また今年も、英会話講師と「日本のウナギは値段が高すぎるんだよ〜」と
愚痴を言う季節がやってきました。
講師のお国:フィリピンではウナギは安いらしい。
ま、食べる人も少ないんだろうな〜。
市場の需要と供給の関係で価格は随分違うみたい。
昨年の場合
「うなぎを英語で説明してみた日記」
ホントかどうかさだかではないが
日本では真夏の土用丑の日に、2人に1人がウナギを食すらしい。(噂)
つまり。。。
約6000万匹のウナギが今日、一気に昇天したというわけか。。
「クレイジーだわ。」 by フィリピン人
うん、私もクレイジーだと思う。
もともと、土用丑の日に「う」のつく食べ物を食べれば夏バテせず元気でいられるって言い伝えから発祥してるんだもんね。
つまり、「う」が名前にあれば食べるのはウナギでなくても良いんだよ。
というわけで、
猛暑のさなか、銀座の近畿大学水産研究所にマグロを食べに行きました。
「う」は魚(うお)の「う」ということで。
ウナギではなくて、魚(うお)で暑気払いだよ!
研究所らしく、白衣の研究員達がたくさんいるというわけではなくて、
近畿大学が研究を重ねたさまざまな養殖魚の料理が提供されるレストランです。
いや〜、本当に、素晴らしい。
近畿大の卒業証書付きの鮮魚のお造りだよ〜
この、霜降り牛のような大トロ。。。
これが養殖できるようになったなんて素晴らしいね!
三ツ星醤油でいただきま〜す
いや〜、立派!高学歴の魚(うお)達だよ〜
一緒に卒業した同級生(ひらめ)も素晴らしいね!
こちらはポン酢を添えてさっぱりと。
(平目うす造り)
卒業証書(拡大)
あなたは、近畿大学の水産養殖課程を
優秀な成績で卒業され
お客様にご満足いただけるよう立派に成長したことを
ここに証します。
スタッフ
「本日は、体長172センチ、体重107キロで卒業したマグロでして。。」
立派な成績で卒業して、社会に出たんだね!
。。。見なかったことにしよう
(なぜだかブラックな社会に食われていく大卒新人みたいなイメージが浮かんでしまったわ)
この、「近大マグロの炙りカマ焼き」は、
私のこれまでのカマ焼き体験において、1、2位を争う美味しさでした。
素晴らしかったよ。。。!炙りカマ。。。!
酒が進む〜〜〜!
スパークリングワインなんだけど、なぜだか材料が「みかん」という不思議なお酒。
みかんワインは、なぜだか梅酒みたいな味がしました。
いや、どうせなら「う」のつく
ウーロンハイやウィスキーにすればよかったのか。
マグロ血合いのガーリック醤油焼き
もはや、これは。。。
これは。。。
サワーではなく、酒だ、酒が進みすぎる、そうもっと日本酒を。。。!
太平洋純米
そうそう、ここはお通しもしっかりマグロで美味しかったんだよね〜
(お通しの写真を最後に出すか)
こんなに美味しいマグロが養殖で手に入るなんて良い時代になったものだ。
できたらーーーー
そう、できたら、
将来的にはぜひとも「ウナギ」をガンガン入学させて厳しい授業を受けさせてドンドン卒業させてほしいな!
待ってるよ!
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