日もとっぷりと暮れた頃、訪れたのは新高円寺にあるサラムナマステ
カレー屋さんにインタビュー「サラムナマステ」 スレスタさんご夫婦 | シャプラニール=市民による海外協力の会
ずっと本格的なビリヤニを食べてみたかったんだよね。
さ、いっぱいやりますか!
ククリラムを召喚!
(他、ネパールアイスなど)
。。。芳香が素晴らしい。
ネパールで誕生したラム酒だ。
遠くからはるばる来たね。飲むとヒマラヤ山脈が見えるみたいな錯覚。(酔ってる?)
酒のアテにナンを召喚!(焼きたてホカホカ)
肉まんみたいに見えるだろ?ウソみたいだろ?甘いんだぜ、それで。。。
あっま〜い!
でも美味しい。最後の〆に食べる系かな?ナンだから食事系かと思ったけど。でももう、驚くのにも慣れたわ。
そうか!店の入り口に書いてあった看板に、
げんていメニュー
くり チーズ ナン
くり、さと(う)、なまクリーム、ギー(たかいバター)チーズとかはいってる
ほくほくナン
秋の味覚ですね
チャイといっしょおいしいさ2ば(い)
って書いてあったっけ。栗がチーズに絡まってこれはこれで美味しい。
この、インド店の手書き看板の味わい深さよ、、さっき行ったムンバイの手書き看板と共に、これを「インド風にほんごフォント」と名付けたらどうだろう。
そして図らずもさっきムンバイで食べたメニューの「ギー」がこれで溶け。。謎が全て解けた。あれは高級バターだったのね。
さぁ、いよいよ真打、海老のビリヤニのご登場です!
ひと口食べれば、複雑なスパイスの香りがいっぱいに広がる。
味は、大まかな方向性としては「からい」のだけど、
そんな単純な言葉ではとてもとても言いあらわせない。
絵で例えたら、さまざまな色の絵の具が混ざって全体として黒っぽくなってるんだけど、それを「黒」という単純なワードでは表せないというか、、
食べ物が国民性を表しているとするならば、インドってすっごく複雑で面白い国なんじゃないかな。
さまざまなスパイスが複雑に絡みあって見事なハーモニーを奏でている。つまり、これは美味しいってことか。
この世は万華鏡って言うけど、この世はビリヤニなのかもしれない、、、
宇宙の真理に到達してしまった、、
そしてククリラム酒に合うんだな、これが!口の中が未知の世界よ。
そう、やっぱり地元の食品には地元のドリンクだね!
さっきのムンバイで食べたミタイも、一緒に飲むならばチャイ一択だ。
普通の紅茶ではぜんぜん全く物足りないんだ、そう、マサラチャイの複雑なスパイスじゃないと、あの個性的なミタイと並び立てないのだ----!
友達
「このヨーグルトで味変できるらしいよ」
どれどれ?ビリヤニにかけてみるか、、
「!」
全てのスパイスが中和された。魔法みたい。
あれほど主張してたスパイスが一瞬で黙り込む。このヨーグルト、トランプのジョーカーかもしれない。
、、、そうか、どうしてインドで「ラッシー」が発明されたのか、分かった気がする、、!あれは単体だけで飲んでると存在意義がわからなかったんだけど、インドの食品にものすごく合うんだ、、!
ヨーグルトのおかげで、新鮮な気持ちでビリヤニ以外のメニューに向き合うことができるよ。
シークカバブ
以下、インド店員によるツイッター、インド風にほんごフォントで書いてあったのをコピペ。
ネパールのえほまき(ほんとはシークカバブ) ・チキンとマトンのにくちいさいにしてタンドールでやいてたおいしいもの ・ネパールとかインドでたべてる ・ごはんあう ナンあう ビールあう
羊肉の「ちくわ」だ。串焼きするから穴があくんだよね。
真っ赤な色に一瞬怯むが、それほど辛くない。むしろスパイスがとても香ばしい。
もうここまで来ると、どんな形状、色をしていても躊躇なく口の中に放り込む覚悟はできてしまった。
サモサ
以下、インド店員によるツイッター、インド風にほんごフォントで書いてあったのをコピペ。
サモサです。いつも口の中の水分を奪って申し訳ございまん。奪い合いのない世界がおとずれますように。素敵な一日をお過ごし下さい。ナマステ
個人的に、口の中の水分奪っていく殺気立った料理は大大大好きなので全然問題ないです。
以下、インド店員によるツイッター、インド風にほんごフォントで書いてあったのをコピペ。
えだまみチャットパタ。
スパイスであじつけしましたえだまめ、オニオン、ねぎのあえものです。ビールのおつまみのぴったり。
ごちそうさまインド!!
口の中が世界旅行したみたいな1日だった。
こんな複雑に五感に訴えてくる料理、インド最高じゃないか。
インドな1日(終)