地震ブログを5回書いたところで、ふと我に還った。
「ぜんぜんグルメを書いてない」
これだけでもこの1ヶ月がどれだけ日常から
フッ飛んでいたかわかろうというもの( ´△`)
気をとりなおして、
みなさん「パクチー」ってご存知ですか?
そう、アジア系料理店で使われる食材で
「パクチーは苦手なので抜いてください!(`□´) 」と
注文時によ〜〜〜く念を押されてる、アレです。
日本でいうと春菊の親玉みたいな立ち位置の野菜。
わたしはパクチーが大好きなんです。
でもとても肩身が狭いんです。
友達と店に行くとなかなか自由に食べられないんです。
しかし、そんな抑圧されたパクチー欲望を大爆発させることのできる
店をついに見つけることができました。
世界初!パクチー好きの、パクチー好きによる、パクチー好きのための
レストランなのだそうだ。
「世界一」とかよりも「世界初」という言葉に断然心惹かれる私です。
なんと主食がパクチー!
飾りや付け合わせみたいな脇役で出すのではなく、パクチーが主役の店なのです。
私と同じく、虐げられたパクチー好きの妹とともにイザ参戦!
店の中は満員。
そう、この世にはこんなに虐げられた同志がいたのでした。
お皿も箸もパクチー(の、模様)。
天井から釣り下がるオーナメントもパクチー。
店員さんの服もパクチー(緑色)。
「追パク(大きな声で)」
出汁で「追いかつお」なら聞いた事はありますが
まさか「追パクチー」があるなんて。
隣のテーブルから
「まだ何も頼んでないけど追いパク!( ̄▽ ̄)ノ」
という威勢のいい声が飛んでいました。
みなさん相当お好きですね、パクチー
みなさん相当抑圧されてましたね(泣)
メニューを見て、まずは一杯頼みましょう。
「パクチー夏の陣」(コーラ割り)
「パクチー冬の陣」(ジン?)
お通しに「パクチーと塩砂肝」
お酒にも料理にも、ぜんぶに「パク」が付いてますね。
さすがです。(パクテルって何?カクテル?)
パクチーの生春巻
エビが申し訳程度に飾られてるだけで
ほぼ100%パクチーですよ!
フツーの生春巻きと逆転現象が起こっています!
う〜〜〜ん、パクチー専門の青虫になった気分だ。。
幸せ。。。もう一生サナギにも蝶にもならないでいいや\(^。^ )
蝶になったら葉っぱは食べられないもんねぇ
絶品ですね (^〜^)
さらにパクチー塩をかけて。。。
パクチーを細かく刻んで塩と混ぜてある
この店のオリジナルだそうです。
水耕栽培してるわけじゃありません。
パクチーが漬かってるジンだそうですよ。
これにですね、
「フルーツをパクチーの種とともに漬け込んだ自家製ビネガードリンク」
を混ぜる訳ですよ。素敵なお酒です。
(右:キウイ 左:マンゴー)
ほのかにパクチーの香りがたまらない。。。
なにもかもがパクチーだらけです。
素敵です。
今までの虐げられてきた日々が嘘のようです。
〆のデザートなんですが塩バニラアイス。
いくらなんでもデザートにはパクチーは使えないだろう
ミントみたいに飾りとして葉っぱを使うだけだろう。
でも注文してみよう。
なにかトンでもないものが出てくるかもしれないし!
そう、アイスでパクチーって一番難しい創作料理じゃないかな。
挑戦状。
細かく刻んだパクチーとバニラを混ぜ
その上にトマトパクチージャムを載せ
さらに上からパクチーの種を刻んで振りかける、
パクチー満載アイス Ψ(゜。゜)Ψ
いくらなんでもやり過ぎだろう。(((〜 ̄*)
と、妹と話していたら
(カウンターなので店員さんにまる聞こえ)
いいえ本気です!┌( ̄0 ̄)┐
と、真剣に返されてしまいました。
(すみませんでした)
そしてレジ精算時には
パクチーの種
を、いただきました。
みんなで広げよう、広めよう!パクチーの輪!
。。。なのだそうです。
さっそくこのGWにでも帰省して
実家の庭にこっそりバラ撒いてこようかと思います!
(まず栃木県に輪を広げよう!ファーストミッション)
ちなみにこのお店、私の母校の大学の超近くにあります。
運命を感じる。。。( ̄ー+ ̄)
(あの頃は無かったけど。あったら頻繁に通い詰めてただろうな。)
あと気になるのはメニューにあったパクチーご飯とパクチーパスタ。。。