ぐるぐるぐるめ♪

栃木県産。東京→奈良→静岡→ふたたび東京、たま〜に海外旅行、食べある記。10年以上書いてますので、すでに閉店しているお店もありますがご容赦を。

この世はビリヤニ(インドな1日/その3)

日もとっぷりと暮れた頃、訪れたのは新高円寺にあるサラムナマステ

 

カレー屋さんにインタビュー「サラムナマステ」 スレスタさんご夫婦 | シャプラニール=市民による海外協力の会

 

ずっと本格的なビリヤニを食べてみたかったんだよね。

 

さ、いっぱいやりますか!

ククリラムを召喚!

(他、ネパールアイスなど)

。。。芳香が素晴らしい。

ネパールで誕生したラム酒だ。

遠くからはるばる来たね。飲むとヒマラヤ山脈が見えるみたいな錯覚。(酔ってる?)

 

酒のアテにナンを召喚!(焼きたてホカホカ)

肉まんみたいに見えるだろ?ウソみたいだろ?甘いんだぜ、それで。。。

 

あっま〜い!

でも美味しい。最後の〆に食べる系かな?ナンだから食事系かと思ったけど。でももう、驚くのにも慣れたわ。

 

そうか!店の入り口に書いてあった看板に、

げんていメニュー
くり チーズ ナン
くり、さと(う)、なまクリーム、ギー(たかいバター)チーズとかはいってる

ほくほくナン

秋の味覚ですね

チャイといっしょおいしいさ2ば(い)

 

って書いてあったっけ。栗がチーズに絡まってこれはこれで美味しい。

 

この、インド店の手書き看板の味わい深さよ、、さっき行ったムンバイの手書き看板と共に、これを「インド風にほんごフォント」と名付けたらどうだろう。

 

そして図らずもさっきムンバイで食べたメニューの「ギー」がこれで溶け。。謎が全て解けた。あれは高級バターだったのね。

 

さぁ、いよいよ真打、海老のビリヤニのご登場です!

ひと口食べれば、複雑なスパイスの香りがいっぱいに広がる。
味は、大まかな方向性としては「からい」のだけど、
そんな単純な言葉ではとてもとても言いあらわせない。

絵で例えたら、さまざまな色の絵の具が混ざって全体として黒っぽくなってるんだけど、それを「黒」という単純なワードでは表せないというか、、
食べ物が国民性を表しているとするならば、インドってすっごく複雑で面白い国なんじゃないかな。

さまざまなスパイスが複雑に絡みあって見事なハーモニーを奏でている。つまり、これは美味しいってことか。

この世は万華鏡って言うけど、この世はビリヤニなのかもしれない、、、
宇宙の真理に到達してしまった、、

そしてククリラム酒に合うんだな、これが!口の中が未知の世界よ。
そう、やっぱり地元の食品には地元のドリンクだね!
さっきのムンバイで食べたミタイも、一緒に飲むならばチャイ一択だ。
普通の紅茶ではぜんぜん全く物足りないんだ、そう、マサラチャイの複雑なスパイスじゃないと、あの個性的なミタイと並び立てないのだ----!

 

友達

「このヨーグルトで味変できるらしいよ」

どれどれ?ビリヤニにかけてみるか、、

「!」

全てのスパイスが中和された。魔法みたい。

あれほど主張してたスパイスが一瞬で黙り込む。このヨーグルト、トランプのジョーカーかもしれない。

 

、、、そうか、どうしてインドで「ラッシー」が発明されたのか、分かった気がする、、!あれは単体だけで飲んでると存在意義がわからなかったんだけど、インドの食品にものすごく合うんだ、、!

