ぐるぐるぐるめ♪

栃木県産。東京→奈良→静岡→ふたたび東京、たま〜に海外旅行、食べある記。10年以上書いてますので、すでに閉店しているお店もありますがご容赦を。

オンライン英会話と海外旅行(後編)

ロンドンで、通りすがりに聞くイギリス英語は、まるで、なめらかな歌のようだ。

昔流行ったレベッカの「London boy」という歌があるのだけど、
♪言葉が歌に聞こえたよ〜〜
という歌詞があったの、ほんとだな。


つまり、まるで聞き取れてないってことなんですけどね。(私が)


それでも、博物館や店やホテルのスタッフの英語は、相手が外国人であることを意識して、ゆっくり聞き取りやすく話してくれているため、なんとかなる。。


なんとかなるというか、旅行に同行したTさんの完璧な英語の援護射撃があったから
というか
もはやこれは援護射撃ではなくて主砲。


勝手にスタバ通りと名付けた通り
<右端に見慣れた緑のセイレーン>

数年前に訪れた上海でも、ホント、スタバにはお世話になったよ。
待ち合わせ場所に、街歩きに疲れたときに、暑くて涼みたいときに、大活躍だったよね。
味も価格も(おそらく成分も)日本とほとんど変わらないし、安心して入れるよ。


あっ、ショーケースに私の好きなメニューがある。
「え〜と、スモールサイズのカフェオレと、バナナとナッツのマフィンをください」


あっ!
しまった、英国のスタバで日本語で注文してしまった。
いくらなんでも見慣れたスタバだからってリラックスしすぎ。


しかし、
注文が日本語でなされようとなんだろうと正しく提供してキターーーーーー
さすが世界のスタバ。

画像:私とTさんの朝食


いや、世界のスタバとか言ってる場合じゃないよ。
毎朝のオンライン英会話の成果はどうした?



神様、英語リベンジの機会を与えてください!!



そう、オンライン英会話で一生懸命に練習したあのフレーズ。
「Do you have a voice guide in Japanese?」
日本語の音声ガイドはありますか?
「Can I have a brochure in Japanese?」
日本語のパンフレットをください。



ロンドン塔の音声ガイドカウンターのスタッフは、黒い肌の縮れ毛のお姉さん。
さっそく「Do you have a voice guide in Japanese?」と、話しかけてみました。


スタッフの口から出て来たのはまぎれも無い日本語。
「あら!あなた、日本から来たのね!さぁ、これが日本語の音声ガイドよ!(ボタンをゆび指しながら)ボタンはこれを押してね。」

私「えっ!どうして日本語が話せるんですか?」

スタッフ
「私、京都に住んでいた事があるの!いいところよね!さぁ、地図はこれを持ってね。(私の手に地図を持たせながら)いってらっしゃい!」


「おもてなし」は地球の西半球の島国にもあったよ、ママン。
通りすがりの紳士はドアを開けてくれるしさぁ(それはレディーファースト)


まぁ、観光地のスタッフって、他国語を話せる方が採用されやすいですよね。
でも、まさか、ロンドン塔に、マニアックな日本語が話せるスタッフがいるなんてね〜
さすが有名な観光地。。。


じゃなかった!
もはや英語の神様に見放されてる気がする!!全然リベンジできてない!!
いやむしろ、ここは考え方を変えて、守られてるのか?(英語から?)なんのために?


ついでに言うと、ストーンヘンジにも日本語の音声ガイドとパンフレットが揃っています。
(いたれり尽くせり)



結論:ロンドンは、(私のような素人でも)本当に旅行しやすい街でした。
(そんな感想って。。。orz)



おまけ:英国ワンポイント雑学
Q:これは何でしょう?

A.かなりピンボケですが、ホテルのエレベーターの階数表示ボタンです。


G→1→2→3→4→5→....


ホテルの玄関から出るなら、1階だよね。
と、1階ボタンを押すと------------


「玄関はGボタンですよ」と、同行したTさん。


イギリスでは、日本の1階を「1階」とは呼ばずに
Ground Floor(グラウンドフロア)と呼ぶ。
(そして日本の2階がイギリスの1階となる)


そうでしたね。
高校生の時の英語の参考書の雑学コラムに書いてありました。
でも、それは英語の試験に出るところではないからすぐに忘れて


私の頭の中の
「魔法陣に生け贄として放り込まれた時は1ミリも動かなければ命は助かる」
とか
ツチノコを釣るときのエサは鶏肉が良い」
みたいな
今生で役に立つかどうかわからない知識をしまう引き出しの中に紛れてしまっていました。
(え?「頭の中の常識の引き出し」にしまうべきだった?)


まさか、自分が将来イギリスでエレベーターボタンを押す事になる
なんて、高校時代の自分には想像もつかないじゃないですか。


いやぁ、本当に、人生って何がおこるか分からないですよね〜


結論:オンライン英会話は-----続けています。
いつかリベンジするために。



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