金沢の3大茶屋街のうち、
ひがし茶屋街と主計町茶屋街を訪れました。
どちらも、浅野川を挟んで対峙する金沢を代表する茶屋街です。
(ちなみに、もうひとつ他に、「にし茶屋街」が存在します。)
今でも木虫籠という出格子がある古い街並みが残り、
昔の面影をとどめる。美しいですね。
上記、ひがし茶屋街にて
こちらは、主計町茶屋街にて
このあたりは泉鏡花ゆかりの地だという。
たしかに、この雰囲気を見れば頷ける。
幻想的でロマンティシズムあふれているよ。
こんな細い路地もあるし、艶やかで色っぽい主計町茶屋街。
なんでも昔、「旦那衆が人目を避けて主計町に通うために通ったとされる坂」があるんだって。。?
たしかに、ヒミツの恋人をかくまっておくのに良さげな(はい、妄想入ってます)
この、主計町茶屋街付近の川を流れる水音も、
橋も三味線の音と相まってなんだか艶やか。
中の橋
なんとなく、ひがし茶屋街は、パァ〜ッと華やかにお大尽遊びするところ、
そして、主計町茶屋街は、。。え〜と、秘密感が漂うイメージ。
今の時代でも明かりの灯る木虫籠の中から
三味線や太鼓の音がこぼれてくる。
格子の形が、茶屋街によって違うデザインなのも面白い。
主計町茶屋街
ひがし茶屋街
とくに夜になってみると幻想的なんですよ。(ひがし茶屋街にて)
まだ明るい頃
金沢旅行中、いろとりどりの着物を着た観光客を見かけたのだけど
とくに茶屋街で多く見かけた。
たしかに、この街に着物すがたはとてもよく似合う。
ドキッ!黄金だらけのお土産屋!(ひがし茶屋街)
おお、黄金のマスク!(ツタンカーメンのコスプレ用ではない)
金箔パックしたら20代の頃のお肌に戻れるかしらん
金沢といえば黄金が有名ですね。
なにしろ”日本の金箔の99%がつくられていた”
という伝説があるくらいですから。
なんでかこの画像出してみた(笑)
そしてひかり蔵というお土産屋さん(ひがし茶屋街)の奥には、
黄金の茶室ならぬ黄金の蔵が。。。!
蔵の中を覗いたらあらビックリ、一面の黄金ですよ!
ファラオとかが座っててもおかしくない。(ファラオそんな設定だっけ?)
金沢で一番大きなお茶屋の懐華楼を見学してみることにしました。
(ひがし茶屋街)
ここでお大尽がお座敷遊びをしているのかしら。。。
この楼は、夜は一見さんお断りで、一客一亭を貫いているらしい。
今も現役の楼なんですね。。。!夜は芸妓さんとか、来るんですね。
本当に、おしゃれですよね
センスがいいというか、粋?
電気ですよ。お部屋に合わせてるんですね
その艶やかさの全てを写しきれないなぁ。。
そして、金箔で織られた畳の茶室!!
ファラオが正座していてもおかしくない。
今でも夜はこういうお茶屋でお大尽遊びしている人たちがいるのねぇ。
そして昼は一般人にも開放してるなんて太っ腹!
おまけ画像
お茶屋だけじゃない。カフェのスイーツも美しい。
カフェ和味にて(ひがし茶屋街)
合わせるのは当然、お抹茶ですよね。
本当は、きんつばが有名なお店です。(1階にきんつば中田屋がある。)