そんな、「現代の万葉集twitter」であるが
たまに大笑いあるいはビックリするようなつぶやきが
流れることがある。
全国で901565人(現在)のフォロアーを持つ超人気のガチャピンに対して、
質問『ガチャピンはもう経験しましたか?』
あ、アホだな。。。
アホなオトナが質問してるよ。。。(−_−)
対するガチャピンの切り返しが効いている、
経験? えーっと、スキーでしょ、フィギュアスケートでしょ、やぶさめでしょ、フリークライミング、BMX、空手、体操、スキューバダイビング、それから・・・ほかにもいっぱいチャレンジしたことがあるよ! あっ、宇宙にも行ったことがあるよ。
偉い。偉いよガチャピン(の、中の人)
幼児相手に40年近く戦った教育した経験は伊達じゃないね!!
(40年間中の人が同一人物とは限らないけどね!)
わたしたち、アホなオトナになっちゃってごめんね、ガチャピン。。。(T T)
上の例は大笑いできるつぶやきであるが、
今までに見た無数のつぶやきの中で
いちばん衝撃的かつ超ビックリしたのが、
昨年春につぶやかれた
「危 篤 な ぅ。 キャ〜〜!」
(正確には「危 篤 か ぅ、ゃ〜〜」だったと思う。)
意:今、危篤なんです。
最初、危篤の患者さんを看病してる親族の人のつぶやきなのかな?と
思ったけれどネットで入手した情報によると、
末期のガンを患った若い男の人
つまり
危篤の本人が(ほぼ死の間際に)つぶやいたものである。
という事実がわかって
ものすごくビックリしたことがある。
そして、最後まで平常心の「ごく普通」の会話(冗談?)を残し
それがあるときフッと途切れ、
そしてその患者さんの友人たちによって
お別れの会の告知がtwitterに流れはじめ。。。
という一連の流れを見て
極限の状態でのその人の平常心および
病状を公開し報告し、さらに冗談を言うという
勇気と余裕に感服したと同時に、
あぁ、亡くなった後にもケータイを持っていけたなら、
この方、きっと冷静につぶやいてくれたんだろうなぁ
「三途の川なぅ」「お花畑なぅ」
とか。
「死んだおじいちゃんとおばあちゃんが迎えに来てるなぅ」
とか。
残念だ (> <。)
死後の世界にケータイを持って行けないのが。
わたし、もし持って行けたら実況中継するよ。
日常の、なんてことないつぶやき(万葉集で言うと東歌のジャンル?)
の中に、生と死のつぶやきがフッと混じるというのも
万葉集に似通っていたりして。
(万葉集の中には挽歌というジャンルもあるからね。)