夜も更けて月が高く昇る頃
宿の窓の外からずっと
不時着した宇宙人がUFOの母船を呼んでるSOS信号みたいな音がするよ。
あれはカエルなの？鳥なの？田舎じゃない、日光は秘境。
国道121号から県道249号へ
トンネルにつぐトンネル
ダムの崖カーブをすり抜け
有料道路のトラップを避け続け、
はるばるやってきたのは湯西川温泉。
平家の落人がお出迎えしてくれます。
注：平安時代末期、源氏との戦いに敗れた平家の残党が
逃れて住んだ「落人の里」だと伝説が残っている地域です。
平家、壇ノ浦からこんなとこまで来たの？
あの時代、トンネルも無いのに、山を越えて来たのか〜
すご過ぎる。
運転でさえ、ヘロヘロになるのに。
これ、夜中に歩いてる系ですよね。
いろり端で食べる夕食で謎の肉が。
脂身の多すぎる豚肉と脂身の無さ過ぎる牛肉（？）
宿のスタッフ談
「あのお肉はイノシシさんとシカさんですよ」
さては、つかまえたわね。
喰われたり轢かれたり、栃木じゃ鹿、受難の日々ね。
奈良だと神の使い扱いなのに。
なにげにイノシシとシカに敬称ついてるけど敬礼したほうがいい？
なるほどジビエの夕食だったのね。
人生でまだ未体験のジビエは〜、ウサギとクマとウズラと。。。結構まだあるな。
わたしは湯西川温泉のまわし者ではありませんが、
お湯の質がとても良いです。
ぜひ皆さんにオススメします。
大秘境の恐怖のドライブをするだけの価値はあります。
水の郷の大吊り橋
吊り橋からの光景
普通にてくてくと歩いて渡って行くと。。。
足下がさりげなく東京タワーやスカイツリーと同じ仕掛けになってるんですよね。
足下から地面が透けて見えるよ。
そして、ダム湖探検用の水陸両用バスも停車していました。
運転で疲れた体を足湯で癒します。
町のクルマと田舎のクルマ（後編）「秘境 湯西川恐怖のドライブ編」に続く。
