芦ノ湖の夜は早い。
夜を前に、賑やかだったレストランや土産店が次々と閉店していく。
我々はなんとか夕食を食べられる店を探し出した。
それがここ、箱根屋島。
暖かいストーブ前に陣取る我々。
いや〜、めちゃくちゃ寒かったから、ホッとする。
「昼には芦ノ湖を観光していても、みんな夜にはふもと(箱根湯本)に降りて宿をとったり飲みにいったりするのかもしれないね。」
「そうだね、あんまり、夜まで芦ノ湖付近にはとどまらないのかも。。」
そんな話をしながら関東煮(おでん)をつつく。
もちろん熱燗とともに。。
あああ、生き返る〜〜〜!我々はあの極寒の旧街道から生還したぞ〜!
いい修行だった!一気にレベルが上がった気がする!(なんの?)
ふもとのほうが賑やかでたくさんの宿や店があるとわかっていても
我々にはどうしても、
どうしても芦ノ湖にとどまらなければならない理由があったのだ。
翌朝。
我々が宿泊したホテルむさしやの窓を開けると目前に広がる芦ノ湖。
昨夜は展望風呂からもこの芦ノ湖が見えたっけ。
いや〜〜、極寒だと美しい写真が撮れるね〜!
空気が澄んでいるのかな。
ん〜〜〜〜〜〜〜!!!!!
なんという青空!駒ケ岳ロープウェイもくっきり見える。
。。。ん??
うわ〜〜!出遅れた??朝9時前なのに大行列だよ!
あの行列に並ぶために芦ノ湖に宿をとったのに。
昨日は人っ子一人いなかった日本人観光客が
どこからか、わらわらと集まってきているのである。
果たしてそれはなんのためなのか?!
(つづくの?)
おまけ画像
ホテルむさしやの朝食(洋食バージョン)お花も食べられるの?
和食バージョンの方は、「THE 旅館の正しい朝餉。」