ぐるぐるぐるめ♪

栃木県産。東京→奈良→静岡→ふたたび東京、たま〜に海外旅行、食べある記。10年以上書いてますので、すでに閉店しているお店もありますがご容赦を。

欧州旅行記(ミュンヘンとウィーン)〜プロローグ2〜

プロローグが長い。

今回は前回のイギリス旅行との違い、覚書などをいくつか。

 

スーツケース(と、変圧器&変換プラグ)は毎回、好きなものをレンタルしている。

今回はR&Yレンタルからエースのマインシリーズ(クローバー)をチョイス。

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かわいいんだよね〜

旅行のテンションも上がる。

この写真は、羽田から出発前日、テンパりながら撮影したもの。

(ぜんぜん荷物が詰められてない。大丈夫か?)

 

海外旅行保険は前回から引き続きジェイアイの「t@bihoたびほ」

【公式】海外旅行保険・留学保険《t@bihoたびほ》

現地発着のツアーは、いつもお世話になってます、Veltraさん。

現地オプショナルツアー予約&観光旅行【VELTRA-ベルトラ】

でもちょっと、言いたいことはあるんだよね。。。ベルトラさん(あとで記述予定)

 

 

海外旅行で余った紙幣と小銭、紙幣の方は空港で両替できるけれど、小銭は両替できないから、今まで家族や友達に記念にあげたり、無駄に取って置いたりしたけど、今は便利なものができていて、

「ポケットチェンジ」

Home | Pocket Change

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これ、余った外貨コインをじゃらじゃら入れると、それが全部Suicaとかパスモにチャージされるんだよね、いや〜、便利な時代になったものだ。

 

何回かの海外旅行、一番変化したのは「電話」だろう。

私はそれほど詳しいわけじゃないし、その道のマニアじゃないけれど、

この10年でずいぶん変化したと思う。

2008年のカナダ旅行では、自分のガラケーVodafone Global Standard)と、電子辞書を持って行った。

当時ガラケーは3Gで国際ローミング設定。翌月の支払いが普段より高額になるけれど、ガラケーだからなんとかなったんだよね、あの時代は。

しかし、2015年(ロンドン旅行)、世の中はスマホの時代に。国際ローミングなんてやったら最後、莫大な料金がかかる。。というわけで、そのときは空港でレンタル携帯を申し込んだ。(ガラケー+電子辞書)、メールは、デジカメも兼ねて持って行ったiPodでホテルの無料WiFiを使って、というやり方だった。

そして、今回。(普段通りゲームもしたいし、LINEもしたい。ネットもしたい。)

自分のスマホを国際ローミングOFF、モバイルデータ通信OFF、機内モードON、WiFi設定ON設定にしてエクスモバイルから海外WiFiをレンタルし、電子辞書ではなく、Google翻訳アプリをスマホに入れて行ったのだ。

Google翻訳アプリとは→

未来は遠かった。 - ぐるぐるぐるめ♪

 

いや、かなり今後の成長というか伸び代がある、へなちょこ翻訳アプリだけど、ドイツ語のメニューにかざすと一応、食材が読めたりして、まぁまぁ役に立ちましたよ?

でも今後の成長に期待します。まだまだ改良の余地があるよ!Googleさん!

 

あと、変わった点といえば、国際テロや犯罪に巻き込まれるのが怖いので、情報が欲しい、というわけで。

外務省の無料メール配信サービス「たびレジ」に登録したことでしょうか。

たびレジ | 外務省海外安全情報メール配信サービス

 

これでテロやデモによる交通規制、感染症についても情報をゲット。

 

あとは、後悔のポイントとしては空港で「自動(オンライン)チェックイン」しておけばよかったなぁ、というところ。これをやっておけばあの大行列に並ばなくて済んだのに。。。(大行列についてはあとで日記に書きますが)

あと、海外旅行のおみやげについて、免税や税関について調べておくのは大事!

