ぐるぐるぐるめ♪

栃木県産。東京→奈良→静岡→ふたたび東京、たま〜に海外旅行、食べある記。10年以上書いてますので、すでに閉店しているお店もありますがご容赦を。

ワイン展とダ・ヴィンチ展

2月某日。
科学博物館で開催されているワイン展に行ってきました。


その前に、江戸東京博物館(両国)で開催されている
ダ・ヴィンチ −天才の挑戦」も見に行ったのですが
当日朝、N○Kが朝の番組でダ・ヴィンチ展を紹介するという
とんでもないテロを行ったため
ふだん閑散としている博物館が大行列の黒山の人だかりになったという、

<糸巻の聖母>



ものすごい混雑だった。。。!


そんな状況からヨレヨレになって離脱しての科博のワイン展です。
もうちょっとゆっくりダ・ヴィンチの描いた
ジブリのアニメーターとして就職できそうな
飛行機械のスケッチを見たかったのですが。

<たとえばこんなの>



とにかく這々の体で上野まで移動しました。


しかし上野も黒山の人だかり。
みんな、どんだけ博物館とか動物園とか好きなの(←オマエモナー)
やっぱり今日が祝日だからかな。


ちなみに科博は2012-2013年冬期にチョコレート展をやっており、
館内の硝子ケースの中でこれでもか これでもかと
美味しそうなチョコを みせびらかし 展示して
最後のギフトショップでチョコレートを爆買いさせるという作戦を取っていました。
いや、作戦というのは私の妄想なのですが。
すごい勢いでチョコが売れていたのを思い出します。当時の日記↓
チョコの神が手招くよ



2015-2016年冬期の科博はワイン展。
館内、とあるワイナリーに迷い込む、という設定。



ブドウを踏む伝統的な風習、「ぶどう踏み」を体験できるエリア
(本当は素足で踏むんだけどね)


バルト海で沈没していた170年前の難破船から引き上げられたワイン

(ちなみに3万ユーロでオークションされたらしい)


それで、これを呑んだら甘かった、という感想があって。
(なにげに勇者だと思うんだよね、呑んだ人)
もとはシャンパーニュらしいけど、既に気泡は無くなっていて甘みが強かったらしい。


一生のうち、飲める機会が巡ってくるかどうかも分からない高価なワインが陳列

このケースの中だけで数百。。。数千万円くらい行くんじゃないか。


鎮座まします、ドンペリ


飲みたい。。。いや、飲めない。。。(陳列用だから)


そういえば、ソムリエの人ってワインを表現するとき、
独特な表現をするじゃないですか。
たとえば、「甘いバニラやアプリコットの香り」とか
「グレープフルーツのような爽やかな香り」とか。


「ここ10年で最高」とか
「50年に1度の出来映え」とか
「100年に1度の出来」とかの
ボジョレーキャッチフレーズもそうだけど説明が既に蘊蓄の域だけど



ベリー、プラム、ほのかにマーマレードの香り。
カシス、チョコレート、スパイスなどの風味もあり、
柔らかく、濃厚な口あたり。
酸味、果実味、オークの風味がバランス良くまとまる。


この長文で1本のワインを表現してるんだからね。
もはやなにがなんだか想像つかない。




香りを表現するときのアロマホイール

ベリー系「クロスグリ
トロピカルフルーツ「レイシ」のように
これに沿って表現してるんだね。


しかし
「着火したマッチ」とか「濡れた犬」とか「スカンク」とかは
どういうときに使うんだろ。味が想像つかん。



赤ワインのサブリミナル効果を狙った壁の脇には。。。


チラリ |ω・`)

ああやっぱり。。ギフトショップにワインがみっちり。


まぁ、お土産にワインドロップ(飴)でも買おうかな。
「ワインドロップはどこに売ってますか?」
店員さんとおぼしき人に売り場を聞いたらば。発音が悪くて
なんだか外国語のワイン名と勘違いしちゃったらしく
高級ワイン棚に誘導されそうになったので早々に逃げ出す。


科博、ギフトショップにソムリエ(?)まで待機させて販売してるよ本気(マジ)で高級ワイン売りまくる気だよ。。。!



「酔っぱらった人」を表現したエジプト絵画

ワイン飲みたい。。。


大丈夫、ワイン展を見てワインが飲みたくなるのを見越して
田崎真也氏セレクトのワイン展オリジナル赤ワイン付きチケット」
買っておいたんだもんね。


大混雑1時間待ちのムーセイオンでやっとありつけたワイン

窓から見える恐竜の骨をサカナにして乾杯。


ワイン展記念メニュー

仔羊のソテー 粒マスタードソース
銀マトウ鯛のポワレ トマトとオリーブのソース


やっぱ祝日や週末って、とんでもない人ごみだったよ。
博物館は好きだけど、
ちょっと、行くタイミングを考えよう。




<けっこう好きな、ムーセイオン窓からの眺め>





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