ぐるぐるぐるめ♪

栃木県産。東京→奈良→静岡→ふたたび東京、たま〜に海外旅行、食べある記。10年以上書いてますので、すでに閉店しているお店もありますがご容赦を。

冬の山陰「出雲鳥取かに王国」その3〜松江城でにんじゃりばんばん〜

かわいらしい赤いレイクラインバスに乗ってやってきたのは、


松江城


天守閣に登って見える風景

角度によっては遠くに宍道湖も見えるんです。


この天守閣には
ろう城用の井戸や兵糧をとっておくための
場所もあり、甲冑や刀も展示されています。


傾斜が急で暗い階段


階段を登りながら友人と話しました。




「昔の人は大変だね。こんなに急な階段を使わなくてはならないなんて」


「あえて急な傾斜で階段を作って登り辛くしてあるんじゃないの?戦に備えて」


「だけど、天守閣の階段を敵兵が駆け上がってくる状況って、
その城はもう、終了っていうか詰んだ状態だよね?」


「だから、城主が切腹する時間を稼ぐとか、
城に火を放つ時間を稼ぐ為の、最後の急階段なんじゃないのか?」




。。。そうか、お城を守る人たちもたいへんだな。。。
城の中には神社もあったっけ。たしかに神頼みしたくなるかも。


城の外に出ると
ヒヤリとした空気に風花が舞っていました。
「あ、初雪だ」と、友人に話しかけると


友人が目を丸くしてわたしの背後を見ています。
そのビックリした様子に、「わたしの背後霊でも見えるの?」
わたしも振り向くと、




振り向くと、忍者がいました。

あれ、忍者ですよね?
単に「寒いから黒い布で全身を覆っている人」ではないですよね?






拡大してみた(笑)

やっぱり忍者だ。




Oh, Ninja!!! Really??





あわてて携帯で撮影すると、忍者?は立ち去って行ってしまいました。
なんかすごく堂々としてたけど、ぜんぜん忍んでないぞ?ホントに忍びの者か??(笑)



なんだったんだろう、あれは。。
普通に忍者が居たぞ。。。松江城に。。




さて、(気を取り直して、)

屋形船に乗る前にあたたかいお茶と餡の入ったお団子を。。。



このお城の回りには「堀川めぐり」といって
屋形船に乗ってお城をぐるっと一周できるようになっているのです。


松江は水の都とも言われ、このお堀には
さっきも天守閣から見えた宍道湖より水を引いてきているそうです。


この季節は屋形船にもこたつがあるんですね。
温かいです。


のんびりぷかぷか
陽気な船頭さんのお話を聞きながら
お堀めぐりを楽しみます。

カモがプカプカ浮いているかも。


とちゅう、低い橋の下を通る時には
屋形船の屋根がゆっくり下に降りて来て
乗客はこたつに頭を伏せて通るのです。


普通の状態の屋形船

屋根がぐんぐん降りて来たよ〜〜
伏せろ〜〜

暗い橋の下を通り抜けると


お堀の周囲には武家屋敷のような家が連なります。
歴史がありそうだな〜〜
これじゃ忍者だってその辺を走っていても違和感ないかも?!


一時期このあたりに小泉八雲も住んでいた事があるらしい。
見えないものが見えたのかな?
だから忍者も(ry




とか、笑っていたら、




あとで調べたら、とんでもない怖い話があったYO!
松江城の、槍の刺さった頭蓋骨と天守に出る亡霊」
亡霊のほうは築城中に「人柱にされた娘」らしいけど
「松江の七不思議」 by 小泉八雲



天守閣に登っちゃってもよかったのかな〜。。。
夏に行くべし、な場所だった?




(気を取りなおして、)おまけぐるめ画像
松江の海鮮丼(刺身が器から溢れ出てる。)
さすがは海沿いの県

もちろん味噌汁の具はしじみ宍道湖の名産)






その4へ続く