夏の青空に映える名古屋城。
天下統一の布石として徳川家康が築いた城。
金のしゃちほこと避雷針がてっぺんに見えるよ〜〜
みごとに重ねられた石。算木積みというらしい。
石垣の隅は崩れやすいから、
強度を増すためにこういう工夫がなされてるんだね。
大変だったろうな、この石垣を築くのは。
こんなふうに運んでいたらしい。(人形による再現)
日本版ピラミッドだわ。
しかも電動ノコギリも爆破もできない時代だったのに。
加藤清正が運んだとされる巨石。
オ〜〜!
サムライ〜〜!
と、外国人観光客がはしゃいでいた加藤清正の像
残念ながらもう日本にサムライはいないんだけどね。
っていうか、清正は「サムライ」でいいんだろうか。
あれ?そういえば、なんで清正??名古屋に清正?
名古屋城ガイドボランティアさんに聞いたところ、
清正、この近所の出身らしい。知らなかった。
愛知県の3英傑もいるし、ここは戦国武将の宝庫ですよ!
愛知地区予選を勝ち抜けば、そのまま全国優勝みたいな厳しさだわ。
戦国エースぞろいね、愛知県。
天守閣から見た関ヶ原の(あるはずの)方向。熱闘!戦国甲子園の決勝戦の会場ですね。
そういえば、去年、松江城に行った時、
ふと振り向いたら忍者がいたんだよね。
証拠画像:松江の忍者
城の近くにはそういう不思議な生き物がいるものなんだろうか。。。
それじゃ、名古屋城の付近には何がいるんだろう?
どうやら「名古屋おもてなし武将隊」による名古屋PRの一環らしいです。
センターに信長。両脇に家康、秀吉。
選抜メンバーに加藤清正、前田利家、前田慶次
愛知だけで、豪華すぎるでしょう!
1人くらい分けてくれ栃木県に(無理)。
この日は「戦国時代の中間管理職」←と、自分で自己紹介していた
前田利家、前田慶次、加藤清正が出演していました。
「この羽織さぁ〜〜、嫁のまつが縫ったんだよね〜」
公然ノロケに入る利家。
残暑厳しい中、戦国武将のみなさんも大変だな。。。
ランチは、木陰の涼しいお店にダッシュ!!
つめたいきしめんでひとやすみ。
色の違う石垣。
どうやら古い時代の石垣と、現代の石垣を組み合わせてあるらしい。
半分崩れてしまったのだろうか。あんなに丈夫そうなのになぜ?
質問
あのしゃちほこは、なんのために城のてっぺんにあるのか知っていますか?
答え
もし城が火事になったとき、しゃちほこが口から水を吐いて火を消すからです。
なるほど、そういう言い伝えがあるんだね。へぇ〜
この情報、ネットには出てないんじゃない?初めて知ったよ。
家康、よほど城を燃やしたくなかったらしいな。(そりゃそうだ)
しかし。。。
「この名古屋城、戦前までは国宝だったんです」
と、名古屋城ガイドさん。
え?いやな予感。それってもしかして。。。
「昭和20年の名古屋大空襲で焼失しました。しかも終戦直前でした。」
燃える天守閣、白黒写真。この時、しゃちほこも崩れてしまった。
名古屋市民、悲しかったろうな。。。(ノД`)・゜・
家康(涙目)。
あんなに燃やすのをいやがっていたのに。(←推測)
以前、沖縄に旅行して、首里城を見たときも悲しかった。
あれも戦争で壊れてしまったんだよね。
一生懸命、現代の人たちが復元しようとしていたっけ。
この名古屋城の本丸御殿も復元が急ピッチで行われている。
きしめんを食べながら窓の外を見ると、炎天下で築城している人々の姿が。
(なんだか申し訳ない)
2020年の東京オリンピックの前には全体が完成するらしい。
名古屋旅行その2「名古屋ぐるめ」に続く