 

ヨーグルトのおかげで、新鮮な気持ちでビリヤニ以外のメニューに向き合うことができるよ。

 

シークカバブ

以下、インド店員によるツイッター、インド風にほんごフォントで書いてあったのをコピペ。

ネパールのえほまき(ほんとはシークカバブ) ・チキンとマトンのにくちいさいにしてタンドールでやいてたおいしいもの ・ネパールとかインドでたべてる ・ごはんあう ナンあう ビールあう

羊肉の「ちくわ」だ。串焼きするから穴があくんだよね。
真っ赤な色に一瞬怯むが、それほど辛くない。むしろスパイスがとても香ばしい。


もうここまで来ると、どんな形状、色をしていても躊躇なく口の中に放り込む覚悟はできてしまった。

 

サモサ

以下、インド店員によるツイッター、インド風にほんごフォントで書いてあったのをコピペ。

サモサです。いつも口の中の水分を奪って申し訳ございまん。奪い合いのない世界がおとずれますように。素敵な一日をお過ごし下さい。ナマステ

個人的に、口の中の水分奪っていく殺気立った料理は大大大好きなので全然問題ないです。

 

以下、インド店員によるツイッター、インド風にほんごフォントで書いてあったのをコピペ。
えだまみチャットパタ。
スパイスであじつけしましたえだまめ、オニオン、ねぎのあえものです。ビールのおつまみのぴったり。

 

ごちそうさまインド!!

口の中が世界旅行したみたいな1日だった。

こんな複雑に五感に訴えてくる料理、インド最高じゃないか。

 

インドな1日(終)

はじまりのPani Puri(インドな1日/その2)

〜四谷のムンバイでアフタヌーンティーの続き〜

 

金色の鳥籠をかたどったケーキスタンドに飾られた異国のスイーツたち。。。


思わず心の中で叫んでしまいましたわ。
「今日の。。。ムンバイは、大変な人ですこと。。。!」
実際店内のテーブルはすでにあらかた埋まっておりましたわ。
店内の装飾やケーキスタンドを撮影している客多数、、まさにインスタ映えですわ!
(ま、私は古式ゆかしくブログに書くんだけどな)


はじまりのPani Puri


え?何その「はじまりの村」みたいな。
メニュー名からも、外見からも、味の想像もつかないし
何が入ってるかもわからない、どうやって食べるのかもわからない。
インド菓子レベル1くらいの私でも攻略できるの?!
これがはじまりでいいのーーーー?

手がかりを探して攻略本、じゃなくて、メニュー表に書かれた短い文章によると----

「丸いスナックにスパイスウォーターを注いで、クリスピーなうちに召し上がれ」
難しくないか?!

 

緑の液体を慎重にスナックの穴に注いで、、うわ、意外に大量に入るな、、漏れないうちにすぐに丸ごと口の中に放り込む!

 


。。。。。。!!!!!( ・o˙ )#$%&*@

 


ええと、この緑の液体はドレッシング?サラダにかける用の液体な気がする???
シャクシャクと口の中で溶けていくスナックを感じながら
私の頭の中に「?」マークが踊り狂っている。
いや待てよ、サラダ味のスナック、日本でも売ってるし、それだと思えば、、


「これが"はじまり"かぁ〜。すごいなインド!」
なんというか、根本的な文化の違いを感じるのだ。根本から違う、土壌が違う。
今までこのアイデアは見たことなかったわ


。。。まぁとりあえず落ち着いて、カステラ(?)黄色い甘い蒸しパンを食べよう。

最初の金の鳥籠画像で言うと、上の段の大きめ3つのケーキだね。
Dhokla(ドークラ)?よくわからないけれど---

 


。。。。。。!!!!!( ・o˙ )#$%&*@

 


わたしは今何を食べてるんだろう??????
どうして「カステラ風の蒸しパン(甘い)」と頭に浮かんだんだろう?


