ぐるぐるぐるめ♪

栃木県産。東京→奈良→静岡→ふたたび東京、たま〜に海外旅行、食べある記。10年以上書いてますので、すでに閉店しているお店もありますがご容赦を。

川越:小江戸散策:後編!

しばらく歩いてると、「煎餅1カップ150円」の看板の文字が。
この国では、いつから煎餅の単位が「カップ」になったんだ?!( ̄△ ̄;)

。。。なるほど、そういう売り方なら「1カップ」かもね〜〜


ふと気づくと、その辺りの路地は「3丁目の夕日」の映画のセットのような
光景が広がっていた。
たくさんの短冊をぶらさげた七夕の笹

風に揺れる風鈴

駄菓子屋さんのあめ細工

昭和時代のポスト

私は昭和30年〜40年代をまったく知りませんが(ホントに知らないよ?笑)
なんて懐かしいんだろう。
そしてちょっと胸が痛いのは、日本が一番いい時代だったからだろうな。
経済が右肩上がりで、「不況?なにそれ」みたいな自信たっぷりの時代。
明日はもっと明るく豊かになれると誰もが信じていた(だろう)時代。
あの時代に育った子供たちは幸せだったろうな。
もちろん昭和後期に育った私も幸せだったけれど。
(でも学生時代にバブルがはじけちゃって残念だったな!)


煎餅屋さんのおじさんが店先で網で焼いて
真っ黒な海苔をあぶって巻いてくれたその煎餅は。。。


でかっ!(◎o◎;)

通り過ぎる人たちが「顔より大きい煎餅だね〜」と声をかけてくれた。
やだ私そんなに小顔かしら?(∂_∂)
バリバリバリバリ。。。ひたすら煎餅をかじります。
ばりばりばりばり。。。なんだか大きなキャベツの葉を食べまくる成長期の青虫になった気分です。
ひたすらバリバリバリバリバリ。。。
。。。。。煎餅でお腹いっぱい。。。(°m°;)
青虫から脱皮してさなぎになりそうです。。(´Д`)


顔より大きな煎餅を食べたらなんだかのどが乾いてきちゃったな。
そうだ、さっき駄菓子屋さんで売ってた「ラムネ」を飲もう!
あれこそ懐かしい「昭和」の飲み物ではないですか!
(既にこの時点で、目の前のたいやき屋さんが心配そうに私を見てます笑)

で。。。?
これ、どうやってフタをあければいいの?( ・_ ・)
しかもなんか、「ビー玉」みたいのが瓶の中に入ってるよ。。?
わたしは一応「昭和時代」に生まれた人間ですが
実はこれが「ラムネ初体験」です。
生まれ育ったM家方針により、幼少期は「駄菓子&ジュースの類一切禁止」だったもので。
おかげさまでこの年齢まで「虫歯」はありませんが、
やっぱこういうのって「子供時代」に経験しておくべきだったのでは。。?
ラムネを前に首をひねっていると
その光景を心配そうに見ていた「たいやき屋のおじさん」が
「ラムネはこうやって開けるんだよ〜〜」とフタの開け方を伝授してくれました!


プシュッ!しゅわしゅわしゅわ〜〜〜

わぁぁ〜〜〜
キレイだなぁ〜〜
瓶の中のビー玉が無数の透明なアワをまとって涼しげです。
さっそくいただきま〜〜す。
ゴクゴク ( ̄ □ゞ プハァ ( ̄ ∇+ ̄)□> ウマインダナ コレガ
。。。そして、たいやき屋さんのおじさん、ゴメン!
たいやきを買えなくて。。。
もう、ソフトクリームといも恋と芋太郎と煎餅だけでお腹いっぱいだったんです!(笑)
(個人的には紫芋餃子が食べられなかったのが残念だ。。。)