12月11日、東京に爆弾低気圧が襲来。
もはやこれは雨なのか滝なのか。
こんな嵐の中、よくぞ目黒雅叙園にたどり着いた、私。
雅叙園に入ると、すっかりクリスマス仕様。
この左側に有名な「百段怪談」への入り口があります。
今日は封印されて中には入れないようです。
百段ある怪談の一段一段にロウソクが灯され、
吹き消しながら上がっていくと、百段目に踊り場につき
そこに置かれている鏡を覗き込むと、
妖怪が映し出されるわけがない。
怪談ではなくて階段です。百段階段。
昭和初期に建築された絢爛豪華な99段の階段。
年に数回しか公開されないそうです。
参考画像:階段の先にある部屋の豪華装飾(wikiより)
しかし今日は、はるばる 怪談を 階段を見にきたわけでもないのです。
よんどころない用事というか、やんごとない集まりがあって
爆弾低気圧の中、この場所まで来たのです。
本来なら「まぁ、素敵なお庭ですこと」「滝がありますのね。」
みたいな会話が交わされる場所ですが
もはやこれは雨なんだか滝なんだか区別がつかない。
窓の外は、もうあきらめて建物の内側に目を向けてみましょう。
注:これは廊下です。
廊下なのか。。。パーティ会場かと思ったよ。。。
全体的に絢爛豪華な造りです。なにしろ1階のトイレには川が流れています。(画像は自主規制しました)
うっかりトイレ個室に入ったら私のアパートかと思いましたよ(広さがそれくらいあった)
トイレ全体じゃなくて、個室の面積が、ですよ。
時代劇ドラマのセットかしら?と思ったら日本料理のレストランらしい。
そしてここにも川が流れる。(注:屋内)
ふと窓の外に目を向けてみたら、ウソみたいに晴れていたよ。
なんだったの?さっきまでの大嵐。
しかも外に出てみたら暑いんですけど。夏日らしい。注:12月。
雨男どころか嵐を呼ぶ男が、今日の参加者の中に紛れていたに違いないよ。
それか百段階段の妖怪がいたずらしたんだよ。
すっかり明るくなって、日の光が全面ガラス張りの窓から差し込んできました。
さきほどのカフェラウンジ「パンドラ」でアフタヌーンティーをいただくことにしました。
アフタヌーンティー部としては今年最後の部活動になると思います。
今年はアフタヌーンティー部、海外遠征もしました→ロンドンでアフタヌーンティーした日記
2015年、目黒雅叙園で有終の美を飾ります。
晴れた状態で、あらためて窓の外の滝を眺めます。
(屋内のライトが写り込んじゃってますが)
「まぁ、素敵なお庭ですこと」「滝がありますのね。」
(さっきは嵐で気付かなかったよ。。)
次々と滝の前に現れる、花嫁さんや成人式の振袖の女の子(写真撮影中)を見ながら(まるでファッションショーみたい)
さっそくアフタヌーンティーを注文します。
かわいらしいポットカバーですね。(紅茶の種類が選べます)
店員「食べられないケーキや、苦手なお菓子はありますか?」
私(心の声:そんなものあるわけないじゃん!)
事前に店側に苦手な食材を伝えることができるようです。
3人で食べたのですが、全部ケーキの種類が違いました。(店側の気遣い)
2番目の皿、一見、和菓子のように見えるけれど
ワインゼリー、ほうじ茶のムース
クリスマスツリーの形のココアクッキー
そして頂上を飾るケーキの数々。。
そして、良い誕生日祝いにもなりました。
お付き合いしてくださった方々、どうもありがとう。
話し込むうちにとっぷりと日も暮れて、
滝がライトアップされ、幻想的な雰囲気を演出します。
今日は窓の外がいろいろな演出があって面白かったなぁ
(自然現象含む)
「まぁ、素敵なお庭ですこと」「滝がライトアップされますのね。」
という会話があちこちから聞こえてきます。
(朝はいろいろあったけれど、)
1日の終わりよければ全て良し。
2016年がそんな年になりますように!
.