ぐるぐるぐるめ♪

栃木県産。東京→奈良→静岡→ふたたび東京、たま〜に海外旅行、食べある記。10年以上書いてますので、すでに閉店しているお店もありますがご容赦を。

白金台フレンチ難民その1

白金台フレンチ難民となり果てて4ヶ月。
わたしの理想とするフレンチの店は、


「気の向いたときにフラリと一人で行ける」
「お値段が手頃」
「コース料理で、魚と野菜が美味しいところ!(←ココ重要)」


そう、今まで行った中で一番の理想の店は


以前紹介したビストロガワの記事


でも残念ながら、この店は静岡県にあるのだ。
東京に引っ越した私が通うのは無理。。。(T_T)


というわけで都内でひたすら「理想のフレンチ」を探して歩き回ってる訳ですが、
これがまた、なかなか大変。
フレンチ/イタリアンの激戦区である白金台でこんな苦難を味わうなんて。
なにがどう大変なのか、というのはこれから追々お話しして行きましょう。


そんなある日のこと。
白金台近辺をお腹をすかせてフラフラ歩いていた私の目に止まったお店。
なかなか良さげなお店じゃないですか。。。ちょうどランチの時間。
入ってみましょう!
(値段設定がわからないお店でも、
昼の時間なら法外なお値段ではないだろうという算段)


店内部の写真


まず、お店で迎えてくれたウェイトレスさんに確認を取ります。
「一人なんですが、大丈夫ですか?」
「大丈夫ですよ〜〜^^」


そう、3ヶ月ほど前に行った某フレンチA店(店の名前は伏せます)では
11人のオバサマ方のテーブルとカップル席に挟まれ
わたしのテーブルの給仕が忘れ去られたことがあるのです。
(飲み物もパンのおかわりも忘れ去られた。。)
まぁ、日曜のランチという繁忙期にフラリと店に入った私も悪いのでしょうが
フレンチを一人で、というのはなかなか勇気のある行動なのです。


早速、メニューを開きます。
メインの料理が魚、肉取り混ぜてたくさん選べるようです^^
冬期限定メニューのグラタンやカキを使ったメインもありました。
ポイント高いですよ、これは。


さぁ、ウェイトレスさんに確認を取りましょう。
「コースを頼んでも、大丈夫ですか?」
「はい、どちらのコースになさいますか〜?」


ああ、注文がすんなり行きました。
昨年行った某フレンチB店では、何度もウェイターから確認を取られたのです。
「今日は週末なのでコース料理しか無いんですが。。。」
と言われたので
「ええ、けっこうです、このお店のコース料理をいただきたいのですが」
と答えると、
「あの、コース料理は平日よりもお高めの値段設定になっておりますが。。。」
と、渋い顔をされてしまったのです。


。。。わたし、お金が払えそうにない客だと思われた???
しかし、某フレンチB店のランチコースのお値段は2500円。。。
2500円が払えない客だと思われた???



それとも、コース料理はグループ客やカップルしか食べちゃいけないってこと???

そんなの変だ!
ひとりだろうが多人数だろうが貧乏だろうが金持ちだろうが
どんな状況だろうが私は食事に手は絶対に抜かない。
いずれ私の血となり肉となる食べ物、どうでもいいなんてことは絶対に、無い!
百歩譲って、コース料理が2名以上から準備する店ならば
店の前の看板に注意書きするなり、一人で入る客に事前にそう断るべきだ!


おいしい食事は音楽や芸術と同じように人生に不可欠なものなのだぁ〜〜!!


。。。というのが座右の銘の私にとって
白金台のフレンチ攻略は困難を極めていたのだった。