店頭に、いちごが並ぶこの季節。
いちご病の発作が起こる季節です。
[Symptom：症状]
症状としては、いちごを見かけると買わずにはいられなくなります。
毎年春先に激しい発作が起こることが特徴です。
（既に今年に入って私も何度も激しい発作に襲われています。）
[Congenital Strawberry Disease：先天性いちご病]
これは不治の病で、生まれつきです。
おそらく15番染色体長腕15q15付近に「いちごアリル」が存在すると
考えられます。先天性異常発生率は15人に1人とされ、
特にいちごの産地である栃木県や静岡県に多く患者が分布するため
風土病（Food病）である可能性が挙げられています。
[Medical Treatment：治療法]
不治の病ですので、対症療法になりますが、
新鮮ないちごを買って来て水で洗い、ヘタを取って皿に盛りつけて
明治ブルガリアヨーグルトフルーツミックス（低脂肪タイプ）をタップリかけて
患者に経口投与します。
みるみるうちに発作が抑制されるということが現在までに報告されています。
おまけ
[Withdrawal agony：禁断症状]
万一、いちごが入手できない時に
発作が起こってしまった時の対症療法として、
1.プチトマトを買って来る。
2.湯剥きする。
3.砂糖をかける。
4.砂糖プチトマトを患者を目隠ししてから経口投与する。
という治療法が最近提案されましたが、
当方としては一切責任は取れませんのであしからず。
