「大丈夫よ、あなたの性格ならたとえ英語ができなくても、イギリスでサバイバルできるわ!」
と、フィリピン英語講師に激励されて送り出されたイギリス。
「たとえ英語ができなくても」とか、不吉すぎるんですけど。
ヒースロー空港(イギリス)
空港での入国審査といえば、過去の苦い(?)記憶が思い出されます。
カナダの大学で開催される学会に参加するため
研究室の人たちと一緒にトロント空港で入国審査を受けたときの事です。
滞在先は大学付属の宿泊施設の予定でした。
入国審査官「Where are you staying?」
滞在先はどこなのか聞かれたのです。
そこで私は張り切って、長々と英語で説明したのですが。。。
その後どういう訳か、私は移民の手続きをするカウンターに送られてしまったのです。
トロントの空港が最終目的地なのではなく、そこから急いで飛行機を乗り継いで
他の地方都市に行かなくてはならなかったのに私が行方不明。一緒に行った人たち、真っ青。
研究室の人たちの助力でなんとか無事に乗り継げたのだけど、
周囲の人たちに、「もう、君の事は我々で前と後ろに挟んで行動するから!(人間サンドイッチみたい)」
と、言われる始末。いや、始末っていうか、ありがたいことです。
とにかく、入国審査官の質問には簡潔に、ひと言で答える方が誤解を招かなくていい。
旅行の目的なら質問は「What's the purpose of your visit?」
答えは簡潔に「Sightseeing」
滞在先の質問なら「Where are you staying?」
答えは簡潔に「....Hotel」(←ホテルの名前を言う)
滞在期間の質問なら「How long are you going to stay?」
答えは簡潔に「8 days」
あと、入国審査で所持してるお金の金額を聞かれる場合もあるんだって。
大丈夫、財布の中の金額、把握してるよ。
がんばるぞ〜〜〜!
イギリスのヒースロー空港に到着したのは現地時間の夕方。
でも、日本時間ではすでに真夜中。眠いけどがんばる。
入国審査のカウンターは、近いところから遠いところまでたくさん並んでいました。
よりにもよって、私が呼ばれたカウンターは一番遠くて、しかも途中が迷路みたいになっている場所。
あっちへ行ったりこっちへ行ったり、戻ってみたり。
ようやくカウンターに着いたとき、金髪の女性の入国審査官に
「おめでとう!無事に辿り着けたわね!」と、拍手をされました。
拍手される入国審査ってあるの??
まぁいいか。。。ここで、いよいよ私の入国リベンジです。大きな声で、
「Sightseeing!!(観光!!)」
目の前に、ポカンとしている入国審査官の顔がありました。
なにか質問される前に答えちゃったよ。
アホの子だよ、これじゃ。
入国審査官「あなた、同行者はいる?一緒のホテル?一緒に電車に乗って、ちゃんとついていくのよ!」
と、入国審査官に心配される始末。全然リベンジできてない。
神様!!!イギリスにいる間に英会話リベンジさせてください!!!目指せ、かみ合う会話!!!
後編:オンライン英会話と海外旅行に続く。
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