勝手に空間フラワーアートと名付けてしまっていますが
先日、こちらに行ってきました。
うららかな春ですこと。オホホホ
という声が聞こえてきそうですが
年末にこちらに訪れた際はたいへんな爆弾低気圧な
トルネードハリケーンな日だったのですよ。
それはもう大変な大嵐の日
そう、今日はあの日に封印されていた目黒雅叙園の「百段階段」を攻略しに来たのです。
百段ある怪談の一段一段にロウソクが灯され、
吹き消しながら上がっていくと、百段目に踊り場につき
そこに置かれている鏡を覗き込むと、
妖怪が映し出されるという、
有名な怪談ならぬ階段ですね。
エイプリルフールです。
本来は「昭和初期に建築された絢爛豪華な99段の階段。」です。
(注:目録からの撮影です)
階段だけじゃない。
階段からつながる通路の先に
螺鈿細工の凝ったつくりのお部屋や
純金細工のお部屋や
美人画のお部屋など
7つの色彩空間が繋がっているのですよ。
(注:目録からの撮影です)
今回はこの色彩空間で「いけばな展」があるというので行ってきました。
(前回は封印されてたエレベーターが今日は使えます)
いけばな。。。?
お金持ちのお嬢さんが花嫁修行の一環としてやる、アレかしら?
という先入観を、木っ端微塵に崩壊させるものすごいアート空間が
そこには広がっていたのです。
画像:エントランスのいけばな作品
なにしろ
螺鈿細工のお部屋にパイナップルやバナナの木をダイナミックにいけてた作品もあったからな。。。
全部の作品が文字通り、「生きてる」んだから、すごいよね。
空間植物アートとか3次元フラワーキュビズムとか名称を変更してもいいと思うよ(勝手に)
さぁ
いよいよ
螺鈿細工のエレベーターに乗り込み、
百段階段に出発です!
撮・影・禁・止
あああぁぁ〜〜〜〜〜(残念)
ほんとうに残念です。
あのダイナミックにして繊細な芸術作品の数々を画像で紹介できないなんて。。
エントランスの作品からもダイナミックさが想像出来るとは思いますが。
仕方がないです。外に出て、
目黒から場所を移動して、上野の桜を撮影しましょう。
まだサクラは蕾なんだけど、上野公園はすっかり臨戦態勢ですよ。
なにしろ、花見の時期は上野駅の方まで酒のニオイが漂うからね〜
この日はほんとうにお天気にめぐまれて。
花見ができたらよかったのだけど。まだ早かった。
画像:東京都美術館のナゾのオブジェ
この日は東京都美術館内にあるフレンチ「Ivory」でランチ
西洋ごぼうのポタージュ
せりと赤大根のサラダ
舌平目のムース包み(ホワイトアスパラがあった)
菜の花のピューレ添え
あれ?あの大きなワゴンにはいったいなにが。。。
おっ、シェフがローストビーフを切り出している。。。
おいしそうだな〜
牛肉の赤ワイン煮込みもおいしかったから、
きっとローストビーフもおいしいだろうな。
機会があれば次は。。。
おまけ画像
パークサイドカフェ(上野公園内)の季節のケーキとタルト
東京で桜の空間フラワーアートが繰り広げられる日ももう真近。
.