ドイツに行ったらソーセージを買いたくなるけど、これはいろいろややこしいことになる。お酒も本数によってはややこしいことになる。

でも世の中には便利なサイトもあって。。→

JTBのお土産通販サイト|ワールドショッピングプラザ

ネットでは、フランスでマカロンが飛行機手荷物で没シュートされたという情報もあり、さぁ果たして私はウィーンのザッハトルテを日本に持ち込めるのでしょうか?!

結論:無事持ち込めた〜!

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欧州旅行記(ミュンヘンとウィーン)〜プロローグ〜

風薫る5月、暑くもなく寒くもなく(と、思っていた)

飛行機の遅延もなく(と、信じていた)

晴天続きで(と、思っていた)

きっと英語が通じる(と、思っていた)

安全(だと思っていた)ドナウ川を川下りして

日の長いサマータイムのヨーロッパを朝から夜まで堪能してきました。

注1:すでに不穏な文章がありますが、気にしないでください。

注2:生きて帰ってきたので全てがノープロブレム。

 

 

撮影した写真だけでも500枚を超え、そしてその1枚1枚に感動と驚きが詰まっている濃厚な旅行をどうやって日記にしたらいいのか。。う〜ん。。全部伝えるのは無理だな〜。

 

 

とりあえず本日は旅の概要を簡潔にまとめて書き込んでおきます。

 

 

5/18(土)
羽田空港 NH5851(ルフトハンザ) →  ミュンヘン (12時間)

5/19(日)

ロマンティック街道をバス旅行

中世の古城(ハールブルク)&中世の街(ローテンブルク)、クリスマス博物館

5/20(月)

ノイシュヴァンシュタイン城バイエルン王博物館

5/21(火)

ミュンヘン中心部をブラブラ

レジデンツ、マリエン広場、アルテ・ピナコテークなど)

5/22(水)

ミュンヘン LH2328 → ウィーン(1時間)

午後、シュテファン寺院、ケルントナー通りをブラブラ

5/23(木)

シェーンブルン宮殿、美術史美術館、国立オペラ座でバレエ鑑賞(海賊)

5/24(金)

ヴァッハウ渓谷ドナウ川クルーズ、メルク修道院、デュルンシュタイン観光

5/25(土)

ウィーン NH206 (ANA) → 羽田空港

 

 

もうね、たったこれだけ書いただけでもどういう経緯でこのツアーに決めたか、とか、実際何が起こったかとか、走馬灯のように1シーン1シーンが蘇ってきて、きっと人生の終わりもこんな気分になるんだろうか、と(大げさ)。

 

 

現在は東京の生活を謳歌しているのですが

帰国してすぐ、都内の居酒屋に行く機会があったのです。

そのとき、衝撃を受けたのですよね。

自分がどんな国に住んでいて何を普通と思っていたのかを。

 

これ、なんてことない「ポテトフライ」に見えると思うんですけど、

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実はこれはものすごく手間がかかってて、

食べやすくポテトを切った上に油で揚げて、スパイスとハーブで味をつけるという

すごい手間暇が(略

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なんてことないおつまみに見えても、

「豚すね肉、豚タン、豚耳の煮汁で固まるプルプル天然コラーゲンテリーヌ」なんですよ。

さまざまな歯ごたえやら食感やらを重視してるんですね、このクオリティを安値で、フツーの居酒屋で、しれ〜ッと出してくる、日本、ジャパン、ジパングよ。。。

(むせび泣き)

 

ちなみにドイツ。

これで1人ぶん。(皿の隣に 10円 50セントコイン置いてみた)

ビール(リットル単位)に合うように濃ゆ〜い味付けで、

巨大肉と、謎の肉団子とジャガイモボール(dumpling)添え。

さらに豚の皮をカリカリに焼いたやつが肉の上に載ってるのね。

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ディスってない、ドイツのことをディスッてるわけじゃない。

街とか文化とか、定住したいくらい好きなんですよ。

でもなぜか口内炎胃もたれが-------治らない。(帰国して完治)

ステーキの付け合わせを謎の肉団子(大)にしなくていいじゃん?

ジャガイモ団子も肉団子もステーキも全部同じ味付けにしなくていいじゃん??

