来たよ
とうとう来たよ
大英博物館。
ずっとずっと、ここに来たかった。
。。。実感が湧かない。。。
現実っぽくないんだよなぁ
画像:博物館内のエントランスホール
なんでだろう?
ここまでくる途中で虎に襲われたり
石に挟まれてる猿を助けたり
豚の妖怪を弟子入りさせたり
河の妖怪を弟子入りさせたり
金角と銀角と戦ったり
そんな七転八倒、疾風怒濤、波瀾万丈の苦労をしないで
モスバーガーを組み立ててるうちにロンドンに着いちゃったからだろうか。
実感が湧かない。
ロンドンは天竺より遠いんだけど
なにしろ乗り物がラクダじゃなくてJALだったからなぁ
ありがとうJAL。
圧巻のパルテノン神殿の彫刻群
すごい。。。
パルテノン神殿から、彫刻の飾りを取り外して持って来ちゃってる。
ギリシャがこれらの彫刻群の返還要求するのも当然。
東京都が栃木県の日光東照宮から眠り猫をひっぺがして
ついでに見ざる言わざる聞かざるの三猿までもひっぺがして
東京都美術館(上野)に無断で飾っているので
怒る栃木県民が集団で都民に襲いかかる。<空想ですよ、空想。本気にしないでね。>
これの1000倍くらい深刻なことだと思うんだよね。
ますますわかりにくくなったけど。
まぁ、そのおかげで私たちは至近距離で見事な彫刻に接する事ができるのだけど
(パルテノン神殿の高い位置に飾られていた彫刻だから本来は遠くからしか見えない)
本来は見られないはずの、像の後ろ姿も見る事ができるのも博物館の特権。
ミイラもモアイも、ロゼッタストーンもポンペイ遺跡もローマの宝物も
アステカの頭蓋骨もみんなここにある。(って、それはある意味ヤバくないか?)
人類の宝をきちんと管理して無料公開しているからギリギリセーフなのか?
日本の展示室。
なんか、うっかり三種の神器とかあったらどうしよう?
だって数年前までツタンカーメンの黄金のマスクが飾られてた博物館なんだもの。
(さすがに、大問題になってエジプトに返還された。)
茶室が再現されている。
「サムライ〜!」と外国人が喜んでいた展示物。
日本の、漫画の紹介(ゲゲゲの鬼太郎)
よかった!
日本、イギリスから遠くて良かった〜〜〜!!
いろいろ問題はあるけれど
わたしは「謎の石」が大好き人間なのでここに来られて感無量です。
画像:謎の石の空間(手前にスカラベ)
日本だったら奈良の鬼の俎、鬼の雪隠、亀石、酒船石。
そして大英博物館でロゼッタストーン。
画像:ロゼッタストーン
この数日後には、私の謎石ランキング第2位のストーンヘンジも見る事ができたのです。
(ちなみに謎石ランキング第1位はエジプトにあるアレ)
ロンドンから西に200km、観光バスの日帰り旅行に申し込んだ甲斐があったよ。
([みゅう]ストーンヘンジ、バース、カッスルクーム1日観光プラン)
一面の菜の花畑、一面の牧草地、白い点に見えるのは羊たち。
ああああああああああああああああああああああ(心の中の叫び)
古代、どんな用途に使用されていたのかは不明。(いくつか仮説は有り)
それがますます想像をかき立てる。
今回、イギリスに来るにあたって「地球の歩き方 イギリス」の巻末に特集されている
イギリス略年表に目を通してみたのですが。
まぁ、バラ戦争とか、そういう有名どころはともかく、
(どうしても赤バラの品種改良と白バラ品評会みたいなイメージが浮かぶんだが)
1296年、エドワード1世のスコットランド遠征
戦利品として運命の石を持ち帰る。
運命の石
シビれる。
残念ながら今回の旅行では見る事はできなかったのだけど。
1996年 運命の石、スコットランドに返還。
1996年ww つい最近の話。なにやってんのイギリス(と、スコットランド)
もうね、大好きですよイギリス。
ずっとミステリアスな島のままでいてください。
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