ぐるぐるぐるめ♪

栃木県産。東京→奈良→静岡→ふたたび東京、たま〜に海外旅行、食べある記。10年以上書いてますので、すでに閉店しているお店もありますがご容赦を。

イギリス旅行記 食事だけ世界一周旅行。

ヨーロッパにはいくつもチャイナタウンはあるけれど、
ロンドンのSOHOの中華街は欧州最大規模。

(一瞬、横浜中華街かと。)


どの店でランチをするか迷うところですが、
ここは落ち着いて、観察するのです。
おいしいお店を探すのです。


なにしろWikiの格言で
「イタリアに行ったらイタリア料理を、フランスに行ったらフランス料理を」


そして、


「イギリスに行ったら中華料理を食べろ」
という衝撃の格言を見つけてしまったのでわたしも必死です。
「もしかしたらこれがイギリスで唯一のおいしい食事になるかもしれない」
(いや、そこまで心配する事はなかったけど)


昼時にひと気もまばらな店もあれば、大混雑している店もある。
もちろん、狙うのは「大混雑」の店ですが、ただ大混雑してるだけではダメ。
狙うは、外国人ではなく、中国人でいっぱいのお店。(中華料理だからね)
そろそろ日本人と中国人と韓国人の見分けもつくようになってきました。

湾仔閣というお店をチョイス。


店の中は中国語が飛び交っています。いざ、突撃!
一番軽めのランチコースを(英語で)注文して。。。

スナック菓子と温かいコーンスープ(たまご入り)が出てきました。
うん、スープがおいしい。たっぷりのジャスミン茶のサービスも良いね。
寒い日だったので、スープはうれしいよ。



ごはんがたっぷり出て来た〜〜〜〜!
結局、イギリスで「米」を見たのはこの中華街のランチと、
テートモダンのテイクアウトで食べた豆と玄米のサラダのみでした。(穀物の種のサラダ)

参考画像:玄米をサラダの具として使う。


そうか、米って、「野菜」とか「種」の扱いなんだな。とうもろこし的な。
だから、精米した米を炊く日本(アジア?)文化って珍しいのかも。。。
ロンドンのジャパンセンターでは「Sushi」として玄米ロールが売られていたもんなぁ。。。(それホントに寿司?!)すし飯ですら無いっていうか。。。


中華街で、あ〜〜!玄米ではない白いご飯にありつけた!と感動しながらモリモリ食べたのだけど、(タイ米だけどね。)


量が多い。。。
いちばん軽めのコースのはずなのに。

結局、食事を少し残してしまった(おいしかったのに、あ〜、もったいない!)
周囲の中国人客のテーブルにはどんどん皿が運ばれ、あっという間に平らげられていく。
確かに、肉も野菜も米もお菓子も全部おいしそうなんだけど、皆よく食べるなぁ。



お次はイギリスのフランス料理。
ここはBRASSERIE ZEDEL(ピカデリーサーカス付近)


一番手前にカフェが有り、


階段の奥に進むと、


バーや、様々な店に分かれ、複合レストランになっているようです。


ちょうどディナーの時間。店はたくさんのお客さんでにぎわっていました。

(店内の内装は素敵なアールデコ調)


メニューが読めない事案発生。

まさかのフランス語。。。。!
いや、フレンチレストランだから当然と言えば当然。


思えば、ホテルのテレビが複数言語が選べるようになっていたから
一瞬の喜びもつかの間、言語が「英語」か「フランス語」しか選択肢がなくて
しぶしぶ英語を選んだんだっけ。
ようするに、フランス語は英語に匹敵するくらい重要言語なのか?(ロンドンで)



それとも、ヨーロッパの人は英語もフランス語もできるのが当たり前なのかなぁ。。。?
英国旅行する前にオンライン英会話でアタマに英語データベースを構築して来たつもり(?)
だけど、フランス語はアタマの中を検索しても404 - File Not Found(エラー)よ。


心の中の葛藤


いや、でも、メニューの中に「salade」とか「soupe」とか、なんとなく判別つきそうな単語があるぞ。。。?
つまり、英語で「salad」と「soup」でしょ?フランス語の方によけいなeがついてるけど。
ということは、この調子でフランス語の単語を私の頭の中の英語データベースで検索してスコアが良さげなものを持って来ればなんとかなるんじゃないの?


心の中の葛藤、終了


脳内BLASTなう。


。。。。


検索終了。



私「え〜と、このポイズンって、ですかねぇ?」
Tさん「Poissonは魚のことですよ(ビックリ)」
私「。。。ですよね〜(毒はPoisonだったよ。)」
エラーメッセージにもほどがあるわ。



せめてポアソン分布(Poisson distribution)のポアソンが出てくれば
もうちょっとアタマが良く見えたかもしれないが(爆)
サカナ分布、ますますカオスか。


(なんでPoisson→サカナから1つsを抜くとPoison→毒になるのか、この辺の事情を知ってる方、います?)


絶体絶命の危機も、Tさん持参の電子辞書が大活躍して無事注文できた我々。

ワインで乾杯〜

これはキャロットのラペ

肉料理
そして、、、

私、こういう形態で仰々しく運ばれてくるフレンチフライ(フライドポテト)、初めて見ました(笑)。
ナイフとフォークで食べるの?フライドポテト。

画像:最後のデザート(チーズケーキ)


フランス語以前に私のアタマの常識データベースを更新した方がいいかもしれん。
Tさんがいなかったらいったいどうなっていたのか私。

そんなこんなで外に出たら20時過ぎ。夕焼け空に私のアタマの中のデータベース更新を誓うのだった。
そういや、「私のアタマの中の消しゴム」っていう不吉なタイトルの映画があったよな、なんて思い出しながらこの日は終了。


お次はアメリカンレストラン「Joe Allen」
ニューヨークの劇場街に本店があり、パリとロンドンに支店を出しているらしい。
この店はロイヤルオペラハウス近くにあるためか、
店内は劇場のポスターでいっぱい。


さぁ、ワインで乾杯しましょう。


まだ昼には早い時間だったので店内は閑散。
好きなだけ写真を撮影できました。



そういや、ロイヤルオペラハウスでバレエを見たとき、
幕間の休み時間に大人も子供もみんなアイスクリームを食べていたのはどうしてなんだろう。
まるで、「幕間にはアイスを食べる事」という法律でもあるのか?と思うくらい
ほぼ全員アイスを食べてたような気がするのだけどそれは気のせいだろうか。


イギリスの野菜って、グリーンピースもインゲン豆もアスパラガスも歯ごたえがあるなぁ。。。

野菜は歯ごたえ重視なのかな。。。

葉もの野菜を見ないな。。。(あれ?これ葉もの野菜?)


本日の日替わりスープ

おいしいんだけど、何の味なんだろう、これは。。。
Tさんにも飲んでいただいたけど材料が不明。
ま、おいしいからいっか!


あれ?ビーフシチューを頼んだつもりなんだけど。

ま、これもおいしいからいっか!



つつがなく中華料理とフレンチとアメリカンを制覇。


あれ?どこの国に旅行してたんだっけ、私。


ま、おいしかったからいっか!



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