東銀座駅の地下街にある木挽町広場(歌舞伎グッズが売っている)
ここは歌舞伎座と新橋演舞場につながっています。
歌舞伎の世界も秋色ですね〜
今日行くのは新橋演舞場の方。
そう、いま話題のワンピース歌舞伎を見に行くのです。
言わずと知れたアニメ化もされた有名な漫画ですね。
今の時代、なんでも映像化可能なのよ。
進撃の巨人だってまさかの実写化されたしね。
でもあれは映画だから、CGが使えるからね。
新橋演舞場内部(1階から3階席まである。豪快に1階から3階まで宙吊りで役者がななめ横断する演出があった)
でも
ワンピースを歌舞伎で表現。。。
どうするんだろう。。。そもそも
主人公のルフィ(←海賊)はゴムみたいに手が伸びるんだけど。
それを舞台の上でどうやって3次元化するんだろう???
それだけじゃない。
原作は火を使った攻撃や氷や水を使った攻撃もある
漫画やアニメならではの特徴や表現があるんだけど大丈夫かな。
いや、やってくれるでしょう!
歌舞伎は歌舞伎でも、今回はスーパー歌舞伎!
思い切り、かぶいてくれるでしょう!
歌舞伎特有の三色幕におなじみのキャラクターがのぞく。
光っちゃってるので別角度からも撮影
とてもすごいことに、私たちの席は舞台下手側の花道の脇。
(チケット争奪戦に勝利したMさん、どうもありがとう)
しかも、「すっぽん」と呼ばれる場所でした。
芝居の演者が忽然と現れたり、かき消えたりする演出に使用するすっぽん。
(役者の登場時に、まず首から見えるのが、すっぽんの首を連想させるためこの名がついたらしい)
原則として、妖術使い、幽霊、妖怪変化など、普通の人間の役以外に使われる。。。
ということは、
生のユーレイや妖術使いや人外の者が出たり消えたりするのを目の前で見られるわけね???
いや、ワンピース、ほとんど人外じゃん??みんな悪魔の実、食べてるじゃんw
その後、このすっぽんを利用する役者さんたちと
いちいち目が合うという、気まずい シアワセな状況となったのでした。
(出入りする際、客席と役者の目線が同じ高さになるんだよね)
まぁ、役者はいちいち客のことなんか見てないと思うけど
それでもすごい目ヂカラだったなぁ
この席は水をかぶる可能性があるので、このビニールシートでふせぐようにという注意書きです。
つまり、本物の水を使った演出がされるわけです。
おお、さすがスーパー歌舞伎。(炎を使った演出もあった)
そういえば、8月に行った清里で、野外バレエ白鳥の湖を見たとき
雨よけにと、レインコートが配られたっけ。。。(雨に降られてとちゅうで中止。)
なんだろ、降ってくる水をビニールでよけながら劇を観る運が憑いてる??
それって何運?
→Mさん「水害の運じゃない?」
ワンピースは、現在コミックスで80巻近く刊行されてるらしいけど
わたし、最初の10巻くらいしか読んでないんだよね。
だから、今回の歌舞伎の舞台になっているといわれるコミックス50巻目あたりのストーリー
「マリンフォード頂上決戦、白ひげ海賊団vs海軍」の話を知らないんだ。。。
でもまぁ、基本はもう知ってるから。大丈夫でしょう。
アレでしょ?まぁようするに、設定は、
悪魔の実を食べて、超能力を身につけた
明るく元気で楽しい少年(主人公)が
無邪気に海賊王を目指して道中(海上?)、愉快な仲間を見つけつつ、力を合わせて敵を倒す的な
友情、努力、勝利!(繰りかえし)でしょ?
これぞTHE★ジャンプ!王道少年漫画なわけでしょ?
だいたい、決め台詞が
「海賊王に俺はなる!」
とか、能天気かよ ←ワンピースファンを敵に回す
友情と努力と勝利では現実の世界は回らないんだよ ←人生に疲れたアラフォーの意見
↑こういう先入観がちょっとあったことは否めないのですが
人生初めて観劇したスーパー歌舞伎ワンピースは実際見てみると
かなり意外な展開だった(色んな意味で)ということがわかったのでした。
もちろん上演中は写真撮影できないので、
ブログでは文章で表すしかないのが、もどかしいのだけど。
日記が長くなったので次回に続く。幕間に食べた食事も次回^^