クイズです。いま、季節はいつでしょう?
いや〜、8月を目前にして、ふたたび初夏の花が見られるとは
季節の時計の針を逆戻りさせたかな。
一緒に私も若返りたい。(切実)
この、時を止めたような庭園&
どこのフランスのパリ?みたいな街並みがあるここは、
星の王子様ミュージアムです
正面玄関に飾られてるのは小惑星と王子様とバラのオブジェね。
お星様のモチーフがあちらこちらに点在します。
超簡単なクイズ「星はどこにあるでしょう?」
ここを訪れて
私は今まで誤解していたことに気づきました。
てっきり、作者サン=テグジュペリは繊細で内気で
それが無理やり戦争に狩り出されて、狙撃されて亡くなった悲劇の青年だと。
「本当に大切なものは目に見えないんだよ」から勝手に想像していた作者イメージ
長年思っていたのですが、違いますね。
むしろ、情熱的というか血気に逸る中年が(←え〜?)
戦闘機で出撃して命を落としている。その一生を辿ると、
むしろ「夜間飛行」の大人の男の作家のイメージが強い。
というか、よく、「星の王子様」を書いたなぁ(イラストも)
どんなハードボイルドな大人の、
いや、人間の心の中にも、純粋な王子様はいる可能性があるということだ。
それはそれでロマンだな。
例えるならゴルゴ13みたいな人が夜中、こっそりちびまる子ちゃんの同人誌を描いてるイメージ。←ええ?!
箱根バカンス、最後に訪れたのは彫刻の森美術館。
入り口の受付で、スタッフにダメモトで聞いてみた。
「作品を撮影してもいいですか?」
外にある作品ならばOK
という返答。
そうね、なかなか美術品撮影は難しいよね〜。。
撮り放題やないか〜い!
屋外作品が多いから
ジャンプの「友情」「努力」「勝利」
ブールデルの「自由」「勝利」「力」「雄弁」
自由だ。確かに自由なんだよ。
そして、箱根の山々と森を背景にのびのびと展示された作品の迫力よ。
このあと、月見そばが食べたくなったのはこの作品のせいかも(笑)
「緑陰ギャラリー」と名付けられた建物にフラリと入ってみたらば
ふと目に留まったのが「ジャコメッティ」とかね。
ジャコメッティ、国立新美術館に行かないと見られないもんだと思ってた!
(いまジャコメッティ展が絶賛開催中だから)
そして、サラッとその隣に「キリコ」作品が展示されてるとか
ビックリしたわ〜、「20世紀の巨匠ギャラリー」と名付けなきゃダメよ、これは。
どんだけ贅沢なの、箱根。
そういや、ポーラ美術館でも5月まで世界に3枚しかない
ピカソのゲルニカ(タピスリ)が展示されていたって。
私が見た時はミノタウロマキア(タピスリ)が展示されていたけれど。
続き:エピローグ(箱根食べ歩き&総括)まで書けるかな〜
どうだろう。
感謝:Tさん、ブールデルの画像ありがとうございました。