青い空 白い雲
地平線まで続く水面に
浮かぶ船が作りだす真っ白なさざ波
空と湖の境界線には、はるか続く桜並木の淡い桃色。
春爛漫の琵琶湖で念願のお花見してきました。
っていう文章を考えていたのにさ。
土砂降りの嵐の中、絶賛遭難なう。
なんの修行よ、これは。船で花見とシャレこむはずだったのに。
島だ！！
島が見えてきたぞ〜〜！！
助かった。。。！
見えてきたのは竹生島でした。
「こんな日によう来られましたなぁ」
島で働く方々に労られつつ、宝厳寺に参拝
まさかこんな日になるとは思わなかったんですよ。トホホ
私たち以外にも 遭難した方々が 参拝客ハッケン！
三重塔
もしかして、この竹生島に祀られている神様の中には
龍神がいるんじゃない？（と、思ったら本当だった）
もしや龍の巣が真上にあるんじゃないかと。（強風通り越して暴風）
さぁ、いよいよ国宝の都久夫須麻神社で、
かわらけ投げをしますよ。
かわらけとは、ちいさな素焼きの皿。これを２枚購入します。
片方に自分の名前
片方にお願い事を書きます。
湖のうえに突き出た岩の上にある竜神拝所に向かって
最初に名前を書いたかわらけ、
次にお願い事を書いたかわらけの順番で投げるのですが、
それらがうまく鳥居の中をくぐれば叶うという伝説があるのです。
竜神拝所、人間が行くのは難しそうな場所にあるもんね。
だから自分のかわりに、かわらけにお参りしてもらうんだね。
ふぉぉ〜〜
鳥居の周りには無数の夢のかけらが散乱してるよ！
みんな！くぐれなかったんだね。。。
難易度高いお参りだなぁ！！
うう、すごい横風だ！
でもあきらめない！
このかわらけを、フリスビーの要領で投げねば。。。！
まずは名前を書いた方を。。。！
てやぁ〜！！（ノ゜д゜ノ≡≡○
いやぁ〜〜〜！！（泣）
脇に逸れて海に落ちるし（どんだけノーコン）
次の「お願い事」のかわらけも力及ばず、鳥居に届かず足元に落下。。。
教訓
夢を叶えるためには、タイミング（嵐じゃない時）と、コントロールと思い切りの良さが必要ってことかな！
名前の書いたかわらけが海に落ちちゃったから
あらためて都久夫須麻神社で名乗ってお参りしないとね。
そして、おみくじを引いて、、、る最中に島に響き渡るアナウンス。
「５分後に船が出発します」
いやぁ〜〜〜！！（泣）
嵐の島に置いてかれたら一人で生きていけない（無人島か）
雨に濡れた急階段をおそるおそる走って下る（なんの修行）。
これがまた長い階段なんだよね〜〜（泣）
にぎりしめていたおみくじを
船の中でそっと開いてみたら
「大吉」
うん、かわらけは届かなかったけど
お願いは届いたってことでいいのかな？？
次回更新予定：
「安土城DEサイクリングつわものどもが夢の跡」
「彦根城主ひこにゃんの夜桜見学」
「たねや美濠でアフタヌーンティー（限定３０名に間に合った）」
いつになるやら
