ぐるぐるぐるめ♪

栃木県産。東京→奈良→静岡→ふたたび東京、たま〜に海外旅行、食べある記。10年以上書いてますので、すでに閉店しているお店もありますがご容赦を。

英語で「うなぎ」を説明してみた。

今回はオンライン英会話で、フィリピンの英語教師にスカイプで「うなぎ」を説明した時の話です。
以前、「節分」を英語で説明した時のような大惨事にはなってない(と、信じたい)。


英語講師
「ハ〜イ!今度の週末はどこに行くの?」



「今週末は両親の家(つまり実家/地元)に帰るかな〜」


英語講師
「ご両親にはどんなおみやげ(プレゼント)を持って行くの?」



「今の時期なら、ウナギかな〜」


英語講師
「ウナギ。。。UNAGI」
(UNAGIをネットで検索しているらしい)


英語講師
「UNAGIって、イール?(EEL)」


フィリピンから送られてきたUNAGIの画像


うわぁ
よりにもよって、この画像を送ってきたよ。
でも、確かに「うなぎ」、間違いではない。



私「そうです、これがウナギです。」


英語講師
「あなたはこれを素手で調理するの?!(スカイプ画面で輪切りする手の振りをつけつつ)」



私(矢継ぎ早に)
「いいえ、私は調理しません。」
「UNAGIは1本(1匹)という単位では売っていません。」
「ウナギは輪切りでは食べません。」



ここで、正しい「日本のウナギ」の画像を私から転送する。




たしかに、あの形状の生き物を輪切りにせず蒲焼にするとか、
日本の調理法って不思議ですよね。
あんな長い生き物、フィリピンみたいに輪切りにしたくなる気持ちもわかる。
その後、日本のウナギは少量(1串)で高価すぎるという話でひとしきり盛り上がった後、


私「フィリピンでは、ウナギはどんな調理法で食べるの?」


英語講師
「生で、酢とスパイスで食べるのよ。」


うわぁ、、、、
生のウナギを輪切りにして酢とスパイスで食べるのか。。。。


私「生の酢漬けのウナギはどんな味がするの?」


英語講師
「私は食べたことはないわ。アレはBOY(男)だけが食べるものよ。」



フィリピンではウナギはスッポンやマムシみたいな扱いなのか。



。。。なるほど。(もしや今日も大惨事?)



ちなみに、上記の話を職場で、中国人の同僚と(日本語で)話してみたところ、
中国ではウナギを輪切りにして蒸して塩で食べたり、醤油で鍋で煮て食べたりするそうな。
高タンパクなので滋養に良い食べ物ということで、老若男女が食べてるらしい。


アジアではウナギは輪切りがデフォルトか。そりゃそうだろうな。


中国人の同僚
「それより、なぜ日本では一斉にうなぎを食べる日があるのですか?」
私「土用丑の日のことね。」


(もう、それは平賀源内にでも聞いてくださいよ。私にもわからん。)


中国人の同僚
「どうして日本人は一斉に同じことをする日があるのですか?」
↑チョコレートとか、豆まきとか、うなぎの日とかのことを言っているらしい。


たしかに。日本人は1ヶ月にいっぺん、皆で同じことをして喜ぶ民族なのだよ、きっと。無邪気というか、なんというか。
10月とか、何もなかったのに、とうとうハロウィンとか作っちゃったもんね。(私の子供の頃にはそんな風習は無かったはず)
11月にボジョレーとかな。(私の子供の頃には(ry


中国人の同僚
「メディアに煽られすぎなのでは?」

そうとも言えるかもしれない。素直というかノリが良いというか。
そして日本人のそんなところが私もちょっと心配だったりする。




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