蒸しパンの食感でもないし、カステラ食感でもないし
甘くないし、思いっきりスパイシーだし。

 


人間は無意識に見た目から味を想像しているのだ、今までの経験に従って。
口に入れて味わった瞬間、それはすでに脳にとって「答え合わせ」なのだ-----
行動から起こる結果を脳は事前に予測しているのだ。
長年生きていれば脳にとって結果はだいたい想定の範囲内-----


そんなわけなかった。想定の範囲内なんてないんだ。


世の中には私の知らない未知が膨大に存在するのだ。
今まで食べたことのない食感と見た目の甘さを裏切るスパイシーな味覚と
脳内のどこを探しても形容する日本語が見つからない時空間に投げ込まれたのだ。

 

(多分、ひよこ豆やムング豆などの豆類が摩訶不思議食感の一端を担ってるんだろうけど。)


そうね、名前と見た目からは何もわからないから、こうやってチャート式で表現するのはとても良いアイデアだ。


わたしの目と口と脳がケンカしてる。工事現場の現場と中間管理職と本部の行き違いみたいだ。

「おいっ!目!何やってんだ!落雁みたいなビジュアルを送ってきて!」


歯&舌

「これは甘めの消しゴムですよね〜え?生餅かな?って最初は感じましたけど」


「いや、確かにこれは銀色の模様のついた菱形の落雁ですってば!」


攻略本(メニュー表)には
カジュバルフィ「カシューナッツとミルクのお菓子(銀粉も食べられます)」と書いてある。
でもこの事前情報から想像する味と食感から遠く離れすぎて一瞬で異世界に放り込まれる。
攻略本が全く役に立ってない。予習が無駄すぎる。本当に食べてみるまで何が起こるか全然わからない。
「ベサン粉とギーを練り上げた懐かしい味のお菓子」とか。
材料が全然想像つかないのにどうして"懐かしい味"が爆誕するのか?(ベイサンピンニー)
最初の金の鳥籠画像で言うと、下の段の小さな6つのクッキーだね。
いや、クッキー?って言って良いものかどうか。

 


友達
「これはマジパンですね(食感)」

「わぁ〜、見事なBLAST!素晴らしいデータベースをお持ちで!食品にヒットするのがすごい!」

 


ここまでですでに不思議異空間に漂ってるけど、それなのに強調するように「不思議な食感」と攻略本(メニュー)に書いてある"ラスグッラ"って何?


友達
「あ、私食べたことがあるかも。海外にいた時、インド人の同僚がいて、、」

「どんな食感だった?」
友達
「。。。。。。。。。」


説明する日本語が見つからないらしい。
これはもう注文するしかないね!
このお店はアフタヌーンティースタンドの他にもミタイを1個から注文できるから(とても気が利いてる)。

 

 

。。。。。。!!!!!( ・o˙ )#$%&*@

 

 

友達A
「どう?味と食感を説明してみて?」

友達B

「材料はチーズのはず」

 

メラミンスポンジに高野豆腐を7:3でMIXして砂糖の飽和水溶液に漬けた?
いや私は消しゴムやスポンジを食べたことはないはず。
もっと的確な日本語はないものか------?これまでの人生で蓄積してきた頭の中の語彙を総動員するんだ!

 

私「おからを極限まで固めて、甘いシロップに漬けたものかな」


ワタシ、モット ニホンゴ、ベンキョウ スルネ

 

 

インドな1日<後編>に続く

ラスグッラも究極に甘いが、インドにはさらにグラブジャムンという世界一甘いスイーツがあるのだ。恐るべしインド。

 

チャイとミタイ(インドな1日/その1)

今日は インドのムンバイで 四ツ谷のムンバイでアフタヌーンティー部活動の日。
いや〜、久しぶりだなぁヌンティー
みんな〜!集まってくれてありがとう。(勝手に部員化)

インド料理 ムンバイ 四谷店+The India Tea House|東京 – 【公式】インド料理ムンバイ Indian Restaurant Mumbai


この味わいのある店の手書き看板(日替わりカレー)よ、、インド店の看板って何かカワイイよね。


青を基調とした素敵な店内〜!!王宮の一室をイメージしてるらしい。
こりゃ予約必須なだけはあるわ、人気店だからすぐにテーブルも埋まっちゃうね!


