ぐるぐるぐるめ♪

栃木県産。東京→奈良→静岡→ふたたび東京、たま〜に海外旅行、食べある記。10年以上書いてますので、すでに閉店しているお店もありますがご容赦を。

イギリス旅行記 Fortnum & Masonでアフタヌーンティー(特別編) 

バッキンガム宮殿から、St. James 's Parkを抜け、

The Mallを通り、

印象派の絵画のようだ。


PiccadillyのFortnum & Masonへ。


2階建てバスを横目に見ながら。


ドキドキドキ。。。


え。。。ホントに?ホントに??


い。。行くよ?行くよ?押すよ?このドアを。
(いやこれ引くタイプのドアだろう)

開けたらどんな世界が広がっているんですかねぇ?



自動ドアだったというオチなんですけどね。(落ち着け自分)



だって、イギリスで、ロンドンで、
Fortnum & Masonで、
アフタヌーンティーですよ。
アフタヌーンティーファンとして、(←なにそれ?)
この世にこれ以上の条件は無い気がする。英国王室御用達だし。

いちおうおしゃれしてきたけど、TPO合ってるんだろうか?


なんだかここに存在してる自分が不思議だよ。
雲の上を歩いてるみたいな非日常感が。
イギリスにいる間中そんな気分だった。


うわ〜〜〜(声にならない)


うわ〜〜〜(言葉にならない)


わたし、この場に存在してもいいの?(挙動不審)

場違いじゃない〜???


メニューが英語だよ。ウェイターも外国人。(当たり前だ)

鈍い光を放つ銀の食器。

このフォークの重みが伝統なのね。。。


茶器も当然、Fortnum & Mason

紅茶は、ストロング系のRoyal Blendを選びました。
(ライト系も選べる)



これは夢か。


夢なのか。

苺、ブルーベリージャムとクロテッドクリームの別盛りの3段トレイ


1段目 ペストリー

薔薇のジャムのお菓子や
珍しいパッションフルーツのマカロン


2段目 スコーン

スコーン、これはクロテッドクリームをたっぷりつけて食べます。
クロテッドクリーム、おいしい。。。!


3段目 フィンガーサンドイッチ

レモンバタースモークサーモン、
コロネーション チキン
(コロネーションチキンは戴冠式「coronation」で供されたのでそう言うらしいです。)
卵とマスタード・クレス
伝統というか、王道ですね。サーモンはスコットランドのなのかな?



キューカンバーとクリームチーズのサンド。



。。。きゅうり?



きゅうり、イギリスでは栽培が難しかったらしいよ。
きゅうりを食べられるのは上流階級だけで、
温室付きの農園を持つことができる貴族の象徴だったんだって。
まさかのきゅうり高級品?!
うちの庭にたくさんあるのに


この3段トレイに載ったお菓子の他にも、
あんなスイーツやこんなスイーツが食べられるんだな。
しかし、もうお腹がいっぱいで、



というか、緊張で胸がいっぱいで、なんとも。


ドキドキしたアフタヌーンティー体験でした。


参考
アフタヌーン・ティーは19世紀、ある公爵夫人が発明したと言われている。
上流階級の人々は豪勢な朝食、少量の昼食、遅めの夕食をとっていたので
午後にはお腹が減り、家来に紅茶とケーキを寝室に持ってこさせた。
これが流行し、この習慣が定着していったという。


ていうか、昼ご飯を大量に食べればいいんじゃん?
なんて野暮なことはいいませんよ上流階級に(笑)


昼食が少なめなのは、働いていないからだろうし、
夕食が遅めなのは夜遊びしてるからだよね。
それもそのはず、ロンドンの5月の日没時刻は20時30分だし。

ホテルからの風景。これで19時過ぎ。
まだまだ遊べそう。




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