さらにコレに大きなプレッツェルが付いてくるとか、もうプレッツェル、一生分食べた気がする。

この国、プレッツェルが「ご飯」ですから!

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ちなみにウィーンの場合

あっ!ちょっと繊細になった!

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ミュンヘンとウィーンの食文化の違いが如実に現れる

お隣どうしの国なのに、あら不思議、

人の気質も食文化も違う-----

 

 

でも、レストランのお姉さん、綺麗だったよ(ドイツ)

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「綺麗な服ですね、写真に撮ってもいいですか?(英語)」

「あら、服じゃなくて、わたしが綺麗なのよ!笑笑(英語)」

という応酬の果てに撮影させていただいたものです。

 

 

都内でイングリッシュ・ブレックファスト

イギリスの食事が好きなんです。

とくに朝食。とくにあのパッサパサの薄い食パン。

(あと、アフタヌーンティーとか、フィッシュ&チップスとか。)

でも、なかなか食べる機会が(お店が)無いのです。

まぁ、自作すればいいんだけどね、あのパサパサの食パンや

あの歯ごたえあるマッシュルーム類の焼き加減が難しくて。

再現性が取れないというか。

 

 

これまでの、なんとかしてイギリスの食事を食べようと

涙ぐましい努力を重ねた日記たち。

都内のブリティッシュパブに行ってみたり、

ロンドンにワープした夜 - ぐるぐるぐるめ♪

 

イギリス朝食を求めて大阪まで行ったり、

初夏の関西その2 - ぐるぐるぐるめ♪

 

とうとう、イギリスまで行ったりして、

イギリス旅行記 総括 - ぐるぐるぐるめ♪

 

 

このような変遷を経て、都内でイギリス朝食を食べられる店を見つけたのです。

それがこの、「ワールド・ブレックファスト・オールデイ(WORLD BREAKFAST ALLDAY)」外苑前駅から徒歩10分くらい。

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このお店、イギリスだけでなく、世界の国々の朝食が

朝7時半から夜8時まで、一日中食べることが可能なのです。

夜食べても朝ごはん!

「朝」ごはんの定義は?

 

 

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メニューを持っていただいて、ありがとうございます、Tさん。

 

 

店内は、世界各国の朝食の注文に対応するために、

ありとあらゆる国の調味料がどっさり並んだ棚が。。

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さて、イギリスの朝食を注文するのだから、もちろんドリンクは「紅茶」

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そして、イギリスの食事に欠かせない、調味料たち。

(自分で好きなように味付けするんだよね)

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さぁ、来ましたよ〜〜〜〜

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「日本で食べるイギリス朝食」です。

ふわふわしっとり好きな日本人に、難しいだろうな、と思った「イギリスの食パン」

こんなふうに出てくるとは思わなかった。

油?バターでカリッと焼いて(揚げて?)ありますね。

 

 

おいしい。

でも、

カロリー的に心配!

 

イギリスのパサパササクサク食パンの良さを損なうことなく、

日本人好みに仕上げてる。ブラボー!!

でも、

カロリー的に心配!(二度言った)

 

さぁ、外国の食事でテンションを上げたところで我々、

ドイツとオーストリアを巡る旅に出るのです。

(次回はヨーロッパ周遊編)

 

 

 

箱根で旅行と思いきや荒行。その5

これまでのあらすじ

箱根で旅行と思いきや荒行。その1 - ぐるぐるぐるめ♪

箱根で旅行と思いきや荒行。その2 - ぐるぐるぐるめ♪

箱根で旅行と思いきや荒行。その3 - ぐるぐるぐるめ♪

箱根で旅行と思いきや荒行。その4 - ぐるぐるぐるめ♪

 

話は数ヶ月前にさかのぼる。

友人から、とある神社の参拝に誘われたのだ。

 

わたし

「えっ?13日の金曜に船でアクセスできる、ナゾの龍の神社?ナニソレ ワク(((o(*゚∀゚*)o)))ワク」

 

(注:月次祭は13日限定だけど曜日は関係ないし、他の日時でも参拝はできます。)

 

それがこの九頭龍(くずりゅう)神社(名前がカッコいい!)

