わたしの血液には、「鉄分」は含まれていないので、
とくに「電車」を見ても燃え(萌え)ないのですが、
(ちなみに血中鉄分濃度が高いと「鉄ちゃん」や「鉄子」のような
鉄道マニアになると考えられます(笑))
・・・な〜んて噂を聞いたらば、コトの真偽を確かめなければなるまい。
むしろ「鉄分」よりも「腐女子」の血が騒ぐのかもしれないのだった。
とある夜、「よく999が出没する」という練馬駅ホームにスタンバイ。
ゴォ〜ッという音とともに白い煙をはきながら、あの有名なSLが・・・
じゃなかった、派手なラッピング電車が駅内に入ってきました!
・・・ああ、なるほど、車体に999のキャラクターを描きこんだ電車なのね?
一番前の運転席には「車掌さん」が手を振っていて、
後続の車両にはメーテルと鬼太郎が、鉄郎が楽しげに走ってます。
どうでもいいけど「ゲ○ゲの鬼太郎」と「鉄郎」ってビジュアルが似てないか?
(アニメじゃなくて単行本の絵柄が)
この電車、どこへ向かって走ってるんだろう。
アンドロメダ星雲だろうか?
999、豊島園に行くようです。しかも各駅停車で(笑)
豊島園で「無料(タダ)で機械の体」にしてもらえるのだろうか?
しかしその実体は「ネジや歯車になる」なのだけれども。
乗客は豊島園の観覧車やジェットコースターを支えるネジにされるんだろうか・・・?
それを知ってか知らずか、乗客は全員、終点手前のこの駅で降車してしまった。
(長い宇宙旅行をした末、終点で鉄郎は機械の体になることの愚かしさに気付く)
まぁ、得てして青春時代は他人から見たら、「くっだらねぇ〜夢」が
「達成しなければならない旅の目的」だったりするものです。
それに気付いたとき、後に残るものってなんだろう。
「人生の目的」って、「何かになる」ことでは無いんだろうな。
鉄郎って、999を降りた後どんな風に生きていったんだろう。
希望の星は見つけられたのだろうか?
・・・な〜んてことを思いながら電車を見送ると、
・・・怖いよ、メーテル!! (((∇°;;;;)
・・・とりあえず、青っぽい小鳥はさっさと探さないとね!