アフタヌーンティーってイギリス発祥だけど、、
そういえば基本の英国風アフタヌーンティーはどんな感じなの?という話題になり。。


(例)Fortnum & Masonのアフタヌーンティー

イギリス旅行記 Fortnum & Masonでアフタヌーンティー(特別編) - ぐるぐるぐるめ♪

「3段重ねの皿の一番下にはサンドウィッチがあることが多くてね、昔の英国ではきゅうりが貴族の高級食材だったから、恭しくきゅうりだけが挟まれてたりするんだよ!焼きたてのスコーンは必須でしょ。そこにクロテッドクリームといちごジャムがこれでもか!と付いてきて、あとは甘いクッキーや小さなケーキがこまごまとお皿に乗ってるの。」


色々なお菓子や軽食を、溺れるほどの紅茶でたっぷり時間をかけておしゃべり時間を楽しむんだよね。貴族文化よ、、
それがイギリス風なのだ。しかし今日はインド風ヌン茶を楽しむ会なのだ。


、、、さっきからすごい勢いでおかわりを注がれてるティーカップ、、
飲み干した瞬間に(なぜわかるのか)インド人が現れ、なみなみとスパイシーなマサラチャイを注いでは奥に消えていくという、、
(そしてカタコトの日本語でメニューを聞いてくれる)

なんだか、19世紀のインド帝国に行政官として赴任してきた英国貴族のお嬢様になった気分に浸れるよ。英国とインドの歴史を考えたら悠長なことは言えないのはわかっているのだけど。

 

「わんこそば ならぬ わんこチャイだね」
おいしいチャイだから飲み放題ラッキーなんだけど、もしやフタを閉めるまで注がれ続けるのだろうか、、(なお、フタはない)

 

この真珠飾りがたくさんついてる器には何が入ってるんだろう?お砂糖?
「あ、砂糖じゃなくてスパイシーなナッツが入ってるんだね」
そうか、ヌン茶って甘いのが多いからね。(と、その時は思っていた)
このナッツはスイーツの合間に食べる箸休めってとこか、気が利く〜!

軽食は英国きゅうりサンドウィッチじゃなくて、ポテトをインド丸パンで挟んだものなのね。
ワダパオ(Vada Pav)、、ってメニュー名だけ聞いても想像つかないから、
今日は実際に目で見て食べてみて

判断していくしかないねぇ (´~`)モグモグ


と、ぼんやり思っていたのだ。その時は。
このあと怒涛の脳内スペクタルが来るとは夢にも思わず。

 

インドな1日<中編>に続く

さぁ、インドの菓子職人による手作り菓子(ミタイ)の饗宴、始まり始まり〜

2023夏の間、何をしていたかというと

今年の真夏日は実に、88回を記録したとかしないとか。(9/26時点)
それってほぼ3ヶ月ずっと真夏ってことじゃん。
9月末になっても軽く30度を超えていく東京砂漠。
しかし、マック vs モス vs ケンタ vs ロッテリア vs コメダ
仁義なき月見戦争が勃発したのならば、それはもう秋の火蓋が切って落とされたのだ。
もう今年は永遠に暑いんじゃないかと不安だったが、唐突に秋は始まった。


今年のイチオシ:月見フォカッチャ(モス)

プリプリ馬蹄型ソーセージに新鮮グリーンリーフ、トロトロ半熟玉子にモスオリジナルバーベキューソースを絡めてフォカッチャで挟み込んだ一品となっております。優勝。


〜ここから、真夏の思い出〜


。。。その1(ナポレオンパイ)。。。


今日は意識高い系 港区民が集う虎ノ門ヒルズにやってきた。 ← (個人的感想)

 

なぜならそこには SAWAMURA があるからだ。

ベーカリー&グリル 沢村 虎ノ門 | ベーカリー&レストラン『沢村』公式サイト

海外在住日本人が一時帰国で買って行って現地の冷凍庫に入れてチビチビ焼きながら大切に食べるとウワサの、あのパン屋だ。← (都市伝説)


どれどれ、、朝ごぱん用のパンでも買いましょうかね。ショーケースの中を覗くと、、

あ、ダメだ、これは「遅刻遅刻〜!」って口にくわえて玄関を走り出す用のパンじゃないわ。
ちゃんと紅茶とかコーヒーを丁寧に淹れて窓から差し込むあふれる光の中で落ち着いてお迎えせねばならないパンだわ、、


あっ!いちごのナポレオンパイを見つけてしまった!