箱根神社(九頭龍神社)公式ホームページ

 

平成の「大晦日」に、三社参り(九頭龍神社/箱根元宮/箱根神社)して、きれいサッパリ新しい時代を迎えよう!ということで前日から芦ノ湖に待機していたのです。

 

 

細かいプランを立てた当日の行動を写真付きでアップ。

けっこう、手順が難しいんだよね。

 

朝7:30〜元箱根港「遊覧船のりば」へ行き、
「御祈祷お申込み封筒」に住所、氏名、願い事など記入し(御祈祷料を同封し)神職に渡す。(寒いけど、参拝客の熱気ムンムンです!)

そして、「抜けるような青空」とはこの色のことだと思う。

どこに抜けるんだろう。宇宙かな?

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箱根は外国人客が多いエリアだけど

今日のこの船は日本人客でいっぱいです!!

すごい、神社の吸引力!(吸引力??)

 

御祈祷申込みと引換えにいろいろアイテムを受け取った。

乗船券、御供、ご祈祷神札/龍神水引換券など

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元箱根港9:10発(他の時刻発もある)
「箱根園経由湖尻行き」約20分かけて、神山桟橋に到着

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す。。。すごい。。。クリアな富士山。神々しい。

真っ白だよ!どんだけ冷えているのか。(真冬なの?)

いや、4月13日です。

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雲ひとつない青空と湖に、真っ白な富士山、手前に緑の木とか。

銭湯か?銭湯の壁の絵なのか??

この世に本当にそんな風景があるのねぇ(*゚。゚)ホーー!! 

 

 

10時〜
九頭龍神月次祭が始まる。神職に、わたしの名前と願い事を読み上げていただく。

 

 

境内で大勢の人たちが立って

頭を下げて祈る中、境内の桜をパチリ。

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うわぁ。。。こ、神々しい。。。

(撮影してる場合じゃない、頭を下げろ)

なにも画像をいじってないよ。ただ、写してるだけ。

 

 

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当日の九頭龍神社の画像です。これはもう、

。。。。。尊い(←正しい使い方)

なにごとの おはしますかは しらねども。。。

西行の気持ち、よくわかる(←勝手に)

 

 

11:00〜

弁財天社月次祭(九頭龍神社とはほんの数メートルしか離れていない)

 

そして今朝、御祈祷申込みと引換えに受け取った御供(あずきともち米)を

芦ノ湖に向かって撒いた後、二礼二拍手一礼。

 

数百メートル離れた白龍神社に参拝する。

 

神山桟橋から船で(11:45)出港。

 

 

平成時代、いろいろあったなぁ

平成最初の日は実家で正月気分の中学生だったっけ。

あれから30年間だもんな〜〜!イヤなこともたくさんあった

あんなことも こんなことも そんなことも どんなことも

あれや これや 全部ゴミだ!

平成の終わりに重い荷物を降ろして

軽くなって新しい時代に行こう。

 

 

その後の我々の行動(忘備録)

箱根園港で下船、
箱根園内、箱根 駒ヶ岳ロープウェーに乗車し、駒ヶ岳山頂へ向かう。
箱根元宮にて参拝。(この日の日記)

箱根で旅行と思いきや荒行。その2 - ぐるぐるぐるめ♪


箱根元宮参拝後、再びロープウェーに乗車し、箱根園港に戻り、
乗船後、箱根関所跡港を経由して元箱根港で下船。
下船後、箱根神社に参拝。

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箱根神社付近。

この日は本当に、すべてがキラキラ輝いて綺麗だった。

 

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箱根神社で今朝もらった引換券と、

ご祈祷神札と龍神水を引き換えてもらった。

家に戻ってこの龍神水で、甘酒茶屋の米麹甘酒を炊いたら、めちゃくちゃ美味しかったんだよなぁ。

 

 

 

おまけ画像

神域から俗世に戻って(笑)

芦ノ湖畔のイタリアンレストランにて

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ワインと、

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ピッツァ。

これで2人分ですって?

