ぐるぐるぐるめ♪

栃木県産。東京→奈良→静岡→ふたたび東京、たま〜に海外旅行、食べある記。10年以上書いてますので、すでに閉店しているお店もありますがご容赦を。

ぶらり途中下車の旅(神保町/本屋街)

かつてamazonGoogle先生が地球上に存在しなかった時代
そう、あれは白亜紀とかジュラ紀学生時代
神保町書店街には大変お世話になったものです。
しょっちゅう行っていたっけ。



先週、すごくひさしぶりに書店街に寄ってみました。
初めて東京に住み始めたころ
三省堂の規模にただただ圧倒されたっけ。懐かしい。

「この本屋だけで全ての欲求に応えられるんじゃないか」
三省堂だけあれば他の本屋はいらないんじゃないか」
なんて思っていたっけ。甘かった若かった。
まだ世の中がわかっていなかった。



個人的に
三省堂
書泉グランテ
東京堂書店
丸善
これらが大きさでは四天王だと感じてるけれど。


個人書店も新刊書店も古書店も無数にある。



なんのために神保町に無数の本屋があるのか。
なぜ彼らは三省堂と競合せずに住み分けていられるのか。


それは書泉グランテ(ほんの一例として)の
エレベーターのフロア案内を見れば理解できる。




6階 鉄道




潔い。
すがすがしいくらい他に何も無い。きっと
全てが「鉄道関連本」で埋め尽くされたフロアなんだろうな。



そう推測する。
「推測」なのはグランテの4階以上、上がったことがないから。
私は鉄道には興味が無いから。
グランテに通って10数年、先週初めて「6階」を認識したよ。
鉄道関連本って
写真集とか?
時刻表かな????
それ以外に思いつかないよ。なにがあるんだろう??
6階を全て埋め尽くせるほどの種類なんて想像できない。
でもいいや、一生わからなくても。
きっと血中鉄分多めの人とか、うちの父を6階に放り込んでおけば
1日中出てこないくらいの充実っぷりなんだろうな。
私は一生行かないと思うけれど。



グランテに4階以上が存在したとはね。。
そうそう、4階は黒魔術フロアなんだよね、私の認識として。(←勝手に)
10数年前、東京に出てきた時、
ここならタロットカードがあるんだろうな〜って
見にいったの。そしたらやっぱり有ったよ。
今はフェアリーカードエンジェルカードが充実してた。
ん〜〜スピリチュアル。



4階と6階の人がお互いを認識することはあるんだろうか?
同じ書店空間に居ても階層が異なれば
決して交わることは無いであろう人々。
永遠に交わらない平行線。
階段やエレベーターで行き違うも認識せず。
きっと6階の人も4階に何が売っているのか想像もつかないんだろうな。





そして
6階(鉄道)と4階(魔術)に挟まれた5階に何があるかなんて
きっと私は一生興味がないんだと思う。
(10数年認識したことが無いし。)







書店街はほんとうに奥が深い。
三省堂はたぶん、書店街への「入り口」なんだと思う。いろんな意味で。)