ナポレオンパイ又それに準ずる、類する食品を発見した場合は可及的速やかにそれを入手し、直ちに口にせねばならないんだったわ。
これはわたしの十戒の1つだからね。紀元前から厳格に戒律で決まってるので。


早速ナポレオンパイをゲットして、店内のテーブルに案内してもらい、席に着くと、、他にも美味しそうなメニューが!


私「数量限定のラザニアお願いします」
スタッフ「それではこちらは冷蔵庫にお取置きしておきましょうか?」
と、ナポレオンパイを店内の奥へ、、気が利く〜!さすが虎ノ門ヒルズ
ふと周囲のテーブルをうかがうと、多言語が飛び交い笑いさざめくオサレな人々、、

あれ?ここはこんなジーンズにサンダルばきで来るところじゃなかったかも、、

私、TPO間違えた?

 

ちょっと服装に後悔してるうちにいらっしゃいました、食べ放題のパンでございます。(言葉だけでも優雅にしてみた)

 

そして前菜のラザニアがご到着でございます。(言葉だけでも(ry)

ビーフラグーとモッツァレラのラザニア。熱々!


いつも思うんだけど、平日昼間にぶらぶらして優雅な雰囲気を醸して港区のレストランでのんびりしてる人々て何者なんだろ?
リアル東京カレンダー族?投資で成功した民?素敵なビジネスの会食?本当、ずっと謎のままなんだよね〜。


本日のメインのいちごのナポレオンパイ、ご降臨あそばされました。

 

どの角度から見ても美しい。戒律も厳守できたし、本日も神との契約は無事守られた。


おまけ画像:虎ノ門の神


。。。その2(スコーン)。。。

 

その日、私は東京駅の中で走っていた。このままじゃ予定してた上野東京ラインに間に合わない。
うっかり八重北に迷い込んだ私はさらに無駄に迷走していた。
右を見ても左を見ても上を見ても下を見ても新幹線改札しかない。早くこのエリアを抜けださないと。
出口はどこだ。早く早く、、


、、、、あった!

Bakers gonna Bake!

 

スコーンがあった!


ラッキー!思わぬところでスコーンをGETできたぞ!
しかも期間限定で舟和とのコラボだって。

 

舟和のお芋&ほうじ茶ラテと舟和の芋ようかんと発酵バターのスコーンサンドその他、諸々をGET。
さっそくベンチで食べよう。

舟和のスコーン画像はないのかって?ないよ。夢中でぺろっと食べちゃったからね。
これは全粒粉のスコーンね。ああ、ここはしっとりほろっと系ね。
美味しいけどね、もうちょっと大きく、より硬く、ボロボロと殺傷力を上げたらもっと私の好みになるかもなぁ。

 

画像はお店のチラシから拝借。

喉に詰まりやすいスコーンに、さらに芋を加えて殺傷力を上げてるのは良きアイデアだ。

 

あ、そういえば電車の時間どうしよ。
まぁいいか、この世に、スコーンを食べること以上に重要な問題なんてあんまりないからね。
後でおいおい考えていきましょう。

 

。。。その3(餃子?)。。。

 

その日、私はガックリとうなだれていた。
JR宇都宮駅に来てももう、そこに「いちごの里」はないのだ。(閉店)
あふれるいちごへの愛をどこで爆発させればいいのか。

というわけで、今回は"とちおとめビール"でいちご欲を満たすことにした。


ここは駅構内にある宇味家

JR宇都宮駅構内店 | 宇都宮餃子 宇味家


店員さんに聞くと、この店にはビールの他に2種類、とちおとめ系の酒があるそうだ。
でも真夏にはビールでしょ。
この夏の暑さで、私の体は「ビールしか受け付けない星人」に改造されてしまったからビール一択。


そしてビールには餃子でしょ、なにしろここは
焼き餃子、水餃子、揚げ餃子に変わり種餃子、スイーツ餃子なんでもござれの宇都宮だしね〜。



、、、フライ餃子、、、だと、、、?


