春雨の降る中、御所を通り抜けます。
雨のせいか、人もまばら。
でもゆっくりと花の鑑賞できます。
ちょうど、桜も満開で、さらに初夏の花々も咲き乱れる良い時期でした。
京都というと、和風の古い町並みを思い浮かべますが
今回の花見はかなり「洋風」。
聖アグネス教会の脇を通り抜け、
これから京都府庁旧本館へと向かうのです。
一見、ルネサンス様式の貴族のおやしき風ですが
今も現役。執務室や会議室として利用されています。
(明治37年に建てられたそうです。)
国の重要文化財です。
ここで「観桜祭」が開催されているのです。
京都のゆるキャラ
まゆまろがお出迎えしてくれました。
ひこにゃんに対抗?
いったいどこのヨーロッパのどこの修道院なのか?
みたいな回廊を通り抜け、
桜が咲き乱れる旧本館の中庭
八重桜、紅八重しだれ桜、紅一重しだれ桜、大島桜、容保桜、祇園しだれ桜の百花繚乱でした。
右が祇園しだれ桜。円山公園の初代しだれ桜の「孫」の桜なのだそうです。桜にも「孫」がいるとは。
昔の役人はこんなゴージャスなところで会議をしていたのね。。。
アンティーク調の部屋が出現。
これは鏡がついた珍しい暖炉(だから私が写りこんでしまってる。)
ちょうど満開なのですが、春雨のせいか、この日はひと気もまばら。
暖かい室内から、しっとりゆっくりお花見ができたのでした。