ぐるぐるぐるめ♪

栃木県産。東京→奈良→静岡→ふたたび東京、たま〜に海外旅行、食べある記。10年以上書いてますので、すでに閉店しているお店もありますがご容赦を。

不思議美術館。

五月の空のしたで、お弁当を食べよう!

急に思い立って、昼休み、お弁当を持って職場の近くの庭園美術館へ向かった。
陽射しはもう、真夏。
白い歩道の照り返しが眩しすぎて目が開けていられない。


庭園美術館はもともと朝香宮邸だった屋敷を改造して美術館にしたらしい。
内部装飾もフランスをはじめとする
外国から輸入されたものが多用された、アール・デコ様式なのだそうで、
建物自体が美術品だと言われている。
その屋敷の内部だけでなく、庭園にも定評があることから、
その名前がついたと言われる・・・
ので、美術館を見学せず、庭園に入場するだけでも
入場料金を払わなければならないんだよな(-.-;)
さすがセレブ(200円だけどf^_^;)

庭園は、芝生広場、日本庭園、西洋庭園の3つのエリアで構成されており、
季節ごとにさまざまな花を楽しむことができるらしい。
正門を入ってすぐに広がるのは「芝生広場」。
芝生はもう見たくないんだけどね(笑)。秩父でさんざん見たから。
庭園内部は芝生が敷き詰められ、咲き初めのバラと木々が囲み、
木陰にはいくつものベンチ。
うんうん(゜-゜)
いい雰囲気なんじゃないのかな・・・
でも・・・
なにかが決定的に、職場のキャンパスで食べる時と違ってるんだよね・・・


お弁当を食べながらしばらく考えてみた。


そうか、やけに静かなんだ。
植物の他には生き物の気配がしない。


お弁当を狙って超低空飛行するカラスとか
パンくずを狙って集団でプレッシャーをかけてくる鳩軍団とか、
金色と銀色の眼を向けながら迫ってくる猫も
なんにもいないんだ。


食べ物をガードする必要がないんだな〜(゜-゜)
そう考えると東大のキャンパスは、なんだか無法地帯みたいで愉快だな(笑)。
風も無く、静謐な庭を見ていたら、なんだか絵の中に迷い込んだようだった。
職場のキャンパスとは近所なのになんで生き物の気配がしないんだろう?
一緒に行った職場の同僚は庭園の周囲に超音波でも出してガードしてるんだろうかと言っていたっけ。
さすがセレブ美術館??(笑)。
わたしは綺麗な庭園の裏で「虐殺」してるんだなんて言って
「顰蹙」を買ってたたけれど。


そんな不思議美術館の近所で、「顰蹙」ではなくて、チョコレートを買ってみました(^O^)

チョコレート専門店Ericaのノアゼットとブラックアーモンド
クルミ入りキャラメルガナッシュをココアパウダーで包んでいる)


多分、ノアゼットは今までの人生の中で一番美味しいと感じたトリュフ(^O^)