ぐるぐるぐるめ♪

栃木県産。東京→奈良→静岡→ふたたび東京、たま〜に海外旅行、食べある記。10年以上書いてますので、すでに閉店しているお店もありますがご容赦を。

栗とパンノキ。

去年から始めたオンライン英会話をほそぼそと続けているんですが。
オンライン英会話その1「節分」
オンライン英会話その2「雪」
オンライン英会話その3「乗り物」
オンライン英会話その4「ファストフード」
オンライン英会話その5「うなぎ」
オンライン英会話その5「アイスクリーム」



その続きです。


ところで
いま現在、栗の季節まっただなかですね。

(地元の栗の画像です)


地元にたった数日間滞在しただけで体重が2キロも肥える。
という悲劇を引き起こした真犯人は「栗」だと睨んでいるのです。
事実上、「わんこ蕎麦」ならぬ「わんこ栗」状態で食べまくってたから自業自得なんだけども。


さすがは冬眠前のリスがモリモリ食べてるだけのことはあるよ
木の実すごい栄養価高い。木の実ヤバい。
夏の間ずっとダイエットしてたのに努力が水の泡。


そんなことをフィリピンの英会話講師にスカイプで話していたら。


講師その1
「何の木の実。。?カシューナッツではなくて?」

「チェスナット(栗)ですよ。」← chestnut


どうやらフィリピンでは、あまり栗は出回っていないらしい。
人生で一度だけ、首都マニラで栗を食べたことがあるそうだ。
くるみと一緒にローストして、酒のつまみとして食べたそうな。。
(それはそれでうまそう)


ということは、「栗ご飯」は英語で「チェスナットライス」か。
なんかいきなり語感にお洒落感でた。
栗のホクホク感は一気にDeleteされるけど。

講師その1
「これは硬い実なの?」
いや、栗ご飯の栗はホクホクしてるんだけど。「ホクホク」って英語でなんていうんだろう。soft?
栗の味は英語で説明するなら、とりあえず、「slightly sweet」でいいかな。




別の日、講師その2
「栗って何?木の実?」



「栗は、こんなふうに木に実ってます(地元の栗の木の画像を送信)。」

講師その2
「面白い木の実だわ!もしかしてこれの仲間のこと?」
フィリピンから画像が送られてきた。

「違う。。と思う。」



講師その2
「割るとこんなんだけど。」


「いやこれは絶対、栗と違う。」



ここから講師としばらくナゾナゾみたいなやりとりが続く。


それで、この不可思議な物体について判明したのは
名前は「artocarpus camansi」である。
フルーツではなく、ベジタブルの仲間である。(← 注)


(注 →)形状は果物だと思うんだよね。パンノキ。
でも、市場では「野菜」扱いされてるのかも。。


ちなみに英辞郎も、ぐーぐる先生もどなたも日本語に訳してくれる気はないようです。
artocarpusだけならパンノキ属らしいんだけど。
パンの木。とか言われてもピンとこない。パンだけに。
味は、甘くもないし、しょっぱくもないし、苦くもなく、デリシャス(うまい)らしい。



sweetでもなくsaltでもなくbitterでもなくdeliciousってどんなよ。
他に味を表現する言葉がないのが不便。
日本人的には「うまみ」は出汁の味なんだけど。
まさか出汁の味がするわけでもあるまいて。



「ココナッツと煮るとすっごくおいしいのよ!Yummy, yummy!」


う〜ん。
まったく想像できない。「artocarpus camansi」の食感も味も。



結局その後、栗はこんなふうにして食べるとおいしいよね!
という共通見解に至ったけれど
(栗ご飯の美味しさを説明しきれなかった)



結局「artocarpus camansi」の良さがわからないまま授業が終了して
モヤモヤと不完全燃焼感なんだけど。




おまけ画像
ハロウィン仕様のタルト


栗がこんなにおしゃれに!
栗タルト


どちらもLa Maison ensoleille tableにて




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