ぐるぐるぐるめ♪

栃木県産。東京→奈良→静岡→ふたたび東京、たま〜に海外旅行、食べある記。10年以上書いてますので、すでに閉店しているお店もありますがご容赦を。

読書の秋

涼しくなってきたことだし
ここらでじっくり本を読んでみましょうかね、と
密林に注文して最近届いたのが以下の5冊。


銃・病原菌・鉄(上)(下)
W・H・マクニールの「世界史」(上)(下)
ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉


5冊のうち4冊は歴史の本。
なにを隠そう、いさぎよくキレイサッパリ「履修漏れ世代」
高校では世界史の「せ」の字もやりませんでした〜
やれませんでしたと言うべきか。



届いてみたら、なんだかいろいろ「1位」だったらしい。

みんな、とっくに読んで勉強してたんだね。。。
歴史ブーム?も来ているようだし。


私が世界史を改めて知りたくなった理由は
ニュースのネット解説記事を読んだときに「あれ?」と思ったから。
要約すると


シリアで起っている事は、以前リビアで起った事と似ている。
「独裁者に苦しめられている民衆を解放し、民主主義政府を樹立する」という建前も全く同様。
米欧が目指すのは、この建前のもと、気に入らない事をする政権を倒して、
傀儡政権を“選挙”といういつもの手段で樹立する事である。



「独裁者に苦しめられている民衆を解放し、民主主義政府を樹立する」という建前も全く同様。
というところに引っかかったんだよね。
あれ?これはいつか聞いた事があるぞ
いつだっけ?ほら。。。
この道はいつか来た道。


建前
エルサレムにあるキリスト教の聖地を巡礼者を迫害するイスラム教徒から奪還するというのが、十字軍の大義名分である。
本音
ローマ教会は、東方に支配権をひろげる絶好の機会と考え、王や領主たちは新しい富と土地が手に入れられることを期待した。



じっさいに私が十字軍から聞いた建前じゃないけどね、(爆)
なんだか聞き覚えがあったのよ〜



そんな観点からこれまた「1位」のこの本を読んでみる。
今回買った歴史本はいちいち「1位」の帯がついていてビックリだ。

なんだかすごい売れ行きらしいこの本。



私の感想↓
やだ、この星の人たち、戦争ばっかしてる、怖〜〜〜っ!



いやそんな単純な感想では申し訳ないのだけど
歴史=戦争=侵略
世界史って戦争史なのね(いまさらだけど)


そんないいトシした大人になってやっと
「地球人、怖〜〜!アドレナリン分泌過剰〜〜!」
「もしかして、隙をみせたら国が無くなっちゃうの?それ地球ルール?」
なんてのんきな感想を持てるのは、たまたま偶然、時代と国に恵まれたから。
自分が戦後の日本に生まれる事ができたからノンキでいられる
ということは百も承知です。でもこれからどうなるかわからないけど。



「でもこれからはどうなるかわからん」という不安感が
この本の売れ行きが良い原因のひとつかもな。。。




そして、密林で注文殺到して一時売り切れていたこの本

(某人気ブロガーさんが紹介していたから、というのもあるかな)



2025年の世界の働き方を予測している。
2025年に生き残る業界と職業は何か?



現在のポイントに立って過去と未来と。
果たして未来は過去の延長上に存在するのか
あるいは全く新しい地球ルールにシフトするのか。
読書の秋、これからじっくり読みたいと思いま〜す。