ぐるぐるぐるめ♪

栃木県産。東京→奈良→静岡→ふたたび東京、たま〜に海外旅行、食べある記。10年以上書いてますので、すでに閉店しているお店もありますがご容赦を。

twitter=現代の万葉集?その1

ときどきわたしが楽しんでいるサイトに「twitter」がある。


twitterってなに??」
わからない人はもうあまり現代にはいないと思われるけれど
いちおう昭和のナウいヤングの方のために説明すると



Twitterツイッター)は、 個々のユーザーが「ツイート」と呼称される短文を投稿し、
閲覧できるコミュニケーション・サービスである。
by wiki先生



これじゃなんだかわからないという方には
twitterは「現代の万葉集」です。
と、この間、NHKの歴史ヒストリアという番組で言っていた。
なかなかいい説明だと思う。(真偽のほどはさておき)




万葉集は、有名どころでは
歌姫額田王・天智・天武天皇大河ドラマ超絶トライアングルの歌とか、
接待の宴会から早めに帰る言い訳をしたサラリーマン山上憶良の歌とか、



ちなみにわたしが好きなのは
君我由久 道乃奈我弖乎 久里多々祢 也伎保呂煩散牟 安米能火毛我母
ソドムですか?それともゴモラですか?
みたいなダイナミック系の歌だ。
(すみません茶化しちゃって。ほんとは狭野茅上娘子さんのまじめな悲恋の歌です。)




そんな壮大なイメージのある万葉集だが
じつは無名の民間人が読んだ「詠み人知らず」の日常の歌がけっこうあるのだ。
たとえば




「市場で買った服、失敗した〜〜<(><)>アチャー」
説明:買ったばかりなのに破れちゃったから、
とか
「カラスが鳴いて朝が来たけど布団から出たくねぇよα~ (ー.ー") ンーー」
意:朝早くから仕事行くのメンドくさ。。。( ̄〜 ̄;)
とか
(もちろん顔文字は万葉集には載っていませんが)




まぁとにかく、歌にするまでもない日常を歌い上げた
歌を、和歌の貴公子(笑)大伴家持が収集して万葉集にしたわけです。
1300年も後世まで残るとわかっていたら
もうちょっとちゃんとした歌を選んだんじゃないか
現代人にも通じる普遍的な心の動きを一瞬で捉える歌を選んだ
大伴さんは凄いとわたしは思うのです。
さて、そんな現代の万葉集、詠み人知らずのつぶやきが集うtwitterですが。。



その2へ続く