なんか、このフライの衣の中から、かすかに「シテ…コロシテ…」って声が聞こえるような気がしないでもない。
ここまで魔改造されても「餃子」なのか。すごいな宇都宮!
まぁでも、いちごピューレを入れられてしまったビールも、魔改造ったら魔改造なのかもな。
一体私は何を食べて飲んでいるのか。


そして餃子本人の意志やアイデンティティはともかく、ここに、
史上、最もビールに合う餃子が爆誕したことを認めなくてはならない。
フライにビール、合うわぁ〜〜!当然だけど。


こうして躊躇なく餃子の境界線を拡大していく宇都宮。
どこまでいくのか(どこにいくのか)。頼もしいかぎりだ。


〜箸休め〜

次世代型路面電車を推しまくるJR宇都宮駅構内の画像

 

。。。その4(この夏行った美術館や博物館)。。。


消防博物館(四ツ谷)

東京消防庁<防災館・博物館><消防博物館>

ここは消防車が好きで消防署に車を眺めにくる
小さな男の子や大きなお友達?は大興奮じゃなかろうか。
なにしろ無料で江戸時代から令和までのありとあらゆる消防車と消防馬車?が詰まっている場所だ。

 

「透明○PACHINKO」in SHIBAURA HOUSE
もう会期は終了しちゃったけど、なかなか幻想的な空間だった。

この展示会をfeatureしたスイーツも面白かったし。

ちなみにマスカット味のゼリーなのである。

 

これも会期終了しちゃったけど、東京オペラシティで開催していた、

野又 穫 Continuum 想像の語彙|東京オペラシティ アートギャラリー


project N 91 小林紗織

Exhibition Details | 東京オペラシティ アートギャラリー


寺田コレクションハイライト

Exhibition Details | 東京オペラシティ アートギャラリー


最近、いろいろな物事に対して自分は、教科書通りの反応をしていたなぁということに気づいた。
怒りも喜びも良いことも悪いことも全て最初から「これにはこういう反応が正しい、こう捉えるべき」と決められていたかのような、
特にコロナ禍に巻き込まれてからはね。いや、自由に見えるだろうけど、何気に縛ってしまっていたな、と反省。
どんな捉え方をしてもどんな感想を持ってもどんな感じ方をしてても何考えてても自由なんだよな、この世は。


作品を見ながら「タイトル」を考えるのが楽しい。
何に見える?

(正式なタイトルは画像の右下に)


食べ物ばっかりじゃないから。ちゃんと文化的活動もしていたのですよ。この夏。


2023夏の間、何をしていたかというと<終>

 

真夏の休日の過ごし方(有楽町編)おまけ

灼熱の東京砂漠で立ち寄ったオアシス、THE R.C.ARMS 有楽町店、、、前回立ち寄ったのは第8波の最中だったか、、。

今、第9波と囁かれているけど、制限のない夏、街には人が溢れている。

【公式】THE R.C.ARMS 有楽町店 │自分らしい時間を過ごせる新しいパブリックハウス ダイナック

 

さ〜て、アールグレイジン&トニックにするかな、フランスのアップルブランデー「カルバドス」を使ったオリジナル・ハイボールもいいな。
リコリス入りのオリジナルジントニックも珍しいな。どれにするかな、、、う〜ん

 

、、、いや、35度の気温の中では人類の胃袋はビールしか受け付けなくなるものなんだよ。

そういうものなんだよ

発狂しそうな猛暑の中、顔につけたファンデ全て消えていったよ。おしゃれ(酒)なんて追求できないんだよ。

 

カウンターに座ってヴィクトリアンアルトを注文!

