ぐるぐるぐるめ♪

栃木県産。東京→奈良→静岡→ふたたび東京、たま〜に海外旅行、食べある記。10年以上書いてますので、すでに閉店しているお店もありますがご容赦を。

ぶどうの国で夏休み(中編)

清里駅に到着。
駅の標高は1275メートルで、JRグループの駅の中で2番目に高く、また、山梨県で一番高い。
というだけあって、とても涼しい。

昔、小海線を走っていたSLがお出迎えです。


お盆ウィークが始まったばかりでしたがコスモスも揺れて、秋の気配。


あじさいの花も揺れている?!

真夏の太陽に照りつけられないと、こんなに長持ちするんだ?!
コスモスとあじさいの意外な共演が見られました。


徒歩で萌木の村の方向に向かいます。


いかにも別荘地!といった風情のペンションや店が立ち並ぶエリア


時間の流れ方がゆったりしています。

木陰で本を読む人。


せわしない都内から来ると、別世界ですね。


なんだかイギリスのコッツウォルズを思い出しました。


今夜の私たちの宿はこちら「Auberge de Ensemble」


かわいらしい内装のペンションです。


今夜はペンションから歩いて10分くらいのところにある
野外劇場のバレエ「白鳥の湖」を鑑賞する予定なのです。


黒い夜の森に幻想的に浮かび上がる白鳥の群れ(バレリーナ
虫の声と夜の空と白鳥。屋内の舞台では感じられないはずの風。


ヨーロッパでは爽やかで雨の少ない夏に野外バレエが盛んらしい。
でも、湿気の多い日本だとどうなんだろう。
雨天も覚悟の上だとネットで読んだことがある。


しかし、ハラハラする。夕方、小雨が降っていた舞台の上で
あの白鳥の細い片足で跳躍して、滑ったりしないだろうか。。。


ハラハラする。。。
パラパラ。。。


パラパラ雨が降ってきた。舞台は一時中断。
スタッフ総出で丁寧に床を拭いている。開演前も舞台を掃除していたそうだ。
バレリーナだけじゃなく、スタッフからも熱意が伝わってくるよ。
たった2時間なんだから、バレエの神様、晴らしてあげて!



ザアアアアーーー(豪雨)


バレリーナが滑らぬよう、黒子のスタッフさんたちが
必死に磨き上げた床に雨が滝のように注ぎこみ
みるみるうちに舞台にいくつも池を作る。


バレエの神様って無情なんだなー


結局、第2幕で舞台は中止になってしまった。
来年の自由席チケットをいただいてペンションに帰宅。


来年のチケットが手にはいったということは。。。
来年もワインの神様が山梨に私を手招きしてるってことで!
(いや、バレエの神w)



おまけ画像
午後には売り切れになるという清里の伝説のパン屋「プレドオール」

朝8時、開店直後に既に大行列。。。

フランスの伝統的な焼き方をしているらしい。

高原の朝ご飯。
テラスでコーヒーとともに焼きたてパンをいただきました。

あれ?今、百合の花の季節だっけ?

あじさいといい、コスモスといい、高原は特殊な気候なのかも。

個人的に好きなメロンパン。外側がカリッカリ。ポロポロ散らして床が大惨事に。(小鳥カモ〜ン!)


優雅にまとめてみました←(笑)
後編はワイン三昧酒三昧。


自分メモ:清里とか小淵沢辺りはタクシーが(大変)つかまりにくい。




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