NON NON, これを一人で食べるんですってば(笑)(笑)(笑)

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箱根スイーツコレクションその2

アモーレ

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以上、
ラ・テラッツァ 芦ノ湖でした。

 

※Gさん、本日の日記も写真提供ありがとう。

 

箱根で旅行と思いきや荒行。その4

芦ノ湖の夜は早い。

夜を前に、賑やかだったレストランや土産店が次々と閉店していく。

我々はなんとか夕食を食べられる店を探し出した。

それがここ、箱根屋島

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暖かいストーブ前に陣取る我々。

いや〜、めちゃくちゃ寒かったから、ホッとする。

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「昼には芦ノ湖を観光していても、みんな夜にはふもと(箱根湯本)に降りて宿をとったり飲みにいったりするのかもしれないね。」

「そうだね、あんまり、夜まで芦ノ湖付近にはとどまらないのかも。。」

そんな話をしながら関東煮(おでん)をつつく。

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もちろん熱燗とともに。。

あああ、生き返る〜〜〜!我々はあの極寒の旧街道から生還したぞ〜!

いい修行だった!一気にレベルが上がった気がする!(なんの?)

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ふもとのほうが賑やかでたくさんの宿や店があるとわかっていても

我々にはどうしても、

どうしても芦ノ湖にとどまらなければならない理由があったのだ。

 

翌朝。

我々が宿泊したホテルむさしやの窓を開けると目前に広がる芦ノ湖

昨夜は展望風呂からもこの芦ノ湖が見えたっけ。

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いや〜〜、極寒だと美しい写真が撮れるね〜!

空気が澄んでいるのかな。

 

ん〜〜〜〜〜〜〜!!!!!

なんという青空!駒ケ岳ロープウェイもくっきり見える。

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。。。ん??

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うわ〜〜!出遅れた??朝9時前なのに大行列だよ!

あの行列に並ぶために芦ノ湖に宿をとったのに。

昨日は人っ子一人いなかった日本人観光客が

どこからか、わらわらと集まってきているのである。

 

 

果たしてそれはなんのためなのか?!

(つづくの?)

 

 

 

おまけ画像

ホテルむさしやの朝食(洋食バージョン)お花も食べられるの?

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和食バージョンの方は、「THE 旅館の正しい朝餉。」

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箱根で旅行と思いきや荒行。その3

ハイキングやウォーキングで有名で多くの人々に親しまれている、箱根旧街道

江戸時代の旅人気分になれる石畳の古道である。

石畳は土がむき出しの道と違って歩きやすいと言われ、お年寄りや子供にも安心なんだね。

その石畳の古道を、春の木漏れ日を浴びながらのんびりお散歩するのいいね!

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そう、

氷雨さえ降っていなければね。

なんだろう、あの所々に見える白いものは。。。

そして、極寒。

とにかく極寒。

 

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そして、濡れた石畳は、とても滑りやすい

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「穏やかな道だと思うだろ。ウソみたいだろ。なんだぜ。それで…。」

 

この瞬間、春のウォーキングコースが、文字通り「天下の険」と化したのである。

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この天下の険を前にして、我々は登山装備ではなく

春服

春のシューズ

という装備である。。。

 

いや、春のシューズではなく、これは友達の足なんですが

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わらじ(旅行者から一気に山伏に変身。)

 

なんで難易度を爆上げするかな?!

ますます滑りやすくなるのでは?!

いや、我々が修験者や山伏なら正しいよ?このスタイル!

 

 

何が起きてるか説明しよう。

旧街道の途中に存在する

江戸時代から続く老舗の茶屋「甘酒茶屋」。

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アニメ日本昔話に出てくるようないろり

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この茶屋で、「江戸時代と同じく、わらじを履いてウォーキング」できる企画が開催されているのだ。

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だからって雪の日にこれを履くかな??