ゴクゴク(´ノ◎ヽ`*)生き返った〜〜〜!

おしゃれはビールで追求すべき。

アルトビール飲みやすいわぁ

 

さて、THE R.C.ARMSといえば前回の心残りだったアップルパイですよ!

前回の日記(の、一番下の記事)

東京ひとりカツ - ぐるぐるぐるめ♪

 

前回食べられなかったのを忘れてないからね。まず真っ先に注文するでしょ。

真夏に胃袋がやられてても、スイーツは別腹に入るから問題なし。

そして、私レベルになると(どんなレベルだ)お菓子をあてに酒が飲めるので全く問題ないのだ。

 

 

真夏の休日シリーズ(完)

真夏の休日の過ごし方(宇都宮編)その2

上野百貨店が消え、西武百貨店が消え、ロビンソンが消えてパルコも不況の津波にさらわれていった諸行無常、餃子の女神像すら真っ二つに割れるハルマゲドンの宇都宮駅

と、以前書いたことがあるけれど、宇都宮駅前も白金台に負けず劣らず栄枯盛衰が激しい。

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2023年現在、宇都宮駅周辺はPASEOとトナリエ、ウツノミヤテラスが栄えているが、なんと私の最愛の"いちごの里"が無くなっていた ← 諸行が無常すぎて涙が枯れ果てた。風の前の塵すぎる。

っていうか、今まで「いちごの里」目当てでわざわざ宇都宮駅経由で帰省してたんだよ?これからどう生きていったらいいの?縁(えにし)や、"いちごの里"っていう私の大好き店2TOPが次々となくなっちゃって「君たちはどう生きるか」?って、全然生きられないよ!

 

そして変化が激しいのは駅前だけではない。

この夏、芳賀・宇都宮LRTが走ることになった。

(画像:工事完了した路面電車の駅)

(この画像を撮影するために車に轢かれかけたけど)

しかし、このLRT鹿沼市民には恩恵なさそうだな。。(路線的に)

 

鹿沼の民に恩恵なさそうっていえば東武鉄道もな〜〜!

今月からN100系スペーシア Xが走ってるんだけども!

そんなことよりも!観光用のSL大樹(なんか)よりも!

快速電車を復活させてくれぇ〜〜!東武よ!

東京との往復に不便で仕方ないんだよ(泣)

 

とか愚痴を言いながらたどり着いたのは本日の呑み処、

365餃子バー(東口店)←予約推奨

365 ギョーザ バー 東口店 (365 GYOZA BAR) - 宇都宮/ダイニングバー/ネット予約可 | 食べログ

 

さすが餃子の街だよ。餃子専門のバーまで存在するとはね。

 

 

 

早速、ビールで乾杯!ワインもメニューにあるけれど、餃子にはビールだよね!

そしてこんな頭がおかしくなりそうな猛暑の日には、やっぱりキンキンに冷やしたビールだ。

ああ〜〜!猛暑の日のビール、、、五臓六腑に染み渡るとはこのことだ!(スプリングバレー、ブルックリンラガー、それぞれプレミアムモルツとのハーフ&ハーフ)

そのほか、とちおとめサワーなど、栃木県らしい酒も挟みつつ、

 

さぁ!ここからひたすら餃子を食べまくるよ!

餃子の画像しか出てこないから、餃子が嫌いな人はここで画面を閉じてね!(いるのかそんな人間)

 

全部海老のぷりぷりゆで餃子だったかな?確かにぷりぷりだ。

ええと、全部海老の焼き餃子?(海老スキーなもので)

私が独り占めしたパクチー餃子。パクチーいいよね。

うーん、、この店のおすすめの365焼き餃子だったかな。

レモン塩がオシャレだよね。

鬼おろし大根と大葉の焼き餃子。さっぱりしてる。

香味野菜の焼き餃子。揚げた牛蒡が風味が良い。

食べるラー油とじゃがいもの焼き餃子。じゃがいもがシャキシャキ

あつあつ揚げ餃子。ラストの方でうっかり頼んだからお腹いっぱい。

一番美味しかったかも。炙りチーズ焼き餃子。トマトとオリーブソース。

 

ご馳走様でした!

