水族館の後に立ち寄った「名護パイナップルパーク」で
様々な種類のちんすこうとパイナップルの
試食という名の食べ放題（笑）。
この日だけで、たっぷり一生分のちんすこうを食べたのではないだろうか？
もうすぐ夕焼け。なんだか眠くなってきた。
帰りのバスの中から見る風景は---
「この辺りは米軍の宿泊施設です。」
添乗員さんの解説でふと目が覚めた。
「米軍の施設で使われる水やガスなど光熱費は日本の税金でまかなわれており--」
「使われていない基地の土地は農家に貸し出され、畑になるのですが--」
「演習や訓練がある場合は畑がつぶされることになり、農家と衝突が--」
脳裏に、つぶされるさとうきび畑の映像が浮かんだ。
手塩にかけた作物が「兵隊の訓練」でつぶされるのは
辛いだろう。
ここは、いつ基地になってもおかしくない土地なんだ。
なのに、ギスギスしていない。
みんな穏やかで親切だ。
偶然道を尋ねた人もタクシーの運転手さんも。
（観光客として軽く触れただけだからかもしれないけれど）
あんなに白い砂浜を埋め立てて
基地を作ろうとするなんて。
人間てどうかしてる。
どんなに立派な建造物を建てても
月にロケットで行ったとしても
どんなに科学が進歩したように見えても
全然野蛮な生き物だ、人間は。
