ぐるぐるぐるめ♪

栃木県産。東京→奈良→静岡→ふたたび東京、たま〜に海外旅行、食べある記。10年以上書いてますので、すでに閉店しているお店もありますがご容赦を。

名古屋旅行編その1「イマドキの戦国武将」

夏の青空に映える名古屋城

天下統一の布石として徳川家康が築いた城。
金のしゃちほこと避雷針がてっぺんに見えるよ〜〜


つわものどもが夢のあと

夏草の揺れる内堀


みごとに重ねられた石。算木積みというらしい。

石垣の隅は崩れやすいから、
強度を増すためにこういう工夫がなされてるんだね。


大変だったろうな、この石垣を築くのは。

こんなふうに運んでいたらしい。(人形による再現)
日本版ピラミッドだわ。
しかも電動ノコギリも爆破もできない時代だったのに。



加藤清正が運んだとされる巨石。


オ〜〜!
サムライ〜〜!
と、外国人観光客がはしゃいでいた加藤清正の像


残念ながらもう日本にサムライはいないんだけどね。
っていうか、清正は「サムライ」でいいんだろうか。
あれ?そういえば、なんで清正??名古屋に清正?


名古屋城ガイドボランティアさんに聞いたところ、
清正、この近所の出身らしい。知らなかった。
愛知県の3英傑もいるし、ここは戦国武将の宝庫ですよ!


愛知地区予選を勝ち抜けば、そのまま全国優勝みたいな厳しさだわ。
戦国エースぞろいね、愛知県。
天守閣から見た関ヶ原の(あるはずの)方向。熱闘!戦国甲子園の決勝戦の会場ですね。


そういえば、去年、松江城に行った時、
ふと振り向いたら忍者がいたんだよね。
証拠画像:松江の忍者


城の近くにはそういう不思議な生き物がいるものなんだろうか。。。
それじゃ、名古屋城の付近には何がいるんだろう?





(やっぱり何か)いる!!


どうやら名古屋おもてなし武将隊による名古屋PRの一環らしいです。

センターに信長。両脇に家康、秀吉。
選抜メンバーに加藤清正前田利家前田慶次


愛知だけで、豪華すぎるでしょう!
1人くらい分けてくれ栃木県に(無理)。



この日は「戦国時代の中間管理職」←と、自分で自己紹介していた
前田利家前田慶次加藤清正が出演していました。

「この羽織さぁ〜〜、嫁のまつが縫ったんだよね〜」
公然ノロケに入る利家。


慶次と清正にひやかされる利家。


イマドキの戦国武将はダンスも踊れる!


小芝居もする!


残暑厳しい中、戦国武将のみなさんも大変だな。。。
ランチは、木陰の涼しいお店にダッシュ!!

つめたいきしめんでひとやすみ。


色の違う石垣。
どうやら古い時代の石垣と、現代の石垣を組み合わせてあるらしい。

半分崩れてしまったのだろうか。あんなに丈夫そうなのになぜ?


質問
あのしゃちほこは、なんのために城のてっぺんにあるのか知っていますか?
答え
もし城が火事になったとき、しゃちほこが口から水を吐いて火を消すからです。


なるほど、そういう言い伝えがあるんだね。へぇ〜
この情報、ネットには出てないんじゃない?初めて知ったよ。
家康、よほど城を燃やしたくなかったらしいな。(そりゃそうだ)
しかし。。。


「この名古屋城、戦前までは国宝だったんです」
と、名古屋城ガイドさん。


え?いやな予感。それってもしかして。。。


「昭和20年の名古屋大空襲で焼失しました。しかも終戦直前でした。」


燃える天守閣、白黒写真。この時、しゃちほこも崩れてしまった。

名古屋市民、悲しかったろうな。。。(ノД`)・゜・
家康(涙目)。
あんなに燃やすのをいやがっていたのに。(←推測)


以前、沖縄に旅行して、首里城を見たときも悲しかった。
あれも戦争で壊れてしまったんだよね。
一生懸命、現代の人たちが復元しようとしていたっけ。



この名古屋城の本丸御殿も復元が急ピッチで行われている。

きしめんを食べながら窓の外を見ると、炎天下で築城している人々の姿が。
(なんだか申し訳ない)



2020年の東京オリンピックの前には全体が完成するらしい。




名古屋旅行その2「名古屋ぐるめ」に続く