スカイツリーが出来上がったこのタイミングに
なぜか東京タワーに行って来ました。
（スカイツリーは夏まで予約券が抽選らしいしね。。）
東京タワー。
わたしにとっては感慨深いものがあります。
タワーさん、真下から失礼しま〜す
写真：タワー内部から外側を撮影してみました。
外側の窓ガラスを拭く人は怖いだろうなぁ
昨年の３月１１日の夜。
職場で帰宅難民になった私は
必死にネットで情報を集めていました。
入ってくる情報はどれも悪夢のようなものばかり。
明日から、日本はどうなっちゃうんだろう？
不安な私の眼に飛び込んできたのは
窓から見える東京タワー。
平和だった前の晩にも輝いていた東京タワーが
３月１１日の夜にも輝いていた。
ひっきりなしの余震の中、東京の守り神のように
輝いていた。
あれから１年ちょっと経ってから
東京タワーを訪れてみました。
（なんだかお参りしたい気分だ）
その日はあいにく雨模様。
(｀・ω・´) 霧ッ！
なにも見えません。
（250ｍの特別展望台から）
ここ数日関東地方に大きな地震が多かったので
タワーで地震にあったらどうしようと内心考えていたのですが
そんな恐怖を上回るさらなる仕掛けがタワーには
隠されているのです。
展望台から特別展望台に上がるエレベーター。
怖っ！
このスピードと風景は、地味に怖いです。
そして展望台にある、透明な床。
わかりやすく私の足を置いてみました。
宙に浮いているような錯覚を味わえます。
震災から１年経って
普通の毎日が戻ってきたような錯覚があるけれど
東京ではもうこの先、日常なんか無い。
いつ来るかわからない地震
どうなるかわからない原発
なにもない一日でも、それは奇跡のように平和な特別な一日。
