ならまちをてくてく歩いていくと「寧估庵 (ねこあん)」という名前の猫カフェを見つけました。
和風建築の渋い店構え。
入り口には12:30からで90分制という張り紙が。
(注:人気のお店のようなので行きたい方は予約した方がいいかも)
引き戸を開けて店に一歩入り込むと
さっそく足もとに猫がすり寄ってお出迎えしてくれました。
おお。。。テーブルにつき1〜2匹付きで接待してもらえるのか〜(笑)
上を見ると、肉球見せ部隊が寝転がっておりますw
天井に猫用の渡り廊下が作ってあるんだね。
アンティーク調のインテリアのあちこちに猫。
窓際に座ると、19歳のベテラン猫が接待(笑)しに来てくれました。
さぁ好きなだけモフるのニャ〜
ああ、でも注文したカフェオレをどこに置いたら良いのやら?
あの〜、カフェオレを置くので、ちょっとどいてくれますか?
うニャッ?「どけ」とはなんなのニャッ!
(あ、怒ってる)
(ちょっとだけどいてくれました)わぁ素敵な陶器のカップ!
(いや、陶器って、この状態はスリリングすぎる。。。)
ぐいぐい押してくるよ〜
仕方が無いのでカップを持ちながら、立って飲みます。
(椅子も占領されちゃったし)
タンッ!
天井にいた肉球見せ部隊の1匹がテーブルに落ちて飛び降りてきました。
うわっ
ビックリした。。。
これは下手すると陶器のカップや素敵なお皿が割れてしまうのでは???
お店の人に聞いてみました。
「ああ〜、最初、この店は骨董店だったんだけどね〜」
仲良し猫。ナイショ話してるのかな〜
猫に次々と骨董品を割られてしまったので(←!)
骨董屋はやめて、喫茶店を営業し始めた。
そのうち、猫がどんどん増えてきて
この猫カフェが最終形態らしい。
どうりで、もとは骨董屋さんだけあって、凝ったインテリアだよなぁ。。。
「さすがに猫だから、物はよけて飛んでくれるけど、
たまにカップも割られる時がありますよ〜」
とのこと。
「以前、マイセンのカップでお出ししたんですがね〜」
(えっ!)
「マイセンのカップで立ち飲みさせるのは世界中でこの店くらいだろうってお客さんに言われて。。」
(そりゃそうだろうなぁ〜。。しかし、猫カフェにマイセンとは大冒険だわ。)
あの、すみません、伝票をいただけますか
そろそろ帰りますので。。。
もう帰るにゃ?!
もっと遊んでいけばいいニャッ
もっと頭を撫でてニャッ!
(あ、また怒った)
すごいキャストさんだな〜
この手練手管、銀座のお店だったらすごいベテランさんだ!(笑)
ふふふ。。。どんなお客さんもワタシの魅力でリピーターにしてみせるわw
とか考えてる?
機嫌が良いと膝の上で丸まってくれて
持ち上げて抱くと「うニャン。」と鳴く
もふもふの毛並みとぬくぬくの体温。
日だまりの中で時が止まったよう。
誰? 猫を設計したの。 神。
なんなのこの人類の萌えポイントにジャストフィットする生き物は。
本日はありがとうございました。
またのお越しをお待ちしておりますニャッ♥
次回の更新でやっと奈良ぐるめと地酒紹介できるかな。
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