歌舞伎座で、演目と演目の間にアフタヌーンティーが食べられると知ったのはいつだったか。
ヌン茶好キーとしてはどんなヌン茶でも見逃せない。
きっと和風のメニューなんだろうな、斬新だな。
アフタヌーンティーして歌舞伎を見るのもいいよね。
＜歌舞伎座＞
、、とはいえ、、
演目と演目の幕間に店に駆け込んで食べるって、忙しなくない？
せっかくのアフタヌーンティーならゆっくり味わって食べたいよなぁ
なんなら歌舞伎を見る時間を削ってもいいからお茶したいっていうか、
なんなら歌舞伎を見ないでアフタヌーンティーだけでいいよね？花より団子！
ご飯だけ食べに歌舞伎座に行くってアリ？！
今回私がネットから事前予約したのは歌舞伎座内にあるレストラン花篭。
第一部終演後、第二部開演前13:30からのアフタヌーンティーだ。
まぁ私は舞台は見ないんだけどな ← オイ
ほ〜、、、今は、、、風の谷のナウシカをやってるのねぇ。
以前鑑賞した、ワンピースのスーパー歌舞伎といい、攻めてるよなぁ、、
ボケっとしてる場合じゃない。この時点で既に５分遅刻なんだよね。
いや、銀ブラしてたら予想外に時間を食ってしまったというか案の定迷子になってたというか。
歌舞伎座にご飯だけ食べにきた人用のエレベーターが脇にあるのよ。
わからなかったら正面玄関の警備員さんが親切に教えてくれるよ。レストラン直通エレベーターね。
ということは。
私みたいな考え方（花より団子）の人はこの世にたくさんいるってことだ！
堂々と入ろう！（遅刻だけど）3階へ直行！
「いらっしゃいませ、お名前をどうぞ〜！」
メールできていた予約番号を伝えたんだけど、名前で管理してるらしい。
「◯ ◯ 様いらっしゃいました！」
うわそんな、おおきな声で苗字を、、、って、あれ？！
あの予約テーブルにデカデカと書いて立ててある、私のフルネーム、、、
いや、私だけではなく、周囲のテーブルには一人一人のお客さんの名前が分かりやすく表示されてる。
こ、個人情報の管理が、、、プライバシーは、、、
これは名前のないエリアを撮影したもの
、、、うん、でもあれだ、歌舞伎座で舞台を鑑賞して幕間にお食事を召し上がるお客ってきっと素敵なおじ様、おば様たちだよね（偏見）。
だから個人情報を使って悪さしたりはしないよ。これは古き良き昭和の面影を残すレストランなんだ。
でも気をつけて！私みたいに飯だけ食って帰る奴もいる！
店内BGMは歌舞伎の音声だ。歌舞伎座らしいな。
第一幕が終わったのか、お客さんたちがどっと店に入ってくる。
そうか、舞台を見る人は、次の幕まで時間に限りがあるもんね。すぐに自分の名前を見つけて着席した方がいいのか、、
各テーブルのフルネーム看板はそういうことね。苗字だけだと間違いが起こるかもしれないしね。
既に各テーブルに食事は用意されてるし。着席してすぐ食べ始められて効率がいい。
着席する前から、こういう状態でテーブルに既に用意されてるんだよね。
（アフタヌーンティーの場合）
花籠とお重が2箱のセットだ。
そっと周囲を見渡すと、アフタヌーンティーではなくて、用意されたお弁当を食べているお客もいる。こりゃ、間違いがおこっちゃいけないね。各々で食べる料理が違うんだもの。
お弁当の場合は歌舞伎座らしく、幕の内弁当かしら？それともお寿司かな。
なんにせよ、パパッと食べられる内容だよね、きっと。
熱いほうじ茶のポットは必ずついていて、そのほかドリンク注文する形式（コーヒー、紅茶、ハーブ、緑茶から選べる）。
この花籠の中に入っているのが、
☆ええもんちぃ
（7月の演目にちなんだ大阪のお菓子なんだそうだ。舞台を見てないからわからないが）
黒豆の入ったマドレーヌだね。
でもこの個包装になっているのは良いね。
幕間の時間がなくて食べきれなくても、カバンにそっと忍ばせられる。。。
。。。とか思ったけど、「お持ち帰りはご遠慮ください」と、お品書きに書いてある。コロナ禍だから？？
やばい、何がなんでも全て時間内に食べきらねば。それじゃますます難易度が高いじゃん（お残しという選択肢はあり得ない）
まぁ、今回、私は時間を気にせず悠々と全部を食べきるんだがね！
☆歌舞伎座ベーカリーの焼き立てブルーベリーパン
歌舞伎座にパン屋があるの？！あとでちょっと土産物屋を物色してみよう。
☆ブルーハワイとカルピスのゼリー
わぁ、星の形がある。そうか、今月は七夕だからね。
ブルーハワイってなんだか懐かしいな。昭和時代のかき氷の屋台に出ていた。今もあるのかな？
☆水饅頭（かぼす味）、夏のマンゴープリン、メロンのレモンジュレがけ
マンゴープリンかわいい。歌舞伎の隈取りをイメージしたのかな、これは。
続いて、お重の中に入ってるのが、
☆天の川こんにゃく麺
モリモリ食べちゃったから大きい画像がないんだけど、オクラが星の形をしていてかわいかった。
☆ハワイ料理のポキ
サーモン＆イカ＆枝豆の和物。食欲減退しがちな夏に元気が出るメニュー、という触れ込み。
私の食欲は減退してません。
（夏は食欲がないとかいうの、やっぱりおじ様、おば様たちが多いからかしら、、← 偏見）
☆冷製茶碗蒸し、蒸し鶏と椎茸のバジルソース、穴子の押し寿司、茗荷寿司
漬物にした茗荷のお寿司って初めて食べたよ！
爽やかで美味しい。いくらでも食べられる！（1つしかないが）
蒸し鶏の飾り、星の形してる。
歌舞伎アフタヌーンティー、ゆっくり食べたつもりだけど、３０分くらいで食べきってしまった。
幕間にすぐに食べられるように1つ1つ、工夫がされてるのかもしれないね。
これなら、次の幕までに無理なく食べきれるかもしれない。
正確な幕間時間を調べてみると、どうやら1時間くらいはあるようだ（7月の舞台の場合）。
これならなんとか、座席からの移動時間も含め昼食とトイレが済ませられるのでは。トイレはどれくらい混むかにもよるけれど。
さて、私は時間もあるし、ゆっくり歌舞伎座のお土産物屋でも見て回ろうかな。
うわ、歌舞伎揚が売ってる〜って当たり前か？
1階にも軽食屋さんがあるんだね。みんな忙しそうに食べてるよ。
本当に食べる時間がなかったらここでご飯じゃなくて軽食を食べるのもありだね。（食べないという選択肢はあり得ない）
ところで歌舞伎ベーカリーが見つからないんだけど。（ご飯の時間がなかったらパンを食べればいいじゃない！）
次回は舞台も見つつ、ヌン茶もしつつ、歌舞伎パン屋を探しにこよう。
