ぐるぐるぐるめ♪

栃木県産。東京→奈良→静岡→ふたたび東京、たま〜に海外旅行、食べある記。10年以上書いてますので、すでに閉店しているお店もありますがご容赦を。

さくら色の Tokyo 2024 その6(日暮里)

新年度に入って2日目。3月下旬の冷え込みで固くなっていた桜の蕾もようやくほころんで5分咲きくらいかな〜、

これは目黒川の桜。

2024年は先週、桜祭りが終わってしまったんだよね。桜も咲かないうちに。

しかし、川沿いの店や屋台は大盛況だったようだ。

まさに、花より団子。

 

さて、ところ変わって訪れたのは日暮里駅(猫をイメージしてるの、わかる?)

実際、商店街の店の隙間に猫が潜んでいたし。

これまで都内のいろんな商店街を歩いてきたけれど(吉祥寺、武蔵小山、戸越銀座、高円寺...etc)

日暮里の商店街は下町の雰囲気を色濃くのこす。さすが荒川区

 

こちらは、夕やけニャ。。だんだん(昭和時代の人間だからさぁ、、)

谷中銀座を前に、沈む夕焼けが郷愁をかき立てるエリアなのだそうな。

ちょっとこの日は曇りがちで夕焼け度が足りなかったけど、、

夕やけだんだん/荒川区公式サイト

東京育ちの人間なら「懐かしい」って思うんだろうな。

しかし、わたしの田舎は空と草原と、地平線の遠い山々しかなかったし、、(モンゴルかよ)

そんな感傷に沈むわたしの前に、

 

いきなりシルクロードが現れた!(下町に)

 

ちゃ〜ら〜ら〜〜ら〜ら〜

ら ら〜らららら〜♪

(昭和時代の人間だからさぁ、、)

店内はトルコの伝統的モザイクガラスのランプでいっぱい。

 

ら〜ら〜ら〜 ら ら〜らら〜♪

らららら〜 らららら〜 らららら〜ら〜〜ららら〜♪

(脳内で回ってるNHKシルクロードのテーマを止めたい)

 

伝統工芸品のトルコ絨毯

 

砂漠をはるばる歩いてきたキャラバンの商人の気分にさせてくれるよ。

人生という砂漠を長々と歩いてきたんだから、オアシスがあったら休んでいいよね。

 

ここはイランやトルコやウズベキスタン料理を堪能できるレストラン、ザクロ。 

ザクロレストラン | 日暮里にあるイラン・トルコ・ウズベキスタン料理の「レストラン ザクロ」の公式サイトです。

 

床にペタンと座って食べるスタイル。19世紀以前の伝統的な食事方式だ。

だからわたし、今日はスカートじゃなくてジーンズで来たんだよね。

 

我々、今日は三人のキャラバン隊で訪れたのでこの店の名物、

食べきれない・飲みきれない コースを注文できるね!

(飲みきれないコースが3名以上の条件だから)

 

運ばれてきた運ばれてきた。

というか、もうこの時点である程度お腹いっぱいになりそうな勢いなんだけど。

中年の胃袋をナメちゃいけない。

頼めばお持ち帰り用の箱も入手できるらしいけれど、

念の為、ジップロック持参で食べきれないコースに挑んでるのよ。

 

今食べてる食べ物の名前がわからん。わからんが美味しい。

これは好きなタイプの米だ。

 

流石にこれはケバブだってわかるけれど、、、、

 

全体的に、昨年夏に食べたインド料理店と、見た目は似ているけれど、またちょっと違う味なんだなぁ。シルクロード味。(語彙力)

ナツメをペーストしたお菓子なんて、あんこみたいで、(地球)一周まわってなんだか懐かしい味がしたぞ。

 

トルコ料理、見た目から味が想像できて、そして想像をそれほど裏切らない。イスラムの影響はあると思うんだけど、ヨーロッパ寄りなのかな。

 

ナンだかよくわからんがナンによく合うね〜

 

逆に、昨年食べたインド料理がエッジが効きすぎてるんだよな。なんなのあの国。(褒めてます)

参考:インド料理体験記

はじまりのPani Puri(インドな1日/その2) - ぐるぐるぐるめ♪

 

あのわけのわからんロシアンルーレット感が無いから、トルコ料理は安心して食べられるね!

 

でも油断は禁物。さっぱりしてると思ったレモンとピスタチオのかき氷、底の方に練乳が入ってるからいきなり甘かったりする。(ベトナム式コーヒーか?!)

注)今回、画像で紹介したのは、ほんの一部のメニューです。

 

これらの大量の料理をトルコワインやトルコビールでガンガン飲み込んでいく。

(次々とジョッキでくるんだが?信じられないだろ?ワインなんだぞ、これで、、)

トルコの人って胃袋いくつあるの?

 

ところで、この店は日本一ウザい名物店長がいることでも有名。

ウザいかどうかはまぁ、置いといてとりあえずこの店のわたしの印象は、

 

日本一、深刻な話ができないレストランだ。

(テーマパークみたいなレストランだから)

 

実は、この店に入る前、予約時間まで時間があったので、

夕やけだんだんで時間を潰していたのだが、

そこでちょっと深刻な話をしていたのだった。

 

だが、その深刻な話の続きはもう話せない。

 

次々と運ばれる名前の知らない料理と酒、

その合間を縫って何故か手のひらに転がされる謎の豆。

皿じゃなくて手のひらに給仕するの面白い。

 

何故かトルコ衣装でコスプレさせられるわたし。(ここ、ホントにレストランなんだよね?)

 

"ウザい"名物店長に絡まれる友人

もちろんトルコ衣装でコスプレ済み。

 

突如始まるベリーダンス

これは、刀を頭の上に乗せてバランスをとりながらベリーダンスしているところ。

お客さん大喜び。

 

食事の最中も名物店長による”謎の煽り”が続く。

「昔は消費税3%だった!今はどう?!10%になった!ヤバい!ヤバい!」

なんの、わたしなんて消費税がなかった時代を知っている。

ホントだもん。ウソじゃないもん。

500円玉は500円札だったもん。

最終的に店内の客全員がベリーダンスを踊る羽目に、、

 

深刻な話なんぞ不可能だ。

まぁ、今日くらいは忘れて楽しもう!

 

そして、残った食べ物をジップロックに入れて撤収!

ご馳走様でした〜!

 

谷中銀座おまけ画像

商店街を歩き疲れた時に見つけた珈琲工場

東京焙煎 | 珈琲工場 Ko Hi Ko Jo | 日本

外のベンチでのんびり熱々の珈琲をいただく。

ああ、外で飲食しても寒くない季節になったねぇ

美味しかった!