ひたすら餃子に付き合ってくれた友人に感謝!

 

おまけ

以前の宇都宮餃子日記

餃子の街で餃子三昧(宇都宮) - ぐるぐるぐるめ♪

 

真夏の休日の過ごし方(白金台編)その1

白金台もずいぶん変わってしまったなぁ、、

BLUE POINTやThe house、個人輸入雑貨店、洋菓子店があったのは昔の話。

陸の孤島感もずいぶん薄れて、今やチェーン店が立ち並ぶ街となってしまった、、

それでも残ってるこんな瀟酒な雰囲気は結構好きだけれどね。

過去、白金台の店のブログもいくつか書いてきたけれども、ほとんど閉店してしまい、、栄枯盛衰の激しい街だね。だからもう、昔の日記をここにリンクできない。

 

それでも今(2023年)もまだ残る白金台らしさといえば、

Cafe La Boheme Shiroganeとか、

 

Chocolatier Ericaなどが気を吐いている

 

体温を超える最高気温を記録し続けている本日、松岡美術館を訪れました。

松岡美術館

 

涼し〜〜〜い!

 

いや、涼を求めにきた訳ではなく(いやそれもある)、ひと気も少なくて(穴場ですよ)真夏にはちょうどよいというか。

 

今日はとんでもない猛暑と湿気。なにしろ朝、顔に塗ってきたファンデーションが汗で全て落ちたからね、、、

ベンチでしばらく涼んで、呼吸を整えたところで、それじゃあ、本来の目的の絵を鑑賞しましょうか。

絵でも、、、

 

「宝くじに当選して、もはや生活の心配をすることなく絵画に専念できるようになった <略> 頻繁に旅行もした」


印象派って当時のサロン・ド・パリに逆らってた感あるから、画家はみんな貧乏で、お腹をすかせて痩せ我慢しながら"光の揺らぎ"とか描いてるイメージだったよ!(暴論)。

そんな楽しいセレブな印象派がいてもいいのか?!

宝くじ印象派

 

だって同じ印象派のモネなんて貧困に喘いで身重の妻を置いて実家に戻るほどだったんだよ?↓

 

。。。ああ、私、今日は絵を見にきてたんだっけ、、落ち着いて絵を見て涼もう、、なんか怒り?で燃え上がっちゃったけども。いいよなぁ宝くじ。

 

白金台には他にも穴場の美術館がある。ここから歩いて15分くらいのところにある、庭園美術館

東京都庭園美術館|TOKYO METROPOLITAN TEIEN ART MUSEUM

涼しげな展示をやってるねぇ。館内もキンキンに冷えてるよ。(ビールみたいに言うな)

 

どうしようかな。美術館付属のレストランでフレンチコースランチするのもいいし、美術館カフェに入って高級スイーツを食べるのもいいよね。(いやまず展示を見ろって)

レストラン comodo 付近の風景(予約推奨:美術館チケット購入必要なし)

(忘備録:カフェ TEIEN の方は美術館チケット必要)

素敵な内装の店内で素敵ランチ良いよなぁ、、

 

、、、でも、白金台駅から歩いてくる道程で見かけたアレが脳裏にチラつくんだ、、

うおおお〜〜〜!パクチー冷麺!

こんな幟を見てしまったらもう入らないわけにはいかない!夏はやっぱり冷た〜い麺、冷麺でしょ〜!

 

結局ジョナサンで冷え冷えのトムヤム冷麺を食べてしまった。。

夏は色々判断がおかしくなる、、いや私は!正常だ!美味しかったです!

真夏の素麺とか冷やし中華とか、やっぱり生理学的に理に適ってるのよ。

 

さて、ここから北に100km移動して、、、、

(その2へ続く)