 

そこにわらじがあるから履くのである。

そこに天下の険があるから登るのである。

 

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日本人観光客、全然いないな。。。

(そりゃそうだ)

 

そしてゴール地点の元箱根ではこんな状態になるので、

元箱根の街に出るあたりで、足湯があるといいな、と

友達が言っていました。

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いやでも、普通は、こんなにドロドロにならないはずなんだよ。

普通は。。。

普通じゃないんだな、我々。。。

 

 

歩いて、歩いて、歩ききって、箱根関所跡で通行手形をもらうという

江戸のロマンに満ち溢れた行程なんだけど、

味わったのは山伏の気分だった。

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おまけその1

今回、我々が実際に踏破した全行程

甘酒茶屋から元箱根港まで)

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おまけその2

箱根関所破りして牢獄に投獄されるの巻。(箱根関所跡)

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おまけその3

箱根スイーツコレクションのゆり根汁粉薄葛仕立て甘酒茶屋

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あたかくて甘くておいしかったです。

この茶屋で買っていった米麹の甘酒、旅行から帰宅した後、

疲れ切って動けなかった私を動けるようにしてくれた、魔法の飲み物。

 

 

ていうか、疲れ切って動けなくなる旅行って何?それは修行なのでは?

(つづく?)

 

 

 ※Gさん、わらじ姿を撮影させてくれてありがとう。

箱根で旅行と思いきや荒行。その2

標高1356mの駒ヶ岳山頂。
そこにあるのは、箱根神社の奥宮、神山をご神体とする「箱根元宮」だ。

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(ロープウェイから山頂駅を見上げて撮影した)

 

この箱根元宮へは「駒ヶ岳ロープウェイ」で行くことができる。
ロープウェイから見える芦ノ湖の風景は、絶景である。

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箱根元宮のある山頂は1356m。ロープウェイでたどり着く山頂駅は1327m。
そのため神社前には急な階段を登る必要がある。

(けっこう、絶望感溢れる絶壁の階段だよなぁ)

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この箱根元宮には不思議な言い伝えがある。
神が白馬に乗り降臨したという大きな岩、
白馬が降り立った際にできた穴からは決して枯れることのない水をたたえるという。
そして、神社の横に広がる、謎の古代祭祀遺跡。
ストーンサークルではないかというウワサもあるようだ。
その古代遺跡群から見る富士山は、これまた絶景である。

 

、、、というミステリアスなエリア。
わたしの厨二心がうずきだすというかムー(←雑誌名)信仰にチクチク刺さるというか。
かなり魅力的な場所ではあるのだけど。

 

普通は行かないよ、大雪が降った次の日になんて。

 


メチャクチャ寒い中、春の軽装で行くなんて。
雪で溶けたぐちゃぐちゃの山道を春の軽いシューズで歩くとかね。


普通はありえないよ。
なのに行くんだな、我々。

(なんでだろう。。計画変更しようとか思わなかったんだろうか。あとで冷静に振り返ってみて思う。)

 


なぜならロープウェイが動いているからだ。
可能な限り計画は実行するのだ、ここまでくると狂気かもしれない。
(じつはこの前日、もっと狂気の極寒旧街道わらじ踏破もしてるんだよな)

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。。あああ。ここを歩いていくのか。。。。

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空が青すぎて、群青色に写ってる。

そういえば、エベレストのような高い山々では

空気が薄すぎて、空が宇宙の色(群青)そのままに見えるって

聞いたことがあったっけ。。

あれ?わたし死ぬのかな?(笑)ちょっと、俗世から離れすぎてる光景だよ。(凍死)

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なぜ登るか、とか言わない。なぜなら目の前に階段があるからだ。
無の境地でたどり着いたそこは
神々しいまでの鳥居。

いるわ。

絶対神いるわ。これ。
(疲れすぎてハイテンションになっている)

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4月の風景じゃないよ、ママン。。。
っていうか、誰ですか、雪で謎の儀式(遺跡)を作ってるのは。

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謎の古代遺跡は、賽の河原っぽい。

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そして、極寒。
とにかく極寒。


そしてここでも、
極寒だと、絶景の富士山が撮影できる法則が発動。

 


おまけ画像
駒ヶ岳ロープウェーのマスコット「招きのコマちゃん」
招き猫かと思いきや、「馬」なのだそうな。
駒ヶ岳だからね。。

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 富士額の猫、いや、馬。