球最古の恐竜展 天空の恐竜ミュージアム in 六本木ヒルズに
行って来た日記最終回です。
三畳紀、ジュラ紀、白亜紀と繁栄を極めた恐竜たちも
とうとう絶滅するときがやってきた。
隕石の衝突だ。
(それが恐竜絶滅のキッカケになったというのが有力説)
その頃の地層の名前をとってこれを「KT境界大量絶滅」というらしい。
しかし、恐竜はそもそも「大量絶滅(PT境界)」と「大量絶滅(KT境界)」の間に栄えた生物だったらしい。
「ペルム紀末(PT境界)にプルームが上昇してきて、火山活動が活発になって。。。」
プルームは地球内部からわき上がるマントルのことらしい。
そのころ、ちょうど、超大陸パンゲアが出来たらしい。
まぁ、これだけ大陸が動いてるんだから地上も海も生態系が
シッチャカメッチャカだったんだろうな。
「そのころまだ比較的小型だった恐竜が生き残って、その後繁栄を遂げたわけです。」
そうか。。。
でも繁栄を遂げた恐竜も、結局、KT境界で1種も生き残らなかったわけで。。。
窓を見れば、恐竜の姿が映りこんで不思議な光景が広がっていた。
まるでビル街に恐竜が降り立ったような。
人間たちはこんなに楽しげに恐竜の骨を見ながら六本木ヒルズの
最上階の恐竜バーでお洒落なカクテルを飲んでいるけれども、
恐竜の運命を決めたのは火星と木星の間に浮かんでいた
小惑星同士の衝突からできた直径10kmの欠片だ。
宇宙空間でその衝突が起こったのは地球に到達する1億年以上も前のことだという。
(なんでそんなことわかるんだろう?現代の天文学すごい!)
人類に残された時間を考えてしまった。
なんだか今夜は、クーラーがよく効きすぎている。
六本木ヒルズの恐竜たち 了
Hさん、詳細なご説明(&メール)ありがとうございました!