ぐるぐるぐるめ♪

栃木県産。東京→奈良→静岡→ふたたび東京、たま〜に海外旅行、食べある記。10年以上書いてますので、すでに閉店しているお店もありますがご容赦を。

冬至の湯治その4〜地獄巡り編〜

果たして、矢印の方向に行ってもいいんだろうか。。。( ̄〜 ̄;)
躊躇するなぁ。。。
死んだ後この看板を見たら間違いなく反対方向に進む事にするわ〜




wikipediaより
「別府地獄めぐり」は、大分県別府市に多数存在する様々な奇観を呈する自然湧出の源泉「地獄」を観光名所化し、定期観光バスなどで周遊する別府温泉の観光の定番コースである。また、これらの地獄の総称としても使われる。



奇観?ようするに不思議な温泉がたくさん湧き出てるんだよね。
どうして「地獄」っていうんだろう?



まずは、「極楽亭」に寄って腹ごしらえしてから
地獄巡りと行きましょうか!


地獄バーガーを注文した友人。(極楽亭なのに?)
「血」て。(゜ロ゜)

中身はレアっぽい豊後牛肉が入っていたらしいよ!


極楽饅頭も売ってました!


なんか、賽の河原の小石っぽい饅頭だな。。(極楽のはずなのに?)
地獄で買う「極楽饅頭」ってなんなの?



さぁ、いったいどんな地獄が待ち受けているのでしょうか?
血の池地獄


お湯の色が赤い。(酸化鉄で赤色に染まっている)
ホントだ!ホントにイメージ通りの地獄がある!
ぐつぐつ煮えたぎる真っ赤な熱湯地獄が!

昭和時代初めに池ごと大爆発を起こしたらしい。
そうか、温泉とか地熱がすごい、ということは
つまり、地下のマグマ活動が活発。。。ということか。
九州には現在も噴火している火山があるもんなぁ




血の池地獄の近所にある海地獄
一見、さわやかブルーですが高温です。硫酸鉄が豊富。。。
って、近所の血の池は酸化鉄なのにね。別府、複雑な地層なんだなぁ
(もうもうと煙が立ち上る)

ぐつぐつ煮えるコバルトブルーの向こうに見える鳥居が
あの世っぽさを演出しています。


温泉熱を利用した温室には大きな蓮が栽培されていました。
(それは極楽っぽい)
直径最大1メートル80センチにもなるらしく、
子供が乗って遊べるらしいよ!


。。。わたしは乗れないかぁ。。。(・_・。))
蓮に乗って極楽に行きたいなぁ。。。
。。。極楽はまだ先の話だけど。。。
ダイエットしよう。




35分おきに吹き上がる間欠泉「竜巻地獄」


静かな時〜〜

怒ってる吹き上がってる時


別府の地面は生きてるんだなぁ。。。
すごく生き生きとしてる。


坊主地獄

高温の泥がボコボコ吹き上がる。


なんで「坊主地獄」っていうのかなぁ(・−・)?


「それはね、ここに寺が建っていたんだけど
大爆発が起こって寺ごと吹き飛んだから坊主地獄。」


わたしここに立ってていいの?!大丈夫?
!Σ( ̄ロ ̄lll)



だけど、そのあとで訪れた
明礬温泉「別府温泉保養ランド」の温泉が、
この坊主地獄そっくりな白い泥温泉(泥湯)でした。
一見、地味な建物ですが、ここの温泉はスゴイ!!!!


泥湯のイメージ映像(坊主地獄の画像拝借)


真っ白で、なめらかな泥。
屋外浴場の白い泥を顔に塗ると、
あ〜ら不思議!化粧水も乳液もいらない!
なんてつやつや、ぷるぷるなのでしょう!!!
これは天然の豪華全身泥パック!!!
あっという間に指のアカギレも治ってしまいました!!
泥湯LOVE!



ふだん、住んでいる東京の水ってなんなのかしら。。
東京水ではアカギレがひどいよ。
別府では温泉水に浸かってるだけで治ってしまうのにね。。



こんな素敵な泥に吹っ飛ばされて、
坊主、しあわせだったんじゃないかな?
とか不謹慎なことを考えてしまった。。。orz



あ、そうだ、もしこの温泉に行かれる方がいたら
注意しておかなければならないことが1つあります。


この温泉は混浴です。


でも大丈夫。真っ白な泥でなんも見えないから。
(^_−)☆
(そういう問題じゃないって?)