ぐるぐるぐるめ♪

栃木県産。東京→奈良→静岡→ふたたび東京、たま〜に海外旅行、食べある記。10年以上書いてますので、すでに閉店しているお店もありますがご容赦を。

海の日は巨大な海鮮尽くしで。

数ヶ月前、ツイッターのTLが「ダイオウイカだらけになったことがあった。
ちょうどその頃、某TV局でダイオウイカ特集を放送していたらしい。


ふ〜ん、イカねぇ。。。




イカは見るんじゃなくて食べるに限るよ。。。(酒のつまみとして)



食べられないイカなんて……(´・д・`) …



ひょんなことから上野の科博でやっている「深海展」に行く事になり
(展示の目玉はダイオウイカだということを知り)
いちおう予習のためwikiのダイオウイカのページを見る。




いやいやいや、いくらなんでもコレは無いでしょ。
昔の人が想像力をたくましくして描いた絵でしょうよ。。。





しかし映像を見たら想像以上だった!なにこの金と銀のメタルな質感の生き物。
(いまさら)

光の差さない深海は宇宙みたいだ。
宇宙を行く銀のスペースシャトルに、世界最大の目玉が付いている。
(雰囲気が伝わったでしょうか。)
深海展の大画面で見るとすごいわ〜



食べる食べない以前に食べ物のカテゴリーじゃなかった。
イカの姿焼きとか安易にイメージしてすみませんでしたm(_ _)m



大きなイカ6メートルにもなるんだってね〜
どれくらい大きいんだろう?
なかなかイメージできない。。。



大きさをイメージできない方は一番上の棚をごらんください⊂(゜ー゜* )

ここは科博の土産物売り場なんですが、
土産物売り場っていうより「ロズウェル事件現場」って気がしないでもない。
誰か〜〜誰か回収しにきて〜!UFO落ちたから〜〜!(」°ロ°)」




あいかわらず、なんて(理性の)メーターの振り切ったグッズを売るんだ科博。
本当に6メートルのイカぬいぐるみを作るとは。
右を向いても左を向いても上を見ても下を見てもイカだらけの
売り場でひとつだけあった実寸大ダイオウイカぬいぐるみ。



そうか〜
ダイオウイカってこんな大きさなんだね!
はっきりイメージできたよ!d(・ω・´) *☆*
だけどあの巨大ぬいぐるみの用途は何だろう?
どうやって持って帰るんだろう。
部屋に帰ったら天井から釣るすんだろうか。
部屋の床よりもむしろ「月の上」とか「火星の上」とかに立ってた方がナチュラルな外見だよな〜



しかしそんな外見の生き物を「姿焼きにして酒のつまみにする」とか
やっぱ、地球人すごいわ。食への探求、尊敬する。
そして日本人の「なんでもかんでもキャラクター化できる能力」も半端ない。




。。。
一抹の謎を残しつつ
海の日の連休を地元で過ごすため一路、鹿沼に帰省。


気がおけない友人達と久しぶりに地元の某居酒屋に集ったのでした。
海鮮どんさん亭 鹿沼店 - 新鹿沼/居酒屋/ネット予約可 | 食べログ


ここは海鮮の店なのに、前回来たときは全然関係ない物(肉)を食べちゃったから
こんどこそ海鮮を大量に摂取しようね!とかたく誓い合う。



ちょうど、店内でマグロの解体ショーが始まったところでした。


大きなマグロの前で

お店のお兄さんが深々と礼をして。。。


大きな包丁で
一生懸命に解体していくのですが。。。



あれ。。?
お兄さん、その法被は
鹿沼市民による、年に一度の神に捧げる神聖なる祭典
「ぶっつけ秋祭り」の公式ユニフォームでは(しかもお囃子方の)
町ごとに特色のあるお揃いの法被。。。



新鮮なマグロの心臓を神に奉げなければ太陽が消滅してしまうんだ!
それを防ぐための祭典なのに!(笑)



法被の町の名前にモザイクモザイク〜!
な、なんて神聖なマグロ解体なんだ。。。
お兄さん、今度の本当のお祭りには何を着る気なの〜!?
でも観客みんな(←鹿沼市民)楽しそうだ(笑)手拍子してるし
ちょっと早いけど祭りだ祭りだ〜〜


いろいろハラハラしながら解体も終わり、
マグロは無事、トロ寿司となったのでした。


ビフォー

アフター

素晴らしい!


やっぱり海の日は海鮮に限るよ σ( ̄〜 ̄)モグモグ…
しかも、食べられる方の巨大な海の生き物でね!





注:「鹿沼の秋祭りは本当に太陽神に捧げる祭りなのか?」という質問メールが届きましたので、いちおうご説明しますと。。。むしろ起源は雨乞いです。


鹿沼の秋祭り観戦記