６月中旬週末の
花盛りのあじさいで賑わう鎌倉。
人ごみは避けて
鎌倉駅から少し離れたお寺に行ってきました。
まずは浄妙寺。
その日はしっとりと小雨日和。
でも、水彩絵の具が滲んだような
あじさいの花によく合う季節です。
純和風の茶堂「喜泉庵」を横目に歩いて行くと。。。
レストランの看板が。
「石窯ガーデンテラス」
そして不意に現れるイングリッシュガーデン。
なんと、お寺の奥の洋館でコース料理がいただけるのです。
世の中は意外性に満ちあふれている。。。
なんでも大正時代に建てられた
貴族院議員の屋敷だったそうな。
それではこの素晴らしいお庭を一望できる
テラス席に座りましょう。
ちょうどこの時期は
薔薇も咲いていました。ラッキーでしたね。
料理を待つ間にお庭を拝見。
今日は薔薇とあじさいを両方見られるなぁ。
素晴らしいお庭にワインで乾杯！
石釜で焼きあげられたパン
ワインに良く合う
３種のフロマージュと鎌倉野菜
この浄妙寺には
めずらしい「山あじさい」
という品種が植えられています。
ガーデンテラスで食事のあと、
散歩を兼ねてお店の裏山を散策しました。
これらの山あじさいを育てるには
「野生の環境」にどこまで近づけるかが勝負なようで。。
「クモの巣が！ギャ〜！」とか言いながら
可憐な山あじさいを堪能します。
ワイルド過ぎる。。。
さきほどの手入れの行き届いたイングリッシュガーデンの薔薇と
野生の状態で咲き誇る山あじさいが一挙に見られるという
珍しい体験をしたのでありました。
