ぐるぐるぐるめ♪

栃木県産。東京→奈良→静岡→ふたたび東京、たま〜に海外旅行、食べある記。10年以上書いてますので、すでに閉店しているお店もありますがご容赦を。

ヒルズには隙が無い。

先週は六本木ヒルズで夜遊びしていました。
といっても主に52Fと53Fをウロウロしただけでしたが。
しかもかかった金額は2000円と超低コスト&健全な夜遊びです。


森美術館(フレンチウィンドウ展)

スカイアクアリウム

展望台
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計2000円のチケット


ではまず、森美術館現代アート(53F)を鑑賞しましょうか。
ここは写真撮影が禁止だったので画像はありませんので
美術館は文章のみで説明します。
印象的だったのは以下の2点の作品。


作品その1(見た感じ)
大きな部屋をまるごとひとつ使った作品。
パチンコ屋でオヤジさんが
「もうやってらんね〜よ!」といったかんじで
大きなパチンコ玉をたくさん床に転がした。


。。。題名はメメント•モリ(死を忘れるな)」
なのだそうだ。
なんでも天井に描かれた模様が銀の球体(パチンコ。。)に
映り、髑髏(ドクロ)に見えるとか。


じっくりベンチに座ってみても髑髏なんて見えて来ない。
心の目とか神の目で見なきゃ見えない作品なんだろうか
それともそれはむしろ見えない方がいいのか??


作品その2(見た感じ)
映像作品。
大きなスクリーンに深い森が映し出される。
歩行者目線で移動するのだが
分かれ道に来るたびに「コウモリの集団」が
やってきて、また飛び去って行く。


う〜〜ん、なんだろう。森は人生を表してるのかな〜
でも、人生の分岐点のたびにコウモリ集団に導かれるって不安だな〜
この先の木の枝にロープとか釣り下がってそう。
そんな視点でみると、なんだかどこかの樹海に見えてくるなぁ


。。。現代アート難し過ぎ。というか
人間の心の闇。。病みかたにはいろいろなパターンが(ry


というわけで、(気を取り直して)次行ってみよう!
「52Fのアクアリウム


さっきとは打って変わって超分かりやすいですよ!
なにがわかりやすいかって、


綺麗なサカナやクラゲが、


フヨフヨフヨフヨ、


そりゃあ綺麗にライトアップされて、
(球形の水槽に青いライトアップで幻想的に。)


泳いでるんです。(遺跡風の水槽?)


綺麗に決まってるじゃないですか。
もう何も考えずに「キレー」「キレー」「わぁキレイ」ですよ。


しかもお洒落なカクテルなんかもあったりして、
(2000円予算で済ませたい良い子は手を出しちゃ駄目)


展望台:マドラウンジにて
眼下に広がる夜景を見ながら、


カクテル:カレイドスコープ

カクテル:ディープブルー


いや〜、もう本当に至れり尽くせりで、
(写真は東京タワーとサカナたち)

ここで開催されているイベントはいつもこういう写真が
撮影できるんですよね。


ちなみに去年はビル街に降り立った恐竜(2010年:恐竜展)の写真


若いカップル達が「きゃ〜カワイイ♥」なんて
言ってるので何事かと水槽を見てみたら、


これはアレですね、
昭和時代、なめ猫ブームの後、エリマキトカゲの前に
流行った生き物じゃないんですか??


また時代が一巡してブームが再燃してるんでしょうか?
土産物屋にあふれんばかりのウーパー●ーパー。。。


あ〜〜〜わかりやすかった^^
超難しすぎる現代アートと超わかりやすい水族館(アクアリウム)、
セットにして販売してるという事がシュールだよなぁ。
狙ってるのかな??




数日後。
職場の同僚にアクアリウム
ウーパー●ーパーの話をしたとき、
(飼育経験があるらしい。。)


「ウーパー●ーパーは肉食なんですよ」
「ウッカリすると共食いして手足が無くなってたりしてます」


。。。あの水槽のウーパー●ーパー、全員手足がちゃんと揃ってた。。
そんな激しい肉食なのにフンも散らかって無かったし
ぜんぶが綺麗なもんだったよなぁ。。。


わかりやすい綺麗さの裏ではスタッフたちの壮絶な努力があるんだろうな。。。


やっぱり六本木ヒルズ、すごいな。。。(いろんな意味で)